山林生活

【カジノ勝負】マカオでリアルざわざわしてみた。

【カジノ勝負】マカオでリアルざわざわしてみた。

[更新日]
[著作者]

香港からマカオへ。バスを使って陸路で向かいました。香港の出国ゲートを抜け再度バスに乗り今度はマカオの入国ゲートへ。中国、香港、マカオ、これらは違う国でありながらひとくくりにされているところがあります。そのため入出国が比較的しやすいようです。今回も特に問題なく入国できました。

第三国目、マカオに入国です。

こちらはまた香港とは少し違う感じがします。こちらの街並みも好きなヤツです。
香港は元イギリス領、マカオはポルトガル領だったのでしょうか。看板は中国語と恐らくポルトガル語っぽいのが書かれています。英語がない分ちょっと不便な場所です。

マカオに関しては全く知識がありません。ただ見た街並みだと思っていたら、昔レースゲームで散々走っていたところでした。ということは大通りは目をつぶっても走れるはずです。どうやら11月にレースがあるようでそれの整備をしていました。その時期に来ていればレース観戦もできたのかもしれませんが恐らく人が多くてホテルも泊まれないのでしょう。

バスはいくつかのホテルを回っていきます。

ホテルです。ここにきたとき、絶対場違いだと思いました。
こちらベネチアンホテルというところでかなり大きいところのようです。もちろんこのホテルに泊まるわけではありません。ここから歩いて向かいます。
マカオは観光地であり大手ホテルがいっぱいあります。どのホテルもシャトルバスがあるためほとんどの人は歩いていません。香港に一泊していれば事前にシャトルバスのことを調べるのですが、直接マカオに来てしまったので事前情報がありません。そうなると自分の足でどうにかするしかないのです。

街並みも場違いなんですよね。貧乏人が来るようなところではないようです。お金を持たぬものは何もできないところという感じでしょうか。ではどこに泊まるかというと、そこはちゃんとしたところに泊まるようバスに乗っている間に手配しました。本日はマカオで唯一の日系ホテル、オークラに泊まります。

日本ですらオークラに泊まったことはありません。人の結婚式で立ち寄ったことはあるもののホテルに宿泊することはありませんでした。そのオークラにマカオで泊まります。

外装はオークラっぽくない感じです。こちらも結構豪華な作りです。チェックインは日本人が対応。何の不都合もありません。高級ホテルなので部屋まで案内してくれます。

部屋は昨日のホテルより狭いですが機能的でこっちの方が断然良いです。コンセントの場所なども考えられています。キングサイズベッドの部屋が空いていなくツインの部屋となってしまいました。ただ寝るだけなんでもっと狭くて良いんですけどね。
今回、オークラを選んだのは理由があります。まずマカオが分かりません。ネットで調べてもそもそも知らないからどうすればよいかわからない。かといって英語ができるわけでもない。日系ホテルであれば確実に日本人がいるはず。ということでこちらを選んだのです。そして一番は今回の旅の“クライマックス”であるカジノです。

当初の予定ではカジノで180万円ほど稼ぐことを考えていました。でも進むペースが速くそこまでの旅費は必要なさそうです。旅の資金100万円というのもカジノ費用を足したもの。実際の旅にかかる費用は60~70万円ほど用意できれば良いと考えております。であれば60万円稼げばよいわけです。軍資金30万円だった場合、それを3倍にすればよいのです。軍資金が20万円ならば4倍です。4倍ということはルーレットの白黒で2回、つまり25%の確率をクリアできればよいわけです。たった二回、それで旅の資金が用意できます。

カジノはホテルの中にあります。マカオにはカジノがあっちこっちにあるそうです。長居するのであればいろいろなカジノを見て回るのですが二回の勝負しかしません。こんなのどこでやっても同じでしょう。運否天賦にかけるしかないわけです。というわけでホテルのカジノに行きました。カジノの中は撮影禁止だと思われるので撮影は控えました。

まずカジノにはスロットゲームがかなりあります。そしてテーブルゲームが何種類かあります。ルーレット、バカラ、それと大小と呼ばれるゲームがあります。大小とは三つのサイコロを振った出目を予想して賭けるやつです。丁半みたいなものですね。8より上が大、7より下が小。これが二分の一のやつです。それ以外にサイコロの数字を足した数を予測することもできるようです。3~17(18が無いのはは不明)から選ぶわけです。当然7とか8は出やすいため掛け率は低く設定されています。
どれにするか迷いました。ただどれを選んだとしても結局は運なんです。多少ディーラーとプレイヤーとの間で駆け引きがあるのではないかと思ったのですが、そういうの一切ありませんでした。ディーラーは機械的に行うだけで、なんだったら機械でもいいんじゃないかってくらいです。

