【山小屋建築】小屋の床に木の板をはる
今回山林に滞在する一番の理由は小屋改修のため。
前回床に杉板をはることを決めました。そして板をホームセンターで購入。しかしその際にシイタケ栽培キットを見つけてしまいそちらに作業を奪われてしまいました。今回もシイタケ栽培の作業をしていましたが収穫だけで済みました。今日こそ床をはっていきます。
室内には最後のアシナガバチがいます。前回来たときは何匹か小屋の中にいましたがついに一匹となったようです。
もう動く体力がないようでほぼ止まっています。このまま死んでいくのでしょう。来年の春まで蜂はお預け。でも人間も春までお預けになるでしょう。
さて、荷物をどかして床に板をはっていきます。小屋の中には床板と元壁だった合板、それに脚立が二つあります。これらを毎回出し入れしなきゃなりません。脚立は天井に断熱材を入れるために購入しました。今は使っていないのでこれらもどこかに片付けられる場所を作った方がよさそうです。この小屋の下に床下があるので脚立は小屋の下へ。不要の木材は燃やそうと思います。
荷物をどかしたら板をはっていきます。
板をそのまま釘で止めるだけであればよいのですが小屋は出っ張りがあります。そのため加工が必要です。目測で何とかしていきます。柱の部分の形に木の板を切っていきます。
一応それっぽい感じに出来上がってるんじゃないでしょうか。こういうの中学校の授業以来です。小さなノコギリがあったのでそれを使って切りました。これぞ「匠の技」ってやつです。
釘は以前何かで買ったやつを利用します。適当に釘を打っていきます。利用する釘はスクリュー釘というもの。釘がスクリュー状になっていて抜けづらくなるんだとか。床などに使うのに適しているそうです。なんだか知らんけどよさそうな釘でした。でも抜けづらいということは一度失敗するとダメってことです。
そして適当に打って失敗します。これぞ「匠の技」。
まぁちょっとぐらいこういう部分があってもいいんじゃないでしょうか。気にしだしたら何も作れません。こういう無骨なところがクールなんじゃないでしょうか。
現在はっている板の長さは1820mmだと思います。理想は加工とかしないで縦に二枚板を並べるだけなら楽なんですが部屋のサイズは3640mmより短いようです。そんなわけで多少切らないとダメなんです。
切るのであればノコギリが必要です。しかし手元にあるノコギリが剪定用のやつか小さいサイズのヤツしかありません。以前は持っていたと思っていたのですが見当たりませんでした。
男のDIYは大味で!多少雑でもそれが味!
木の枝も木の板も同じ木です。
ということで剪定用のノコギリで家を作っていきます。
ちょっと粗目ですが切れているので問題ありません。案外これも使えますね。
ドアのサッシの上で板を切っていたらドアのサッシごと切ってました。こうやって間違って傷つけるのも「匠の技」ってやつです。
木材加工の作業をするのであれば作業台があった方がよさそうですね。
作業台が無いと傷つけたりとか色々失敗しそうですがそこは技術でカバーしていくしかありません。
とはいっても技術がないのでカバーできるはずもなく床材はどんどんなくなっていきます。これも匠の技。
中央の部分は比較的簡単にできますがこの壁際は加工が面倒ですね。
杉板を縦に割って85mmくらいにしないとダメっぽいです。また小屋が曲がっているのですべてが85mmではないのが難点です。しっかりと測ってもそもそも加工が難しそう。流石に今使用している剪定用ノコギリではちょっと難しそうです。あと技術的な問題もあります。これに関しては後回しとしましょう。
それ以外の場所は結構綺麗になってるんじゃないでしょうか。釘が足りなくなってしまったので中断となりました。この床にさらに床を貼ろうと思ってましたがこれにニスとか塗ってパテで隙間を埋めて綺麗にするだけでよいかもしれません。
今回小屋の片面をやりました。もう片面も同じ作業をすればあとは中央の囲炉裏のあるところだけとなります。床が終われば完成!と言いたいのですが前回同様に漆喰の壁が一部崩壊しました。壁は床が済んでからなおすことになりそうです。どちらにしても続きをやるのであれば釘が足りませんので買い物に行きます。
ホームセンターに行くついでに牛丼屋へ。若いころ二週間連続で牛丼を食べていたことがあります。二週間昼と夜毎日牛丼を食べていました。当然体調を壊しました。一時は見るのも嫌だった時期がありましたが最近牛丼が美味しく感じるようになりました。とくに山林に滞在の合間に食べる牛丼は美味しく感じられます。別に山で肉が食べられないというわけではないのですが美味しく感じるので山を下りると牛丼屋に立ち寄ってしまいます。
ホームセンターで釘を買いましたがついつい別のものも購入。とりあえず床はまた今度。そしてまた始まるシイタケ栽培。