伝説のクソゲー元祖西遊記スーパーモンキー大冒険を思い出して
先日実家を片付けていたところ、ファミコンが出てきました。
これは大人になって購入したファミコンです。これって高く売れるんじゃないですかね。またファミコン以外にもゲームギア出てきました。周りはゲームボーイだったのですが、あえてゲームギア買っちゃうオレってスゲーをしようと思ったのですが、大したソフトも販売されずに結局ゲームギア自体使ってませんでした。そもそもゲームギアを買ったのはテレビが見れるからということでした。
自分専用のテレビが欲しい。しかも寝ながら見れるなんて最高じゃないか!ということで買ったわけですがチューナーは別売。
これではテレビ見れないじゃないか!
そんなわけでゲームギアはそっとタンスの奥にしまいました。
箱はボロボロですがゲーム自体そこまでやっていないので筐体は綺麗なままです。これも売れないでしょうかね?
子供のころはずっとテレビゲームをしておりました。ドラクエ、ファイナルファンタジー。そのほか色々なゲームをやったのを覚えております。友達いないんで基本一人で遊べるゲームばかり。コーエーの三国志とかもやってましたね。
ただお金が無いので新しいソフトは無く、また親も買ってくれないので同じゲームを作業のように繰り返し続けていました。当時はネットなどもなく、得る情報はファミ通でした。そんな情報弱者な社会でも情報弱者なりに楽しんでいたわけです。
しかしソフトは買ったがクソゲー過ぎるものもありました。親に買ってもらったソフトなんで文句が言えるわけもなく、クソみたいなゲームを散々やっておりました。
元祖西遊記スーパーモンキー大冒険がその一つです。
他の人からもクソゲー呼ばわりされているクソゲーです。中古ソフト屋で購入しました。もちろん説明書などはありません。ゲームの内容としては西遊記という名の通り、三蔵法師が天竺にいくというゲーム内容です。ロールプレイングアドベンチャーゲーム。このゲーム、かなり画期的なんです。
まさかのオープンワールド
中国からインドまで行く旅です。恐らく当時では珍しいオープンワールドなんじゃないでしょうか。オープンワールドが一般に広く知られるきっかけになったものに、1999年にドリームキャスト用ソフトとして登場したシェンムーのようですがシェンムーの13年前にすでにオープンワールドを我が物としていたのがスーパーモンキー大冒険です。
フィールド画面は700画面ほどあるそうです。ユーラシア大陸をそれで表そうとしているため、一歩歩くのがすごい遅いんです。前に進みたいけれど全然進まない。でもこれが本当の旅ってもんなのでしょう。
定められた攻略手順の遵守を要求されないサンドボックスゲーム
決まったルートで進めるというのが一般的なゲームです。例えばドラクエであれば王様に謁見し、魔王を倒せと言われて旅に出るというある程度決まったストーリーの中進めるものですが、スーパーモンキー大冒険は違います。
「ながい たびが はじまる」
それだけ。
何をするのかも教えてくれない。タイトルから察するに恐らく天竺に行くのだろうがそれすら一切教えてくれません。しかもなぜか開始ポイントは台湾という離島。そこからの脱出方法も不明のままゲームはスタートするのです。ワープゾーンで大陸に移動できるのですが、どこにワープゾーンがあるのかも不明、そもそもワープができるというアナウンスも一切ありません。まさに旅の醍醐味といった感じです。
リアルタイムRPG
普通のRPGであれば宿屋に泊まれば回復するわけですが、スーパーモンキー大冒険は食糧や水が消費されます。なくなれば当然死ぬわけですが、どこで食料が取れるのかはわかりません。移動速度も遅い、周りに何があるかもわからない。そもそも食糧の調達方法なんてわからない。中国大陸を彷徨うように西に向かうだけのゲームと思ったら大間違い。補給ポイントをひたすら探すゲームです。
横スクロールのバトルアクション
戦闘は横スクロール。倒し方など一切不明。戦闘が長引くと猪八戒や沙悟浄が仲間として参戦してくれる。仲間はAI?で動く画期的システムだが何の役にも立たない。ただ飛び出てきて動き回って勝手に死んでいくスタイルです。別に仲間なんていりません。ただ孫悟空が三蔵法師のために頑張って戦うゲームです。
何が元祖なのかも不明。そもそも元祖は中国にあるわけですからかなり喧嘩売ってますよね。
こんなクソゲーですが、やり続けていると結構楽しいんです。攻略性ってやつでしょうか?これのリメイクとか出たらやりたいですね。最新の技術を使ってやればかなり面白いゲームに仕上がるんじゃないでしょうかね。
買ったら最後までやるというのが信条です。そのため必死になってやりました。たけしの挑戦状もクリアしてます。
今考えれば本当に無駄な時間を過ごしていたと思います。
でもこれらのゲームをやっていたから今回このようなブログが書けたわけです。まぁこんなゲームやっていたからダメ人間になったというのは否めませんが。
今回、この話を出したのは思い立ったからです。
そうだ、天竺を目指してみようじゃないか。
この続きはまた明日。