その辺の土で炭窯を作り出してみた。その2
今日も元気にどろんこ遊びです。
山林の楽しいところは何をしても怒られないこと。好きなことを好きなように好きなだけできます。
もちろん法を犯せば怒られます。ルールは守らなければなりませんが、マナーというのはありません。
うんこを垂れ流しても怒られることはありません。全裸で走り回ってもお咎めなしです。
どろんこ遊びも大人がその辺でしていれば通報されます。事案です。
幼児に混ざって砂場で遊ぶ中年男性。
ただの不審者です。
山林で全裸になって走り回るのもただの不審者ですが、どろんこ遊びはとくに問題視されません。
前回の山林滞在のとき、窯を作りはじめました。
作り始めたというよりは、作ってみた。しかも炭窯とは到底呼べない代物でしたが。
その先日作って放置した自家製炭窯。みごとに壊れていました。
土で作る窯は雨風に弱いです。そのため屋根をつけるべきなんですがそんなことはお構いなし。
とりあえず作ってみようと見切り発車で作成した結果、何も残らないという状態になってしまいました。
だからといって諦めません。今度こそしっかりとしたものを。いやしっかりとしてるっぽいものを作ろう。
前回は時間がなかったのでなんとなくレンガを積んで隙間を泥で固めたという状態でした。
隙間を埋めるといってもちょろっと土を被せただけ。もちろん隙間は埋まっていません。
これではただの囲いです。そのため今回は今度は大量の泥を作成。
ネットの情報だと藁を泥に混ぜるとよいのだとか。
詳しくはわかりませんが、藁が発酵して粘りがでる?藁が骨材になるみたいです。
しかし私の山林に藁はありません。そのためその辺に生えている枯れ草を混ぜます。
効果があるかは不明です。
前回の三倍の量の残土を用意し、積み上げたレンガに塗りたくります。
この作業をしていたら丸一日かかってしまいました。
見た目は前回よりましになりました。あとは使えるかどうかです。
乾くのを待つ気なんてさらさらありません。
とりあえずその辺にある朽木を窯の中に投入。火をつけます。
入り口付近で火を焚き、炉内の温度を上げていきます。
楽するためにブロワーで風を送ります。
本来炭窯というのは窯の温度を高温にし、木材を乾留することで木炭になります。
周りは土の壁。少なからず温度は保てると思いますが、天井は鉄の波板。まったく断熱している気配がありません。
また波板のため隙間から煙が漏れています。
これでは高温を保つことができず、ただ燃えるだけとなってしまいます。
蓋をしたたき火。何の風情もありません。
今後の課題点は炉内の温度を高める造り。そして雨風が防げるような屋根づくりですね。
とりあえず波板をおいた後その上から土を被せるって感じですかね。
また天気が悪くなるので壊れそうです。。。