山林生活

ラオスに行って何もしなかった感想。

ラオスに行って何もしなかった感想。

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昨年はバンコクに行って何もしませんでした。
そして今年はラオスに行って何もしませんでした。

旅行は行った旅先で何かをしなければならない。
観光地を巡ったり、アクティビティに参加したり。
たしかにそのような旅もいいのでしょうが、旅行の目的って各自が決めればいいものです。そのため私のように何もしないというのも楽しみ方の一つだと思っています。

バンコクに行って何もしなかった感想。
バンコクに行って何もしなかった感想。

バンコク旅行7日間滞在し、日本に戻ってきました。 私三年前に一度バンコクに行ったことがありましたが当時と比べる

ラオスにはそれができる魅力があると思います。

とくに主だった観光名所というものはありません。恐らく見て回るのであれば世界遺産や神社仏閣を巡るくらいです。私はそのどちらも行きませんでした。初日にパトゥーサイを見に行っただけ。

【ラオス】何もなくはない!ビエンチャンの観光とグルメ
【ラオス】何もなくはない!ビエンチャンの観光とグルメ

ビエンチャンには「何もないがある」というのが魅力の一つですが、一応観光スポット的なところはあるんです。せっかくラ

パトゥーサイは作られた経緯に違いはあれど、見た目は通天閣と大差ありません。

ここがかの有名なパトゥーサイなんですねー。

それくらいで終了です。恐らく寺院をまわったとしても同じような感動なんだと思います。信仰心も薄いため感動もないのでしょう。外観は見ましたが中には入りませんでした。私と同じような人なのであれば逆に楽しめると思います。

行かなければならないスポットがあると、そこを巡らなければなりません。
例えば京都に行けば金閣寺、銀閣寺、清水寺に伏見稲荷といった感じで、そこに行ったのであれば名所を回らなければならないという使命感がでてしまいます。これが佐賀県であれば、巡るところも限られる?でしょう。回らなくてよい分、ほかの時間に回せるということです。

今回のラオスの旅はほかの時間に回すことができました。そのほかの時間とはホテルでのんびり過ごすことです。

ホテルでのんびり過ごすのであれば別に日本でもできるわけですが、その日本でできることをあえて異国の地で行うことが贅沢なんだと思うのです。その国でしかできないことを楽しむというのもよいとは思います。でもそこに行かなくたってできることをあえて行うという無駄な過ごし方って贅沢だとは思いませんか。

私は無駄な時間を過ごすためにラオスに来たのです。

実際にラオスにはとくに何もありません。大きなショッピングモールやデパートもありません。そのため買い物をしたいと思ってもできません。飲食店も似たようなお店が多くあります。とくにどこかの有名店に行かなければならないということにもなりません。郷土料理的なものはいろいろありますが、絶対に食べておくべきというほどのものもない感じでした。何もしなくてもよいというのは魅力の一つだと思います。

ルアンパバーンの方に行けばまたちょっと違ったラオスの一面を見れたのかもしれませんが、移動手段が限られ、日帰りで行くのはしんどいです。そのためビエンチャンから一歩も出ることはありませんでした。しかもそのビエンチャンも徒歩圏内しか動いていません。一番遠くまで行ったのがパトゥーサイ。あとは徒歩10分圏内をフラフラしていただけです。
そのためビエンチャンのほんの一部しか観ていませんし理解していません。飯を食べるのも毎日同じ店って感じでした。

店舗によってラープでも味付けが違うようですが、それすら確認せず、同じ店にずっと行っていました。ずっと同じ店でずっと同じものを何も考えずに食べる。食事で悩むこともないのでストレスフリーです。

こんな堕落した旅でしたが、かなり充実したと思います。本当であればもっと居たかったのですが、色々とやるべきこともあるため、日本に戻ってきました。

またラオスに行くかどうかという点に関してですが、正直なところまた行きたいとは思えませんでした。
理由は中国色が強すぎるからです。東南アジアは中国色が強いのはわかるのですが、それでも独自の文化が強くあります。しかしラオスに至っては中国がかなりつよいです。二年後に鉄道ができればさらに中国と化すでしょう。ラオスの魅力がどんどん減っていってしまうわけです。もし次にラオスに行くことがあるとすれば、陸路で立ち寄るくらいでしょうか。

こんな感じでラオスの魅力を全く語れてませんが、行って後悔はありません。充分満喫できたし、行ったことがない人はぜひラオスに行くべきでしょう。残念な国ということもなく、その時は楽しめると思います。

次はどこの国にしましょうかね。
ベトナム、カンボジア、ミャンマー。今のところこの三つが濃厚となっております。今年の年末に行くか、もしくは年明けに行くか、どちらにしても寒い時期に行くこととなるでしょう。でも財布と相談しなければなりません。ANAマイルで行くといっても、航空券が無料になるだけでサーチャージは別途かかり、そして現地のホテル代や滞在費がかかります。とくにホテル代は重くのしかかります。

今回はホテルの滞在時間が長くなるつもりだったので比較的良いホテルを選びました。そのため負担が大きかったのです。
良いホテルを選んだ理由は、日本人スタッフがいるということが書かれていたからです。
ラオ語どころか英語すら話せない私にとっては、日本人スタッフがいるというのは強みなわけです。チャックインもチェックアウトも日本語で、そして困ったときは日本語で聞くことができるわけです。

日本語で話しかければよいだけ。何も悩むことはない。

しかし、ホテルにずっと滞在していたのにもかかわらず、日本人スタッフとは一度も会うことなくラオスの旅を終えました。チェックイン時は不在。チェックアウトの時も不在。たまたまいなかっただけなのかもしれませんが、ここまで会えないと本当に日本人スタッフがいるのかどうかも定かではありません。
このような事象はバンコクでもありました。バンコクでは日本語スタッフと書かれたホテルに泊まったのですが、その時も日本語スタッフはいませんでした。

わざわざ高い費用を支払ったのにも関わらず、そのサービスが受けられないのであればもう少しランクを下げてもよさそうな感じがします。ホテル滞在時間が長いためゲストハウスのようなところには泊まりませんが、次回の旅は日本語スタッフのことは考えずに泊まる予定です。

私のように英語が話せなくてもどうにかこうにかこんな感じで海外でのんびりできるわけです。ラオスとか私にとっては未開の地でしたが、一応都市部なので不都合なく過ごすことができました。英語が全く駄目だから海外には行かないと考えている人でも、どうにかなると思います。今回の旅で使った英語は「to go」と「this one」だけです。あとは日本語ごり押しジェスチャーでどうにかこうにかできるもんです。真冬に南国行くのって贅沢の極みです。

日本はこれより暖かくなるようですが、まだまだ寒いです。そういえば、畑もやらなければなりません。
今月全然行けてないので近々山林滞在しようかと思います。

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