ColumbiaのCastle Rock25Lは海外旅行に不向き?
旅行の際に荷物を運ぶのに必要なバッグ。トランクケースは便利なんですがそれをずっと持ち運ぶのは大変です。必ずしも舗装された道が用意されているというわけではありません。東南アジアではぼこぼこ道だったり舗装されていなかったり、イヌ糞が落ちてたりするのでタイヤを転がして運ぶのはあまり良くない。そんなわけでリュックが一番良いんです。バックパッカーがバックパックを背負って旅行する理由が分かりました。でもそのバックパックも種類が豊富。大きさや形状、そして値段も様々です。適したバッグは何なのかと探し求めたどり着いたのがColumbiaのCastle Rock25Lでした。
アウトドアメーカーのコロンビア。規模が大きいので値段を安く提供してくれるのでしょう。一般的な25Lのバックパックの値段は15000円~25000円の間です。でもCastle Rock25Lは定価が8000円、値引きされて6000円で買えるんです。所詮はナイロン製です。一生使うのは難しいです。数年に一度交換することを考えればできる限り安い方がよいわけです。ということでCastle Rock25Lを購入しました。
以前まで使用していたバッグは23Lです。Castle Rockは25Lなので3L多いです。でもバッグのサイズはCastle Rockのほうが小さく見えます。たぶん厚みがCastle Rockのほうがあるようです。
伸縮できるようになっているので荷物が少ない時はコンパクトにまとめられるようになっています。私の荷物はおおよそ10Lです。多少増えても15Lあれば十分でしょう。アジャスターでサイズを変えることができるというのは良いですね。25Lだけど小さい状態で持ち運べるわけです。
バッグのメインルームの部分にはパソコンが入れられるようなスペースがあります。サイズ的には15インチのラップトップを入れることができそうです。14インチが余裕で入りました。
現在海外に持っていっている電子機器はsurfaceGOの10インチです。問題なく入りますが今後パソコンに切り替えるかもしれません。タブレットだとできることがやはり制限されるんです。執筆は問題ないんですけどね。ほかにもいろいろやろうとするのであればある程度の性能があるPCを持ち運んだ方がよいのでしょう。Castle Rock25Lはパソコンを入れやすく出しやすい機構になっているので仕事用でも使えそうです。
バッグの底の部分にチャックがあり、ここにはレインカバーがしまってあります。スペースが広いのでS字フックとかすぐに取り出して使いたいものを入れとけそうです。ということで入れときました。
全面には小物入れがついているんですがここはがっつり盗まれそうだしマチも薄い場所なんで大したものは入れとけません。ティッシュとかタオルとか小物入れとして使う感じでしょうかね。ここにS字フックとか南京錠とか入れといてもよいですね。
メインとは別にマチが薄いですが広いスペースがあります。A4サイズのものが入ります。そのため書類とかを入れることができそうです。海外旅行でパスポートやビザのコピーだったり、搭乗券だったり書類を多少持ち歩くことがあります。
ギリギリ入るって感じでしょうかね。メインルームであれば問題なく入るのでわざわざここに入れる必要はないでしょう。S字フックは余裕で入るスペースです。
またこの場所にはマジックテープでとまるポケットとメッシュのポケットがあるので小物を入れとけます。ここにS字フックとかいれとくのもアリですよね。
ストラップ部分に収納スペースが無いのでモンベルの小物入れを装着しました。スマホとかS字フックとか入れとくのにちょうどよいです。
どんだけS字フック持ってく!
蒸れないように中心部に隙間があいています。以前のバッグにはこのような機構はなく数時間背負っていると背中が汗でびしょ濡れになっていました。
背中に負担がかからないようクッション素材になっているというのもいいところですね。これだったら長時間背負っていても負担が少なくできそうです。
ここまでに関しては何ら問題ありません。サイドにはドリンクフォルダもついています。レインカバーをしまうところは隠れているので隠しポケットとしても利用できそうです。重量も650gと軽量、小物を入れる場所もある。旅行には最適な感じがします。
しかしこのバックパック、このままでは海外旅行に持っていけないです。その理由はチャックです。
先日南京錠のことで「海外ではセキュリティのためカギが必要」というお話をしました。
ナイロンバッグなのでナイフで切られちゃえばそれでおしまいなんですが、カギをかけておけば出来心で盗む人を予防できるわけです。頑丈な錠はいらない。錠がありますよっていうことが分かればいいんです。そのためチャックのところに南京錠をかけて盗まれないようにするわけです。
でもこのチャックだとそれができないんです。一般的なジッパーについている金具の引手は鉄っぽい穴開いたやつです。その穴に南京錠を通すわけですが、これだと紐に通さなきゃなりません。そしてその紐はひと結びで結ばれているだけで簡単に解くことが可能なんです。
これでは南京錠をする意味がない。
たしかにダイヤル式の南京錠はコツさえ掴めば簡単に開けられるのでセキュリティは低いんです。でもコツを知ってる必要があり、そして開けるのに1分ちょっとは必要なわけです。しかしこの紐に南京錠かけても紐解けばカギを開ける必要なくバッグを開けられるんです。コツもいらず数秒で解けるわけです。これじゃあ南京錠しておく意味がない。
つまり、このままではCastle Rockで海外旅行にはいけないわけです。
ついつい重さばかり気にしていてこういった細かな部分に気が回っていませんでした。確かに鉄の引き手よりもナイロン紐のほうが軽いんです。登山用でしかもデイパックサイズ。一日中肌身離さず背負っていることを前提にしています。盗まれる環境に置かれることもないのでしょう。でも旅行に使う人のためにここは南京錠が使えるようにしておいてほしかったです。ナイロン紐でも鍵のかけ方でどうにかできないか試してみたのですがなかなか思うようにいきません。
当然このままでは海外旅行に使用できないためカスタムします。要は紐の引手から鉄のものに変えればいいんでしょ。そうすればちゃんと旅行でも使用できるわけです。そのため今度はバックパックカスタムについてお話したいと思います。