山林生活

シイタケ栽培拡張。駒菌を買って原木栽培へ

シイタケ栽培拡張。駒菌を買って原木栽培へ

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椎茸を収穫しましたが青カビが生えていました。売っていたぼた木を水に漬けただけ。すでにシイタケの菌糸も植えてあるので楽チンなやつです。放置しておけば育つだけだと思ったのですがそんな簡単なものではないようです。

シイタケ栽培は天気や湿度管理、鳥獣被害など色々と考えて行わなきゃダメっぽいですね。
でも今回のことでシイタケ栽培の何たるかを知ることができました。この失敗をもとに次に行きたいと思います。

前回来たときに伐採した木です。前々から邪魔な木があったのですが切りました。こちら広葉樹です。

シイタケに適した木はコナラ、ミズナラやクヌギなんだとか。あとはシイタケという名のとおりシイの木が適しているのでしょう。
こちらの木が何の木なのかわかりません。見たこともない花が咲くのでしょう。何の木かわかりませんが広葉樹であればキノコ育てられるんじゃないでしょうか。

ということで買ってきました。キノコの菌糸とドリルビットです。
前回はシイタケ栽培をよくわかっていなかったのですでに菌糸が植えられていたぼた木を買ったわけです。でもドライバーと菌糸があればその辺の木に植え付けていけばよいだけです。なんかそれって簡単じゃないでしょうか。
これより本当のキノコ農家になるんです。シイタケ以外のキノコも考えたのですが、まずはシイタケをちゃんと回収できるようになりたいです。

ボタ木を50cmの長さで切っていきます。

畑と同じで種を植える位置もあるようです。また植える時期やそもそも原木の準備もしなきゃダメっぽいです。とりあえず今回はそういう面倒な手続きは飛ばしていきたいと思います。キノコはカビの一種。青かびが勝手に生えるんだからキノコも適当にやって育つはずです。

一応上部5cmは穴を開けません。それ以外の場所は適当な位置に穴を開けていきます。購入したドリルで穴を開けるんですが...

全然ドリルが入っていきません。ドリルのピッチは買ってきたシイタケの菌糸の大きさに合わせてあるようです。しかし深く入らず手前で止まってしまうためこれでは菌糸を植えられません。どうやらパワーが足りない模様。全く歯が立たちません。バッテリー不足ではなくそもそものトルクが足りないみたいです。

電動ドライバーのドリルビットは六角の形です。しかし8mmのレンチだと大きく7mmだと小さい。ラチェットレンチが使えないので万力で代用します。これが案外大変の作業です。電動ドリルでチャチャッと終わるもんだと思ってたのですが穴開けるのにスゲー時間がかかります。

万力だとすごい時間がかかるのでモンキーレンチを用意。
このモンキーレンチを買って20年。一度も使ったことなかったのですがまさかこんなことで使うことになるとは思いませんでした。

最初の頃は1本つくるのに一時間ほどかかりましたが慣れてきたら30分程度で出来るようになりました。パワーのある電動ドリルがあればもっとスムーズに済むのでしょう。キノコのために電動ドリル買うことはできませんが。

最初の頃は適当に穴開けただけだったので駒菌が奥まで入っていません。これも愛嬌ってやつです。

七本できました。駒菌は100個植えてあります。ちゃんと収穫出来ればかなりの数のシイタケが手に入るはずです。

あとは水に浸けておきます。50cmの長さで作ったので桶にジャストサイズでした。長さを50cmにしたのはこのためです。前回水に浸けるのが大変でした。このサイズなら突っ込んで満水にすればいいだけです。これで一日放置すればええやろ。

前回購入したぼた木は4本でしたが桶には3本しか入らなかったため1本浸水しませんでした。水に浸けとかなくても育つだろうと思ってそのまま放置したのですが全く生えてきませんでした。というわけでそれも水に浸けときました。

一日水に浸けたぼた木。あとはどこに放置するかです。陽のあたる場所はキノコが育たないんだそう。日陰じゃなきゃだめなようです。かといって雨が当たる場所もダメ。理由はカビが生えるから。カビを育てるのにカビが育たない環境じゃなきゃダメってのも変な話です。つまり雨に当たらずに日陰の場所でなければならないということです。

そうなるとこちらでしょう。小屋の下です。はじめて小屋の下にもぐってみました。ここならば雨にも降られないでしょう。濡れたぼた木放置するのもちょっと問題っぽいですが。

適当に放置します。これで次に来た時キノコが生えてればここで育てるのが一番ということです。もしこれで青かびが生えるのであればもうここでのキノコ栽培は出来ないことになります。そもそもこれでシイタケが生えてくるとは思えません。気温も低いし、利用したボタ木の状態も栽培に適しているとはいえません。駒菌がすでに植えられたボタ木を買って育ててうまくいっていないのに、素人がキノコ栽培が出来るとは思えないんです。でもこうやって人は成長していくんです(成長してないけど)。次に山に来るのが楽しみです。

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