師走の山林生活。自家栽培の状況
山林に滞在しています。
12月、地域によってはすでに雪が降り始めているようですが千葉の房総は今のところその様子はありません。とはいってもやっぱり寒いです。日中は日が出ていれば暖かいのですが夕方から急激に冷え込みます。車内で寝るのが厳しい時期となりました。1月になればさらに寒くなりますので今のうちに色々やっておきたいです。
前回滞在時にサツマイモを収穫した場所に石灰を大量散布しました。サツマイモの育ちが悪いということで土壌改良を目指したわけです。酸性よりもアルカリのほうがなんかよさそうだと思っていたのですがそれは大きな間違いでした。
一カ月ほど経ったので様子を見てみました。
一晩土壌酸度計を挿しておいたのですが中性の状態です。多分壊れていないと思います。
作物を育てる上で理想な土のPH値は6.5なんだそう。ちょっとアルカリに偏っているようですね(というより石灰撒く前と数値に変化がない)。
石灰はアルカリ性に傾けることができるそうです。反対に酸性にするにはピートモスが良いんだそう。あとは硫安などの肥料を撒くと効果があるようです。
ピートモスってなんだろう?と思ったのですが泥炭、ピートのことでした。泥炭自体見たことないですがウイスキーを作る際に使うやつってのは知っています。ホームセンターで肥料として売られているようなのでそれを買ってきて撒けばよいだけです。
ということでそれは来年の春にしましょう。
ピートモス買ってきてそれ撒いて耕してなんだかんだすると時間もかかります。これは見なかったことにしてシート敷きます。シートを敷いておくと雑草が生えなくなります。作物を植えるときは剥がして耕せばよいだけですからね。使わないところは蓋をするのが一番です。
夏に比べるとこの時期は雑草は少なくなります。しかし生えてくるものは季節関係なく生えてきます。
ニンニク畑。というより現在ニンニクしか植えていません。ニンニクは今のところ問題なく成長しています。しっかりと肥料を与えた成果が出ています。ただそこまで伸びていませんが周りに雑草が生えだしています。
山に滞在するたびにこの雑草除去の作業が必要となります。畑以外の場所には除草剤を撒きました。しかし畑に除草剤を撒くわけにはいきません。そうなると毎回草を刈ったり、虫を殺さなきゃダメなんです。その作業が結構重労働なんです。
先日、販売されている春菊が基準値の180倍以上の農薬が検出されたニュースがありました。玉ねぎに使う農薬と間違えたということですが農家が農薬を利用するのもわかります。もちろん無農薬で有機肥料の方が良いんでしょうが手間もかかるし下手したら収穫できないこともあるわけです。毎日雑草を抜く作業を考えれば多少味が悪くなっても農薬散布した方がよいですね。高濃度の農薬被害なんて多少骨が曲がったりするだけですから。今後は農薬を取り入れていくことも検討します。
雑草はなんとなくミントっぽい葉っぱが生えてます。
食べてみましたがミントではありませんでした。ただの苦い葉っぱ、なんだか不明です。
山林を購入してからその辺に生えている草を口にすることに何の抵抗も感じなくなりました。とりあえず口に入れてみようスタイルです。これまで問題なく食べられてます。そして基本的にどれもまずいです。このスタイルを突き進めばいつかはトリカブトを食べて死ぬのでしょうね。
畑といっても日陰になりやすいところ日が当たるところの差があります。この部分は日当たりの悪いところです。畑の色が緑がかっています。日当たりが悪くジメジメしている。ただ以前まではこのような状態にはなっていませんでした。おそらく肥料過多の状態なんだと思います。肥料が多く肥沃な土壌となる。そして水はけが悪いから苔が生えてしまったのでしょう。一応ニンニクは育ってますが若干育ちが悪いです。そのため何とかなおさなきゃダメなんでしょうが改善策が思いつきません。こちらもとりあえず放置という感じです。ニンニクが腐っちゃうかもしれませんがそれも世界の理です。ダメになったらその時は諦めましょう。
今回は畑作業をする気はありません。多少雑草は刈りましたが本気で除草はしません。
畑仕事をするとそれだけで数日過ごさなければなりません。さらには筋肉痛で次の日は動けないという状態に。そんなわけで山林に滞在しても畑作業しかできずに帰る状態が続きました。でも今回は早々に畑作業を終わらせます。畑は春になってから、それまでは軽く様子をみるだけにします。そもそもニンニクしか植えていないしこれ以上別の作物を植える気もありません。予定では春にサツマイモや生姜を植えたいと思ってますのでそれまで放置です。
今回は畑作業ではなく別の仕事をしに来たんです。さて早速次の仕事にとりかかろうと思います。