【重さ4kg】長期海外旅行でも対応できるバックパックの中身
今回東海道をなんとなく宿場町に立ち寄り京都を目指しました。歩くつもりで飛び出した割りには日本橋で自転車を借り、歩くのがつらくなりバス、電車、果てはレンタカーを借りて京都を目指しました。その後京都に滞在。約一カ月ほど旅をしたわけです。
京都に滞在した際の荷物は海外旅行仕様となっています。パスポートを持っていればそのまま旅立つことができる状態でした。
まだ諦めていないんです。天竺の旅を。
昨年末インドを目指して中国北京からスタートした旅。諸事情でミャンマーで旅を断念することになったわけです。その時は「もうインドとかイラネ」ってなっていたんですが、このコロナ禍により海外の旅の気持ちが強くなり、そしてどうせならバックパッカーの聖地と呼ばれるインドに行ってみたいという気持ちが強くなりました。
いつ行くかはまだ未定だし、ミャンマーから陸路で行くのかそれとも直接インドに行くのかも未定です。でもワクチンができ世界に平穏が訪れれば旅立ちたいと考えています。
その際に荷物をどうするか。今回の旅でまた荷物の再編成をしたいです。
これまでバックパックを変えたり、新しいものを取り入れたり、軽量化をしたりしてきました。その結果が今回の旅で持っていった荷物です。しかし見直すべきところが出てきました。
まずカメラがいらないという結果に落ち着きました。
確かにカメラがあるとキレイな画像が撮れます。あとで見返すとスマホで撮ったのとミラーレスカメラで撮ったのとでは繊細さに大きな違いがあります。でも画像はブログに載せるために撮影しているもの。現像する予定もなく、写真にしてそれを誰かにみせるわけでもありません。そのため高画質の画像は不要です。
そして撮影する多くが本来カメラで撮影するのに似つかわしくないもの。現代版遊廓のところにカメラ持っていけないでしょう。そのためバッグにしまっておかなきゃならんのです。日本であればそこまで大きな問題になりません。ちょっとしたアウトローの人たちに絡まれる恐れがありますが、カタギには手を出さないというのが基本です。話せばどうにか対処できます。
しかし海外だとどうでしょう。
ヤバそうな地域にカメラを持っていき、強面の人たちに囲まれたら逃げられなくなります。生きて帰れないかもしれません。
またそもそも盗まれる危険性もあるし、カバンにぶら下げておくのも強盗に遭うかもしれないのです。狙われないためには金目のものは外に出しておかないのが基本です。とくに先進国に行くのではなく発展途上国や貧民地域に行く機会の方が多いのです。これらを考慮してカメラは持っていかないことになりました。
カメラを減らすことでかなり荷物が軽くなりましたが増やすべきものは出ました。それは洗濯洗剤です。
日本橋から京都まで。10日間かけて行きました。衣類は着ているものを合わせて二着だけ。つまり今日着た服は今日洗い、昨日洗った服は明日着るというサイクルで移動していました。つまり毎日洗濯して移動していたわけです。
これは海外でも同じような感じです。毎日風呂入るときに洗濯をするわけです。洗濯をする場合、備え付けの石鹸を使用します。海外だと固形石鹸ですが日本だとほぼ液体せっけんでした。石鹸でも皮脂や汚れは落ちるんです。備え付けのため持ち歩かなくて大丈夫です。
洗濯洗剤と石鹸。同じ洗浄するものですが石鹸は身体に使うモノ。そのため成分が多少弱めになんだとか。洗濯洗剤は洗浄力を高めるため強めの成分を使っているそうです。
京都についてからずっと同じホテルに滞在することにしました。荷物を持ち運ばなくて済むためその際に洗濯洗剤を買ったんです。
これが驚きの白さ。
落ち具合もそうですが洗濯しやすいんです。液体を垂らして揉み洗いするだけ。時間も洗濯洗剤を使った方が短縮できます。これまでの作業が無駄だったと感じました。そのため洗剤は持っていくことにします。
でも日本から持っていくと飛行機の液体持ち込みの上限に引っかかってしまいます。100mlに小分けするのも面倒です。そのため洗濯洗剤は現地についたらそこで買う感じでしょうかね。大きめのヤツを買っておけば分量を気にせず使えるようになります。300mlとか500mlとかペットボトル一本分重くなる感じですが利便性を考えると洗剤はあった方がよさそうです。
これまで頑なに「洗濯は石鹸で足りる」とか言っていたのがバカみたいです。
