山林生活

【ラオスの最終日】ワッタイ空港までの行き方【ビエンチャン】

【ラオスの最終日】ワッタイ空港までの行き方【ビエンチャン】

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ホテルのチェックアウトは12時。しかし飛行機が出るのは20時過ぎ。8時間ほど時間を潰さなければなりません。本来であればレイトチェックアウトができるかどうか聞きたいのですが、それすらも煩わしい。英語ができないとこのような不便を強いられるわけです。

でも、それも楽しさの一つです。

と言い聞かせて最後のラオスの旅を満喫しようと思います。しかし日中そこまで出歩くこともありませんでした。やはりビエンチャンは暑いです。日が暮れればかなり過ごしやすい陽気になるのですが、日が昇っているときは日影じゃないと暑すぎます。こんな中8時間も待たなければなりません。かといって観光をする気もなく、すでに観光は終わっています。どこまで時間つぶしをしなければならないわけです。飛行機のチェックインが出来るのは二時間前くらい。多めに見て三時間前に空港につくとして、空港までの移動時間などを考えて三時間半ほど。それでも四時間半どこかにいなければなりません。

これが手慣れた人なのであれば四時間半程度楽に過ごせるのでしょう。しかし私にはそんな技術も能力もありません。

時間を潰すとなれば喫茶店です。

ビエンチャンには結構な数の喫茶店があります。スタバはありませんがそれに似たような店舗があります。
これまでも何軒か行っています。大体昼飯を食べた後はカフェに立ち寄りアイスラテを持ち帰る。ベッドメイクが終わってなさそうな場合は店舗で飲んでいく。それの繰り返しでした。

アイスラテばかりでは飽きるからということでアールグレイを頼んだこともありましたが、私の英語力では「アールグレイ」という言葉は発せていないようです。最終的には「This one」で頼むこととなりました。

冒険はしないべきである。男は黙ってアイスラテ。

ただアイスラテでも店によって大きく味が違います。
ガンガンに甘いアイスラテやすげー苦いアイスラテまで。

こちらの店舗のアイスラテは甘いやつです。メコン川沿いにあるのでナイトマーケットの帰りはこちらによっています。お土産屋にも同店のコーヒー豆が売っていたのでラオスでも有名店なのでしょうかね。「Sinouk Coffee Night Market」という店舗です。

今回は「JOMA BAKERY CAFE」というお店でラオスのスタバ的な存在の所に行きました。

店舗内に飾られているものから、こちらの店舗はカナダと関係があるみたいです。

普通のアイスラテ。砂糖は入っていません。この手のコーヒーはビエンチャンでは重要です。基本的に甘い飲み物しかないですからね。甘くないのは水かビールだけなので、普段この手のコーヒーが飲めるのはうれしいです。

ただ、このコーヒー一杯で四時間半過ごすというのは申し訳なく感じてしまいます。
Wi-Fiがあるので過ごすことはできるのですが、気分的なことで過ごせません。そのため二時間ちょっとだけ滞在して混み具合を見て店を変える戦法にします。
スタバとかマックとかがあればその手の店に長居をするのですが、ビエンチャンにはそれが無いため、そこが難点です。

「JOMA BAKERY CAFE」はスタバ的な存在と言っていますが、恐らく地元の人はそこまで使わないのでしょう。利用客は観光客ばかり。
そして、観光客の集まるところには大体物乞いが来るわけです。

これまで何度か物乞いを目撃しています。というより同じ物乞いに何度か会っております。基本的に私は募金をする、誰かに物を上げるということはしてきていません。そのため例えかわいそうな人だったとしても手を差し伸べることはありません。ビエンチャンには子供の物乞いもいました。とはいってもそこまで多いというわけではありません。ラオスでは貧困を抱えているということでしたが、食糧自給率が高いため、食うには困っていないのでしょう。お寺が面倒見てくれるというところもあるようなので。

二時間と少し滞在しました。そのため別店舗に移動です。あと残り二時間も別の喫茶店で過ごします。

写真を撮り忘れてしまいましたが、ラオプラザホテル前にある「DADA Cafe」というところです。

この店はどうやら出来たばかりのようで、ネットで探しても情報が見当たりませんでした。ただビエンチャン市内に別店舗があるようです。店内には韓国の書籍が多く並んでおります。恐らく韓国系のお店なんだと思います。

このように考えると中国や韓国って手広くいろんな国にお店を出している感じがします。
日本はそれに比べると少ない感じがします。あっても日本料理屋くらいです。ビエンチャンにはイタリアントマトが経営しているお店もあるのですが、ラーメン屋のようです。日本人経営のカフェもありますが、スタバ的なお店を出す日本人は少ないみたいですね。このDADAコーヒーの向かいにある喫茶店もたぶん韓国系のカフェでした。どちらも甘くないコーヒーを提供してくれます。ここで時間になるまで過ごしました。

