【南京虫対処法】旅行中にベッドバグの被害を無くすために
海外旅行に出るとき、以前より不安に思っていたことがありそれへの対処法を考えました。
私が高校生の頃、担任の教師は若いころバックパックを背負って東南アジアを旅したことがあったようです。その際の宿泊先はゲストハウスや安宿のようなところを使用していたらしいです。宿泊費は一泊100円や200円といった金額。その当時は日本との格差はかなりあったので物価に差もあったんだと思います。それでもかなり安い部類のホテルです。質もやはり悪かったようです。
ベッドの裏には南京虫がびっしりついていたと話していました。南京虫なんて日本で見る機会も少ないのであまりイメージが湧きませんがトコジラミとも呼ばれている害虫です。英語だとベッドバグと言われているようです。とくに東南アジアに多く生息し、安宿ではなく高級ホテルのベッドにもいるんだとか。最近では旅行で来た外国人の荷物に紛れて日本国内にも広がっているんだそうです。
刺されると猛烈にかゆくなり、それがかなり長い間続くそうです。
今のところゲストハウスには泊まっていません。一泊だけしましたが共同部屋ではなく個室でした。そして衛生的な場所でした。今後もしかしたらゲストハウスに泊まることもあるでしょう。また高級なホテルには泊まりませんので当然南京虫のリスクは高いわけです。今では高級ホテルでも南京虫被害に遭うなんて話も聞きます。つまりそれへの対処は必要だったのです。本来であれば出発した際にこの件を話して対処すべきですが、南京虫対策をここまでしてきませんでした。今後は必要っぽいので南京虫対処法の話をしたいと思います。
とりあえずネットで旅行者の話などを見てみました。結構トコジラミの記事は見ます。バックパッカーを悩ませる問題ですからね。しかしとくに対処法は書かれていません。安宿には南京虫がいるっという話、結構痒いという話。そして南京虫が生息しているかどうかを調べる方法は書かれていました。糞を見つければどうのこうのとかそういったやつです。そして対処法は「糞の確認ができた場合は部屋を変える」というものでした。
南京虫がいる可能性があるため部屋を変えてください。
言えますぅ~??無理ですよねー。恐らく南京虫が出るような場所は英語も怪しい場所です。多言語でそれを表現することが難しいです。できればそこにいたとしてもその状態で乗り切る方法が無いのかを考えなければなりません。
電気つけっぱで寝る。
これが一番の対処法なのでしょう。暗いところが好きで明るいところが苦手な南京虫です。明かりを消せば外に出てきてしまいます。でも明かりをつけたまま寝ていれば出現率は低くいられるんじゃないかと思います。
明るくても寝れるのでとくに不都合はありません。
でももっと効果的な方法はないかと考えました。一番は殺虫剤ですが、なかなかそれを手に入れるのは困難です。そうなると虫よけスプレーになります。南京虫用の虫よけスプレーというのがあるそうです。これを使えば刺されづらくなるのではないでしょうか。
成分を見てみると天然由来成分とのこと。材料はクスノキの精油なんだそうです。ということはアロマショップに行けば購入できるわけです。
ということで出発前にアロマショップに立ち寄りました。クスノキオイルはカンファーオイルやカンフルオイルとも呼ばれているようですが、日本ではクスノキオイルと伝えれば店員が分かるはずです。最初店員にカンファ―オイルがあるかを聞いたのですが「?」という様子だったのでクスノキオイルと言い換えました。恐らくクスノキの英語読みか何かがカンファとなるのでしょうね。
クスノキは防虫効果があり日本でも古くから使われていたんだとか。洋服ダンスの防虫剤としても使用することもあるようです。単純にアロマオイルを水で薄めてベッドに撒けば虫も外に出てこなくなるんじゃないでしょうか。
効果がどの程度あるのかは不明です。でもこのアロマオイルを持っていけば現地で水と混ぜて撒くだけでよいわけです。今回購入したのが3mlしか入っていませんが一回の使用に0.2mlくらい使用するでしょうか。そうすると15日分になると思います。とくにインドがやばそうなのでミャンマーとの国境あたりから使用していこうと思います。
本当であれば霧吹き的なものを持ってきたかったのですが荷物が多くなるのは嫌でした。そのためコップに水を入れてアロマオイルを数滴たらしてなじませた後ベッドに打ち水をする感じで撒いていきます。これであればスプレーを持ち運ぶ必要もありません。量を3mlにしたのは重さではなく結構いい値段がしたからです。大きいサイズの10mlもありましたが3000円ほどしました。絶対の効果が期待できるのであれば大きいやつを購入し宿泊のたびに使用しますが、使えるかわからないため今回は試しに持ってきたまでです。
果たして効果はあるのでしょうか。効果を立証するためには南京虫がいると分かったベッドでアロマを撒いて電気消して寝なければなりません。まぁそんなところでは寝れないですよね。もし南京虫がいた場合、その時は寝ないで我慢を決め込むしかないでしょう。
とりあえず試しに一度使ってみました。単純にコップに水を入れてその中に数滴アロマオイルを垂らします。軽く混ぜて出来上がり。それをベッドに撒いていくだけです。若干クスノキオイルの臭いがしますがそこまで不快なにおいではありません。コレ、撒くんじゃなくて肌に塗ればより効果の期待が持てそうですよね。カバンに虫がつくと日本に持ち帰ることになりそうなのでアロマ水を振りかけておきました。これで安心のはずです。
効果はわかりませんが販売されている南京虫防虫剤と全く同じです。ということは防虫剤と同等の効果があると考えてよいでしょう。サイズも小さく持ち運びにも便利です。東南アジアに行くときはこのアロマオイルをもってけばよいと思います。