カメラは捨てて洗濯洗剤を導入。あとは何を捨てるべきでしょう。
日本のホテルであれば歯ブラシもカミソリもあるので持っていかなくても大丈夫ですが海外では高確率でこれらのアメニティーがありません。歯ブラシは小さくて軽量サイズのものはありますが使い勝手が悪そうだし、カミソリはそういったものがありません。スマホに取り付ける電気シェーバーみたいなのがありますけど使えなさそうだし...。
■日用品総重量:1009g
【内訳】
トラベルキットパックM:50g
薬、爪切り、耳かき、毛抜き、フォーク、歯ブラシ、髭剃り:310g
小S字フック2個、紐、クリップ6個:27g
ニベア、押すだけベープ、目薬、カンファ―オイル、空容器:110g
ポケッタブルバッグ:163g
延長コード:171g
スマホ充電器:60g
ワイヤー:55g
S字フック15g
南京鍵:48g
もう煮詰まってて削るところがないんです。削るならフォークと毛抜きでしょうか。
■PC製品総重量:1717g
【内訳】
surfaceGo:785g
ペンとマウス:98g
PC充電器:86g
PCバッグ:200g
モバイルバッテリー:400g
変換プラグ:50g
USBコード類:98g
削るならここの部分でしょうか。ペンとマウスのペンが不要です。ペンを捨てることで20g軽量化します。
モバイルバッテリーももう少し小さいやつでもいいですね。今持っているやつと同程度のもので軽いやつが発売されました。
これに切り替えれば30g軽量化出来る上に60wの出力が得られます。
もしくは容量を半分にするかです。移動時に必要だと思い20000mAhの大容量バッテリーを持っていったのですが、日本の新幹線のようにテーブルにタブレットをおいて作業をするといったような安定性は海外の交通手段にありません。路面があれているので横揺れ縦揺れの中移動します。そんなわけなので移動時に執筆作業ができる環境ではないです。そのことを考えるとそこまで大容量のバッテリーは不要なんだと思います。
10000mAhあればiPhone11を二回充電できる程度の容量になります。ホテルにつけばコンセントから給電できるんで移動時のスマホをカバーできればいいんです。それならこれで充分なのかと思います。
もし10000mAhのモバイルバッテリーに切り替えたら重量は190gほど。ペンと合わせて210gの軽量化が出来るんです。
400gのモバイルバッテリーって結構重いしかさ張るんですよ。大は小を兼ねるんですが、大きいと邪魔になります。ここの部分は見直すべきポイントになるでしょう。
ペンとモバイルバッテリーで210g軽量化となりました。
■衣類総重量:512g
【内訳】
下着、靴下、Tシャツ:180g
ダウンジャケット:130g
ポケッタブルパーカー:102g
ハーフパンツ:100g
衣類はこれ以上削れませんよね。シースルーパンツみたいなのがありそれにすれば幾分軽量化できそうです。ダウンとパーカーはこれが限界。ハーフパンツも軽いです。靴下は速乾性のものを選びました。Tシャツと下着だけユニクロ製品です。素材の質を高めることは出来そうですが軽量化は出来なさそうですね。
あとはここに書いていないスマホを変えるかです。現在pixel3aを使ってて海外ではiPhoneも持っていきます。この理由はpixel3aに日本のSIMカードを挿しておきたいから。でもスマホをデュアルSIMのやつに機種変更すれば一台だけで済みます。そしてそうすることでスマホ充電器の軽量化もできるわけです。PC充電器で対処できるため60g軽量化となります。
バックパック:750g
衣類総重量:512g
日用品総重量:949g
PC製品総重量:1507g
計:3718g
これ、だいぶ軽くなったんじゃないでしょうか。当然これにするためには買わなければならないものがあります。現在スマホはpixel3aで不満ありません。そのため変えるのはだいぶ先となりそうです。モバイルバッテリーも重いという点以外不満がない。これも先となります。
この3718gは絵にかいた餅ですが、実現可能で将来はこうなると思います。まぁ現状でも約4kg程度におさまっています。機内持ち込みに関しては何ら問題ない荷物量です。そして5kg以上の荷物を持ってこれまで移動していたので荷物はこれくらいでよいんじゃないでしょうか。
早く海外に行けるように願うばかり。年明けに行けるよう期待しています。