そして店を出ると、先ほどの店前で声をかけられた物乞いが再登場。私は物乞いのルート上にずっといたってわけです。

さて、帰国です。
ラオスに来たときは空港からタクシーでホテルまで行きました。ただバンコクとは違ってタクシーがそこまで走っておりません。移動手段はトゥクトゥクです。値段交渉をしなければなりません。そしてタクシーとは違ってエアコンはありません。自然の風を浴びれるとはいうものの、ここ最近大気汚染が酷くなっているわけで、そんな風は川崎で充分浴びているわけです。排気ガスに汚れて空港に行くよりも涼しい車で移動したい。そのためバスを選びました。

ラオスには鉄道が今のところありません。そのため移動手段はトゥクトゥクかバイクタクシー、バスになります。今回はそのバスを利用します。そのバスに関してですが、日本とかかわりがあるようです。京都市がビエンチャンと友好都市で、京都市から市内で使用していた中古バスを提供したのだとか。それを利用して循環バスを運用しているようです。市内からワッタイ空港まで15000KIP。タクシーだと60000KIPだったのでかなり安上がりです。

海外の公共交通機関は遅れるのが当然といったイメージがありますが、このバス事業にはJICAがかかわっているようで時刻表通りに市内を運行する公共バスとしての、走行実証をしているみたいです。

40分間隔のバスが予定時刻の10分遅れでバス到着。東南アジアで10分遅れは許容範囲内でしょう。
空港行きのバスでのため利用者は観光客。というより乗った人は私含め二人だけです。バス待っている間もトゥクトゥクの人に何度も交渉を持ち掛けられました。多少値段が高かったとしてもトゥクトゥクの方が便利なのでしょう。路線バスが出来てからまだ二年ほどのようで定着はしていないみたいです。

ちなみにラオスの路線バスはリアルタイムで運行状況を見れるサイトがあります。

https://lao.busnavi.asia/

こちらでバスがいつ来るか見ていましたが、どうやらすべてのバスが表示されているわけでは無いようで、私が乗ったバスは表示されておらず何の役にも立ちませんでした。

ビエンチャンにいながら日本の雰囲気を味わえます。多少出入り口を変えたりと改造はされているものの、降車ボタンなども残ったままとなっています。京都でバスに乗ったことはありませんでしたが、こんな異国の地で京都のバスに乗るとは思いませんでした。

これこそ「ザ・京都」といった感じ。

京都らしいものもこんな感じで残っております。こんなところで京都の闇の部分を目にすることに。現地の人はこれを見て何を思うのでしょうか。

利用者が少ないためバスはどこにもとまることなくワッタイ国際空港へ。来たときは夜ですぐにタクシーに乗ったので外観などを見ておりませんでしたがかなり小さな空港です。日本の地方都市にある空港の規模感です。

大きさとしては熊本空港くらいでしょうか。
空港内にはお土産品を売っているところとカフェ、三階にはレストランがあるようです。それ以外には何もありません。まさに田舎の空港といった感じ。バンコクとかだとかなり待たされますがラオスだと利用者も少ないのでチェックインもスムーズ、入国審査もスムーズです。出国エリアには一応免税品やお土産コーナーはありますが、かなり狭いエリアに少しだけあるだけです。ここでお土産を買って帰るというのは望ましくないようで、買うなら街で買っておいた方がよさそうです。

もう少し早い便に乗れれば良かったんですが、ANAのマイルで探したらこの便になってしまいました。そのため8時間待機という状態になってしまいまして。基本的に最終日は何もせずに飛行機に乗って帰るというのが一番です。まぁ短い時間ではあったためラオスのラの字もわからない状態で帰ることになりましたが、それでも十分楽しめたと思います。旅行が好きな人からしてみれば何もしないで何が楽しいのか?と疑問に思うかもしれませんが、これが私の海外の楽しみ方です。

ただここで終わりではありません。
これよりバンコクを経由して日本に行かなければならないのです。

トランジットは行きで経験しております。帰りも同じようにすればいいだけですが、行きと違い帰りの乗換えの時間が50分しかありません。バンコクでゆっくりしたかったのですがそれをする時間がありません。乗換えに50分だと充分のように感じますが、到着してから出発までの50分です。飛行機から降りるまで多少時間がかかります。また、定刻通り飛行機がバンコクに向かえばよいのですが20分遅れで出発。つまり出発まで30分を切っているわけです。

まさかバンコクについて早々グランドスタッフとともにスワンナプーム空港の中を走ってトランジットすることになるとは思いませんでした。今度からはもう少し余裕のある乗り換えにしたいと思います。

無事、日本に帰国です。こんな何の参考にもならない旅ですみませんでした。

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