山林生活

トランジットの場合の電子タバコやアイコスの取り扱いについて

トランジットの場合の電子タバコやアイコスの取り扱いについて

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今回、ラオスに行くことが決定しました。
はじめての地のため多少調べているのですが情報が少ないです。本屋に行ってもバンコクやベトナムの書籍は複数あるのですが、ラオスに関しては地球の歩き方くらいしかありません。情報が乏しいです。ネットの情報も「何もない国」「何もないからこそ素晴らしい」といった感じで得られる情報が、

何もない。

そんな感じのためちょっとした不安とちょっとした期待を胸にラオスに向かいたいと思います。

ここで一つ問題があります。
私は自堕落な性格でありこれまでそんな生活をしていたため、大酒は飲むはタバコは呑むはといった感じです。ラオスに関しては仏教国のためお酒に関しては寛大です。またタバコも問題ありません。昨年バンコクに行ったときは電子タバコの持ち込みが禁止でした。ラオスに関しては電子タバコは問題ありません。

ただ、問題となるのがラオスに行く際にタイの空港を経由することです。ラオスまでは直行便がなくベトナムやタイ経由で入らなければなりません。

今回はラオスに行く。ラオスでは電子タバコの規制がない。しかしタイの空港を経由する。タイは電子タバコの持ち込みが禁止されている。そうなるとタイ経由では持ち込めないのではないか?

飛行機到着後は現地の法律?トランジットだから入国はしないけれどそこんとこどうなるの?ということで色々と電話をして聞いてみました。

色々といっても電話を掛けたのは四か所です。

・タイ国政府観光庁
・在日タイ王国大使館
・在タイ日本大使館
・タイ航空

タイ国政府観光庁

タイのことなんだからやっぱりタイ王国に直接聞くのが一番でしょう。大使館に聞くのは少し違うため、まずはタイ国政府観光庁にお電話しました。

案内はタイ語、英語、日本語。タイ語はおろか英語すら話せないため日本語を選択します。恐らくタイの方だと思われる人が対応してくれました。電子タバコ、アイコスと説明するも理解してもらえず、電池で動くタバコと伝えるとわかってくれました。当然ながらタイへの持ち込みは禁止とのこと。ではトランジットの場合はどうなるのか聞いたところ、

「多分、大丈夫だと思う」

とのことでした。
しかし詳しいことについては入国管理局に聞かなければわからないとのこと。
入管はタイ語のほか英語であれば通じるが日本語は不可のようです。

まぁ当然の回答でしょう。あくまでもタイは経由地です。イミグレーションを通れば国内に入ったことになります。つまりそこを通らなければまだ入国していないわけです。入国していないのであれば問題はないんだと思います。

しかし具体的な言質が取れなかったため、今度は在日タイ王国大使館に電話です。

在日タイ王国大使館

こちらもタイ語、英語、日本語が選択できます。そのため日本語を選択。ビザ申請など色々な項目がありますが、とりあえずオペレーターにつないでもらいます。観光庁同様の質問をしたところ。

「ワカリマセン」

とのことでした。

何の情報も入手できません。やっぱり入管に聞かなければここについては判断できないんでしょうね。かといってタイ語と英語。私には電話できそうにありません。

在タイ日本大使館

そうなれば在タイ日本大使館に電話するしかありません。在タイなので国際電話です。前に私は観光目的で在タイ日本大使館に行ったことがあります。

「サワディーカー」

出だしから難関です。「じゃ...じゃぱにーずすったっふぷりーず」と伝え日本人スタッフに替わってもらいます。

在タイ日本大使館の見解は以下となります。

基本的には入国前段階のため問題はない。しかしこれについては現場の裁量、つまり担当する管理職員によるとのこと。イミグレーションを通らない限りは手荷物検査は無い。しかし乗換えの際にはエックス線を通して荷物を確認する。その際にアイコスや電子タバコが見つかった時、担当職員によっては没収されることも考えられる。そのため電子タバコではなく紙巻タバコを持参するのが望ましい。

とのことでした。

当然具体的な回答は返ってこないですよね。現場の裁量によって変わるわけですので担当職員次第なわけです。タイで電子タバコ所持は罰金があるそうです。恐らく入国はしていないため罰金になることはないんだと思います。しかし取り上げられる恐れはありそうです。今回持っていくのは中華製のプルームテックにしようと思います。没収されたとしても数百円で購入できますからね。そもそもタバコ止めろって話なんですが...。

タイ航空

最後に飛行機のことであれば航空会社に電話をするのが一番でしょう。本来であればタイの入館管理局に電話をするのが一番なんだと思いますが、日本語対応していないため、航空会社に電話を掛けます。

電話の内容としては「機内持ち込みについて」と「トランジットの場合について」です。

飛行機内の法律は属地主義の延長により飛行機が登録されている国の法律が適用されるそうです。つまりANAやJALの飛行機であれば日本の法律、タイ航空の飛行機はタイ王国の法律が適用されるということ。
羽田や成田からタイ航空の飛行機に搭乗し、離陸した時点でタイ王国の法律が適用されるということ。飛行機が離陸した時点でタイ航空の場合だと電子タバコの単純所持になるのではないか?というのが今回の疑問です。

これについての回答は「機内持ち込みオーケー」とのこと。もちろん機内での喫煙は認められておりませんが、持ち込むこと自体は問題ないそうです。またタイ王国を経由してラオスに入る場合、入国をしなければ問題ないとの回答が得られました。

民間企業なので正解かどうかは判断できません。
また役所に関しても事実かどうかはわかりません。

ただタイ王国の電子タバコ禁止の法的根拠は税収の安定を図るためのものです。電子タバコはたばこ税が課せられないため禁止するというのが法の主旨。機内やトランジットエリア内であれば税収云々にかかわることでもないので恐らく問題はないのでしょう。

でも最終的には現場の裁量なので、ここに関しては運しだいということでしょうか。
そういえば正月に引いたおみくじは小吉だったんですよね。旅行の運勢は「出費が多いです。慎重に行くことです」とありました。
罰金とられるんでしょうか...。

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