【ラオス】現地SIMを購入してネット回線をつなぐ
海外だとしても当サイトは更新し続けます。
更新をするためにはネット環境が必要。ホテルのWi-Fiを使うのも一つですが、出先でも更新ができるようにしなければなりません。またネット依存の私ですので電波は生きる上で重要です。
ラオスでSIMカードを買ってスマホを使う。
これを目指さなければなりません。
ドコモの海外でも使える海外パケットサービスを利用するのもひとつですが一日当たり24.4MBまでが1980円。パケホーダイの場合2980円かかるわけです。5日でも15000円もかかってしまうため現実的ではありません。それであれば現地のSIMカードを買って運用した方が良いですよね。
大体どこの国でも空港に携帯会社のお店があります。街中でSIMカードを買って行うよりも、空港であればキャリアスタッフが対処してくれるものです。バンコクではちゃんと店があって、そこで設定してくれました。バリ島は店はなく、ベンチに座っている人に話しかけてSIMカードを購入しました。ラオスはいかがでしょうか。
空港に着いたのは20時前だったのでお店が開いているか不安でしたが、お店はありました。お店といってもカウンターがあるだけ。とくに看板とかはありません。
SIMカードなので通話ができるものもありますが、通話機能は必要ないためデータSIMの購入です。ラオスには通信会社が四社ほどあるようですが、一番つながりが良いと言われているLaoテレコムを選択。
プランがいくつかありますが7日間で4.5GBが新プランで7GBになったそうです。お勧め商品のようなのでそれにしました。滞在期間が7日以上になったとしてもトップアップで延長することができるようです。30日間7GBの60000キップにするか悩みましたが7日間7GBの40000キップのやつを購入することに。
なれないキップ紙幣。そもそもキップなのかキープなのか単位名がよくわかっておりません。
ちなみに以下のキップ、見た目からすると60000キップのように見えますが右上には20000キップと書いてあります。正解は20000キップ。
すげーわかりづらい。
それとバーツが比較的使えるということでしたが基本的にキップ払いになっています。お店ごとにレートが書いてありますが、無難なキップ払いが良いでしょう。空港の両替でも比較的良いレートで交換が可能です。
料金は40000キップの前払いとのことなので50000キップを支払い10000キップのおつり。単位がでかいので金銭感覚が狂います。
利用する端末がポケットWi-Fiです。SIMカードをアクティベートするためにはSMSを使わなければなりませんが、データ端末ではそれができません。そのため店員の端末を使って開通してもらいます。開通したものをポケットWi-Fiに挿し直して利用できるかを確認。問題なく開通しました。
コープチャイ。アクティベートしてくれたことにお礼を言います。
とりあえず、これで開通できました。ネット環境が整えばちょっとしたこともGoogle先生に聞いて対処できるため安心して旅行ができます。あとはタクシーでホテルに行くために別のカウンターに向かおうとすると...。
ヘイ!40000キップ!!
