山林生活

そうだ、天竺に行ってありがたい経典をもらいに行こうじゃないか

そうだ、天竺に行ってありがたい経典をもらいに行こうじゃないか

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これまでいくつかの国(基本的にアジア)を巡りました。

とはいっても飛行機で現地に行き、ホテルでのんびりして帰るという旅というのも憚られるような内容のものです。
これでは旅人とは呼べないですよね。

私は職業、旅人と言いたいんです。

知識やお金がある人はヨーロッパとかアメリカとかに行くのだと思いますが、私のように中途半端な人間はやはりアジアなんです。そして行きつくところはインドなのでしょう。バックパッカーの聖地でもあるインドを目指してみたいと思います。

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開始場所は中国。大連か北京かその辺をスタートとして考えております。本来であれば大阪からフェリーで中国に渡るところから始めるのが筋ですが、めんどくさそうなんで飛行機で行きます。

三蔵法師は西安よりヒマラヤ山脈を迂回するような形でシルクロードを西に向かいアフガニスタンを経由してインドに入るルートだったようですが、恐らく現在アフガンあたりは渡航禁止エリアだと思います。禁止で無かったとしてもアフガニスタンとかを通るのは少し心配です。ありがたい経典を取りに行くのに宗教がらみのいざこざには巻き込まれたくありません。

そのため西に行くのではなく海沿いを南下。

上海、香港と経由してベトナムへ。せっかくベトナムに行ったんだったらハノイ、ホーチミンと経由してカンボジアへ。カンボジアでアンコールワットに立ち寄りタイバンコクへ。ゴーゴーバーを経由してミャンマーへ。ヤンゴンで一息ついたらあとはバングラデシュを経由してインドに入る。

こんな感じのルートで考えております。

天竺の場所はインドの北東側ビハール州にあるナーランダー大学のようです。インド入国してからそこまで遠くないですね。
ここにありがたい経典を取りに行こうかと。

そしてダーマ神殿で旅人に転職をすることを望んでいます。

三蔵法師は17年かかったそうです。
当時は海沿いのルートなんかなかったのでしょう。シルクロードは整備されていたわけなんでそっちに行ったんだと思います。でも地図見る限りかなり遠回りですよね。やっぱり海沿いの方が短い距離で行けそうな感じです。

北京から上海までが1000km
上海から香港までが1500km
香港からハノイまでが1000km
ハノイからホーチミンまでが1500km
ホーチミンからプノンペンが250km
プノンペンからバンコクが750km
バンコクからヤンゴンまでが1000km
ヤンゴンからダッカまでが2000km
ダッカから天竺までが1000km

ざっと算出すると総距離10000kmくらいになるわけです。あくまでもこれは車で走った場合の話。電車だともっと距離が延びるのかもしれません。ちなみにダッカから天竺のあるビハール州までは電車で23時間かかるそうです。時速40kmで動くとしても250時間くらいかかるわけですね。北朝鮮からベトナムハノイまで止まらず走っても3日かかるようですからね。当然そんな速度で移動出来るはずもなく、もっと時間がかかるのでしょう。

出来れば優雅にのんびりとした天竺を目指す旅にしたい。インドもそうですが、なんだかんだで中国も見て回りたいです。行ったことのないベトナムやカンボジアに寄るのも楽しみです。そうなると最低でも一カ月、できれば三カ月とかそれくらいの日数で旅したいですよね。問題はその間収入がなくなるということです。また旅にかかる費用も必要というわけですよね。

ホテル代と食事代と移動費。出来れば貧乏旅行はしたくないです。でも金額面を考えると出来るだけ質素に、そしてホテルも安いところを選んでいくしかないのでしょう。

一応私は仏教ではありますが、正直信仰心が薄いんです。どちらかというと寺より神社の方が好きだし、仏教よりも神道のほうが性に合っている感じがします。そのため天竺行ったところで何もないんですが、これっていいじゃないですか。

陸路でユーラシア大陸を行くってヤツはすでに多くのブロガーが発信していて二番煎じというより出がらし感満載ですが、旅はいろんな見方があるのでたぶんいい感じになるんじゃないかと思うんです。なんだか大学生が就活の面接で「一人で東南アジアを陸路で旅をしました。電車が遅れるなどその時は辛かったですが、今思えば良い経験となっています。潤滑油!潤滑油!」みたいなことをこの年になってやろうとしているのが浅はかで稚拙な私ですが、いいじゃないですか旅って。

そうそう、自分探しの旅。

この年で自分を探し切れていないんじゃ、いつまで経とうが自分なんて見つけられません。ましてやインドに自分がいるわけがないんです。自分探しの旅に出るやつは大体インドかバンコクに行くんです。そんなところに自分がいるわけ無いのに行くわけです。自分探しの旅っていうのは要は現実逃避。私もまた現実逃避したい年頃なんです。

まぁ思い付きで考えた旅行ですが、この思い付きが具現化できるよう、色々と調べてみたいと思います。旅行に行くなら今年の末か来年でしょうかね。

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