そんなわけでとりあえず大小をやってみました。
しかしビビりの私は二分の一だからといって出だしから20万円をかけれるほど肝の座った野郎ではないのです。まずは1万円くらいから。そんな感じで始めました。カジノのレートは最低100香港ドル。日本円にすると1400円くらいでしょうか。それが最低です。1玉4円のパチンコとは話が違います。そんなわけなので軍資金としてはかなり少ないです。ちなみに隣にいた人は500香港ドルの札束を20束、恐らく1400万円ほどを軍資金としてました。

明らかに場違いでした。

やっぱりここは金持ちの来る場所です。20万円そこそこで勝負をするなんて周りの人からしてみればトイレットペーパー程度にしか思われていないのでしょう。それでも構いません。屈辱を受けつつも、最後は勝利すればよいわけです。勝てば官軍です。

大小にて少ない金額で中間の数字を狙っていきます。こればかりは確率の話でうまく当たれば増えるだけ。基本的には胴元が儲かるようになっているわけです。もしかしたら遠隔操作されているかもしれません。でもみんなが負けるようなカジノでは客もつきません。勝たせるところは勝たせるのでしょう。そのためできる限り短期間で攻めたいと思います。
確率の高そうなところを選び数回それを繰り返します。ただの運ゲーです。
そんなこんなでどうにかプラス21万円ほどになりました。短時間で20万円も稼げています。これがギャンブルのすごいところです。たかだか十数分で大卒の初任給を稼げるんです。でもこれではまだ足りません。現状手元には軍資金含めて40万円ほどあります。これを倍に増やせばよいわけです。倍に増やせば80万円。軍資金を引いて60万円プラスです。今回のホテル代もそしてこれまでかけた分もペイでき、以後も優雅な旅行ができるわけです。ゲストハウス?ホステル?そんなのは貧乏人が泊まればよいわけです。

これからは五つ星ホテルに泊まるし、ルームサービスとかも取っちゃうんだからね!

カップラーメンはカレーに限ります。これでいいんです。ルームサービスとか高いだけで別にうまいわけありません。日本の大企業が研究を重ねて作ったカップラーメンの方がおいしいはずです。五つ星ホテル?ホテルってただ寝るだけなのになんで何万も払わなきゃならんの?あんなの金の無駄。安宿で十分。ゲストハウス?サイコーじゃないでしょうか。ベトナム入ってからはそういうところも泊まりたいと思います。だって旅なんだからそういうの経験しといたほうが良いじゃないですか。お金の節約とかではないんです。そういうのが好きなだけなんです。

まぁ、そういうことですよ。一時はプラスだったんですけどね。20万プラスが10万プラスへ。それを取り返そうと勝負して撃沈です。そしてほんのちょっとルーレットもやりましたがダメでした。マイナス17万くらいでしょうか。これあったら海外旅行行けちゃいますよね。
でもしょうがないんです。勝負は勝負です。ギャンブルにおいて「たら・れば」を言うのは無しです。こういう結果になったのは運がなかっただけです。25%を引けなかっただけです。
カジノを経験できて良かったと思ってます。本当であればディーラーとの駆け引きがあるヤツをやりたかったのですが、今回行ったカジノにはそれがありませんでした。基本的にポーカーとかブラックジャックは胴元の儲けが少ないのです。その割に技術が必要なんです。そういうわけでやらないカジノもあるんだとか。でも人気のため仕方なく対応しているところもあるようです。ただゲームをそこまでしらない私はBJやポーカーをしたところで結局は運任せになるだけなのでしょう。カジノは貧乏人がいく場所ではないということがよくわかりました。あとは酒飲んで寝るだけです。

泣いてなんか無いんだからね!

関連記事

カンボジア最後の夜。クメール料理?を食べてみた
カンボジア最後の夜。クメール料理?を食べてみた

本日のホテルはリゾートっぽいやつです。泳げないのにプール付きのホテルを選びました。 ここを選んだ理由は...

 
ホーチミンの日本人街レタントン通りにみる日本のイメージ
ホーチミンの日本人街レタントン通りにみる日本のイメージ

ホーチミンには日本人街があります。 基本的に大きな都市には日本企業の工場などができ、それにより...

 
【旅の家計簿】次は出費を抑えた旅を。天竺の旅の総費用
【旅の家計簿】次は出費を抑えた旅を。天竺の旅の総費用

天竺に向かう旅の総費用は100万円と考えていました。ただ予定よりも早期終了というより目的達成ならずでした。あまり銭勘定が苦手...

 
令和最新版天竺の旅 羽田より中国北京へ
令和最新版天竺の旅 羽田より中国北京へ

羽田空港20時。 飛行機の出発までは6時間あります。羽田空港は時間をつぶすところが色々とあり、日本語が通じ...

 
【中国最後】南寧の夜に乾杯【やっと脱出】
【中国最後】南寧の夜に乾杯【やっと脱出】

南寧東に到着しました。中国の西側の都市でベトナムとの国境に近いところです。そのためか結構栄えているようです。...

 

Profile

Author:

山林生活

山林生活を目指す。
でも都市型生活、旅行を中心にブログを書いてます。⇒プロフィール

お気に入りRSS