すでに払っているのにも関わらず催促されています。「paid!!」と伝えるもどの紙幣で支払ったのかと聞かれます。そのため50000キップで払い10000キップの釣りをもらった旨を全てジェスチャーで伝えていきます。
ていうか、あんた5分ほど前に受け取ってたじゃん...。
ラオス着いた瞬間から本当に不快な思いです。当然相手からの謝罪はありません。
携帯会社が私を騙そうとしたのか、うっかりしていました(てへぺろ)なのかはわかりませんが、空港降りてすぐに洗礼を受けることとなりました。玄関口でこんな感じだとラオスの印象がすこぶる悪くなりますが、これもお国柄ってやつですので受け入れていくしかないのでしょう。
7日間で40000キップ。ホテルのWi-Fiと併用すれば7GBで充分足りるでしょう。40000キップなので日本円で520円ほど。仮にドコモの海外パケホーダイだと7日間21000円になってしまいます。今回私が購入したSIMはLaoテレコムというところでしたが、恐らくドコモの海外パケ放題も同社にローミングして通信サービスを利用するんだと思います。値段の差がここまで大きいのであればやっぱり現地SIMを利用した方がよいですよね。
それでも通話ができるようにはしておきたい。
問題は通話に関してです。日本の電話番号をそのまま使いたいと考えている人もいます。そのためSIMを挿し変えたくはないって人もいると思います。でも私の使い方であれば電話も使える形で運用できます。スマホは日本のドコモSIMを挿したままです。ただ出国前にデータローミングをオフにしておきます。このようにすることで現地についてもローミングをしません。データローミングをしないだけで、通話に関するローミングはしてもらう形にします。ワールドウィング?でしたっけ。ドコモにはそんなサービスがあります。ローミングなので転送電話と同じ。日本に居る人から電話を受ける場合、かけた人は普通の通話資料だけです。しかし受け手である私は日本からラオス分の国際電話通話料を支払わなければなりません。こちらからかけた場合は国際電話分の通話料と普通の通話料といった感じです。でも電話をしない、受けない限りはお金はかかりません。着信だけで電話に出ない限りはお金がかからないので着手があれば別の手段で折り返す形が取れます。
このように電話機能はドコモの海外ローミングを利用し、データ通信に関しては現地のSIMを利用するといった感じです。そのためにはポケットWi-Fiが必要なんですよね。21000円の通信料を払うことを考えれば、ポケットWi-Fiも購入できそうですよね。
ただポケットWi-Fiに関してですが、アクティベートができないという問題点があります。空港であればキャリアスタッフが開通作業をしてくれますが、街中でSIMカードを買った場合は自分でしなければなりません。アクティベートにはSMSが使える機材がなければなりません。またトップアップをする場合もSMSが使える機材が必要です。
つまり、SIMフリーのスマホがないとそのあたりの設定ができません。
私が持ってきているのはXperiaXZ。ドコモのやつですが、SIMロックは解除してあります。解除に関してはドコモショップに行って一定の手数料を払えばやってくれます。※新規だと数カ月できないかも。
こんな感じでSIMロック解除していますが、トップアップやアクティベートのためにメインで使っているスマホのSIMの抜き差しはしたくないものです。そのため以前購入した世界最小スマホ「Jelly Pro」を持ってきました。
小さすぎてゴミだと思いましたが、こんなところで日の目を見ることに。なんだったらこのスマホをWi-Fi専用として使ってもいいかもしれません。電池の持ちの問題がありますが小さいので便利です。またこのスマホはSIMカードを二枚挿すことができるため海外利用には適しているかもしれません。例えばタイとラオスの二か国の旅をする場合、二つの国のSIMカードを挿せるわけです。
アクティベートお店でしてもらえましたが、トップアップは自分でしなければなりません。空港で購入したSIMは7日間までです。そのため7日間が過ぎる前に入金して期間を延長しなければなりません。延長は一週間。1.5GBのやつにします。
バンコクではトップアップという形でしたが、こちらではリフィルカードというものを購入して入金します。
その辺の小売店で売っています。
通信会社のシールが貼ってある店で「LaoTelecomリフィルカード」と伝え、10000キップを差し出します。
こんな感じの紙がもらえるので、10000KIPと書かれたスクラッチの部分を削ります。削ると15桁の数字が出てきます。
スマホで「*121*[15桁の番号]#」と打ち込み発信。こうすることでSMSを送ることができます。
数秒後にLAOTelecomから「入金されたぜ」的なSMSが届きます。
これで入金はされました。
つづいて入金したお金で延長をします。
今回は7日間1.5GB延長するため「*131*10#」と打ち発信します。
数秒後にLAOTelecomから「延長しといたぜ」というSMSが届きます。
これで延長することができました。140円で1.5GBです。日本の通信料金よりも安いです。
結局スマホがないとアクティベートやトップアップができないのであればポケットWi-Fiじゃなくてもよさそうな気もしますが、パソコンを使ったり、ホテルのWi-Fi使ったり、またバッテリーの持ちなどを考えるとポケットWi-Fiのほうが使い勝手はよいと思います。普段から使っているポケットWi-Fiなのでパスワードの設定なども必要ないですからね。
そのため私はポケットWi-Fiをお勧めいたします。