山林の炭窯づくり施工開始
先日まで喉の調子が悪かったのですが、今日になって鼻水が止まらなくなりました。
風邪です。熱も少しある状態です。
私比較的風邪はひきにくい体質なのですが、やはり文明から遠ざかるとこのような事態になるのですね。
食事に関しても粗末なもの。空調設備もままならない状態です。
とはいってもそこまで酷くない風邪症状なんで気にすることでもないのですが。
今後もどんどん寒くなっていきます。
そのため寒さ対策が必要です。山林での寒さ対策といったらやっぱり薪で火をおこす形ですよね。
火は人類最大の発明。サルからヒトに進化したのも火があったから。
アフリカから全世界にヒトが移住したのも火のおかげ。
火は暖を取るだけでなく、調理、灯り、虫よけなど様々な用途で使います。
そんな太古の昔から使われている火を私は山林に取り入れます。
まぁただの火遊びなんですが。
火遊びは普通の火遊びも大人の火遊びもやっぱり楽しいです。
どちらにしても燃やす場所を作らなければなりません。
私の小屋には囲炉裏があります。ここで火を焚けば暖も取れ調理もできます。
ただそうなると薪よりも炭の方がよいのだろうか。ということで炭づくりを始めようと思います。
ネットで検索すると炭窯が必要なんですね。ドラム缶の炭窯。土を掘って作る炭窯。
いろんな方法があるようです。要は窯の温度を高めて乾燥、炭化させるってことのようです。
普通の木を燃すと酸素と結合して燃え尽きてしまいます。
ただ窯を閉じて燃やせば酸素と結合しないため燃え尽きず炭化する。
こんな感じみたいなようなのでとりあえずそれに適してそうなものを作ろうと思います。
せっかくだからレンガの窯作りたいということでホームセンターへ。
うーん。高い。
レンガといっても種類があります。今回利用しようとしているのは耐熱レンガ。
火に強いレンガなんですが、普通のレンガの三倍近い値段がします。
一個単価が300円でも100個買えば三万円になります。
また100個じゃ全然足りないです。さらにはちゃんとしたものが作れるかどうかもわかりません。
耐熱レンガ以外に耐火モルタルとかも必要です。
火遊びのためにお金をかけるのはもったいないです。
まだ実験段階、ちょっとしたお遊びで考えているため、山林に転がっているもので作りました。
耐熱ではないレンガ。軽量ブロック、園芸レンガ...。
前オーナーがそのまま放置していった石材です。とりあえずこれらを積んで窯っぽいものを作りました。
耐熱モルタルもないので井戸掘りの際に出土した残土を自家製窯に塗りたくります。
これで隙間を埋めていけば酸素と結合しないのでしょう。
蓋もないのでその辺に転がっていたトタン板を。
まったく保温効果なさそうなんですけど大丈夫なんでしょうか。
いっそのこと窯もスタイロフォームあたりで囲ってみたらどうだろう。溶けますかね。
とりあえずこんな感じで作ってみました。もっと土をかぶせた方がよさそうですね。
ただのごみ置き場みたいな感じです。
試したかったのですが雨です。使えるかどうかはまた今度なんですが、仕事の関係で俗世に戻らなくてはなりません。
その間放置となるんですが、壊れていないことを祈ります。