桑拿に夜総会に按摩に街娼「香港歓楽街」
こちらは油麻地にある寺院「天后廟」です。同寺院は媽祖をまつっています。媽祖は中国の湾岸部、広東などの地域だけでなくベトナムや台湾、日本でも沖縄の方で信仰される海運の神様。香港でも同じように信仰されています。
寺院の前は廟街ってところ。英語名はテンプルストリート。いわゆる参道のような場所で毎晩夜市が開催されているようです。
廟街が正式名称ですが道の最深部は別名「男人街」と呼ばれているそうです。
名前からしてそっち系の店がありそう。もしくは二丁目系の店でしょうか。どちらにしろまともじゃないところっぽい名称です。
ちなみに女人街ってのも香港にはあります。
そっちの方がそっち系の店がありそう。
女人とか男人って名称だと性を売りにしている街のように思ってしまいますが、そうではなく女人街はアクセサリーやコスメなど女性用品が扱う店が多いんだそう。つまり男人街は紳士服などを扱っているようです。
と思いきやこれは男が好きそうな店。
所詮男なんてこんなもんなんです。男が集まる街といったらこんなもんではないでしょうか。
油麻地の南側は佐敦、北側は旺角っていう繁華街がありネイザンロード沿いに街が広がっています。いわゆる歓楽街となっており飲食店や飲み屋が多くある地域。そしてネイザンロードの西側は私娼が多くいるようです。
これはネーチャンロード。
この界隈には夜総会と書かれた看板が目立ちます。いわゆるナイトクラブですがその実態は連れ出しキャバクラ。新宿歌舞伎町にも似たようなシステムのところがありますが、香港のソレは比較的オープンに営業している様子。
香港では個人間の売春は法律で禁止されていません。そのため141というシステムが出来上がりました。
また個人間の売春は法律で禁止されていないのでアフターの枕営業は何ら問題ない。むしろ枕営業がアフターではなくソッチがメインなのでしょう。連れ出されたあとは個人間の話なので法律には抵触していない。でも夜総会は明らかに管理売春ですよね。当然そのような店はその手の組織が生業としているのでしょう。そしてそれらの店が公然と街中にあるのが香港の美しきところなのでしょう。
夜総会は連れ出しキャバクラ。つまり写真を見て選ぶ写真指名ではなく、実物を見て選ぶためパネマジのような被害はない安心システム。
こちらには夜総会のポスターがあります。
なんとなく既視感のある女性の姿。パネマジの上を行くシステム。
先進国香港。AIキャバクラもお手の物。
こちらはサウナのポスターでしょうか。
先進国香港。AIサウナもお手の物。
私の知るサウナの雰囲気ではないサウナの広告。そもそもAIだし。
これは、アレだな。
桑拿とはサウナのこと。体を洗ってサウナで汗を流す。水風呂に入って休憩する。そしてトトノウ。トトノイ文化は香港にもあるようです。そして休憩しているとマッサージイカガデスカと営業をかけてくるそうで、別室でトトノウことができるんだとか。「骨」と呼ばれるエロマッサのこと。
蘭浴はスパ、桑拿はサウナ、夜総会はキャバ。それらの店が一つのビルにまとまって入っている。一見すると普通のキャバクラビルっぽいですが業種を考えるとタダの風俗ビル。こういった店が香港には多くある様子。
インターネットの時代でも看板やポスターからの集客は多いのでしょう。香港の街中には「これは、アレだな」と思わせる看板がチラホラ目立ちます。
ちなみに「卡拉OK」とはカラオケのこと。カードの卡にラーメンの拉、そしてOKでカラオケ。つまりこの店はカラオケ連れ出しキャバクラってわけです。
この店なんかカラオケ要素が薄くなる服装。多功能は多機能って意味のようですが違った意味にも見える。
このように多くの怪しい飲み屋があります。
また街中には私娼らしき人がチラホラ。
香港の朝は早い。
朝6時過ぎ、旺角駅の西側、新填地街。まだ寝静まっている香港の街頭に立つ複数の女性は行き交う男性に声をかけています。おそらく「マッサージイカガデスカ」のアレ。繁華街にあるマッサージ店の呼び込みは万国共通のようです。街中を一周まわってみたところ街頭に立っている女性は10名ほど。
早朝から呼び込みをしてお客さんを捕まえられるのでしょうか。そもそも人も歩いていません。そのような中で客を探さなければならない。それだけ厳しい業種のようです。
日本でもピンサロがなくなり中華系のマッサージ店が都市部の駅前に乱立していますが、香港はいたるところにマッサージ店があるようです。マッサージ店の看板は主にピンクか赤。ネオン看板のものも多く赤く煌々と光っています。明らかにそっち系のマッサージ店。
マッサージと英語で書かれているものがあります。また日本人をターゲットにしているのでしょうか。カタカナで書かれている店舗も存在します。日本人はマッサージ好きですからね。
基本的にはフットマッサージ店が多いのでしょうか。足のマークのところが目立ちます。
これらの店の多くは表向きはごく普通のマッサージ店だが別料金を支払うことにより特別な服務を受けれるところです。どちらかというとスペシャルサービスありきの店がほとんど。そのような店が香港の歓楽街には複数あるんです。
なんかこの足のマークが卑猥に見えてくる。
香港人は足が性感帯なんじゃないかってくらい足のマークのマッサージ店が乱立しています。
141も刺激的でしたが香港は日本に負けず劣らずエロに力を入れているようです。
本日は街中を歩くまわったため足が疲れました。近くにフットマッサージ店があります。これは特別な服務をしてもらうしかないですね!