トイレタリーバックはジップロック最強伝説
旅行の荷物で大半を占めるのは電子機器です。ノートパソコンに充電器、コンセント類、ポータブルバッテリーなど。おそらく総重量の6割が電子機器。旅行先で執筆作業とかしないのであればスマホ一台で済むのですが、やはりタブレットやノートパソコンがあると便利です。最近は動画撮影もするようになったためGopro関連の機材が増えました。出来る限り軽量で旅をしたいのですが、旅をするためには資金が必要。資金を集めるため旅をするわけですが、それを糧にしようとするとどうしても荷物は重くなってしまいます。そのため必要な荷物です。
残りは衣類と衛生用品。電子機器は削れないとなると衣類か衛生用品を削っていくしかありません。しかし衣類は一日分しか持っていっていません。しかもできるだけ軽い衣類にしています。これ以上削るとなると、もうノーパンになるしかないんです。まぁノーパンで困ることはないのですが、不意な事故があった際、その後社会生活が送れない状態になるかもしれないのです。そのため最低限下着は履いておくべきなのでしょう。
そうなると手荷物で減らせるのは衛生用品になるのですが、こちらもかなり吟味しているため減らすのがむずかしいです。
このモンベルのトラベルキットパックの中に入っているのは以下となります。
ビタミン剤・整腸剤・持病の薬・頭痛薬・目薬・ニベア
耳かき・爪切り・髭剃り・歯ブラシ
箸
耳栓
クスノキのキャリアオイル・空のスプレー容器
洗濯キット
薬類は絶対に必要だし耳かきや爪切りも必要。
クスノキのキャリアオイルは南京虫対策で必要だしスプレーの容器もその際に必要です。不要なものがあるとすれば箸くらいでしょうか。でも旅行先で食器具は重宝しますからね。とくに海外ではかなりの頻度で利用します。削ることができないので軽量化を目指すしかありません。
もうコレを削るしかないでしょう。削るのはこのトラベルキットパック自身です。
モンベル製品なので比較的軽く作られています。また強度もそれなりにありますが、それなりの重さはどうしてもあります。
このトラベルポーチ、結構使い勝手が良いんです。長期滞在ではこれを適当な場所に吊り下げておけば荷物の出し入れをせずに済みます。そのため自宅にいるときもこれを使っているんです。
そう、それは滞在の場合に限る。
私は同じところに長期滞在するのではなく、旅行は移動の旅が比較的多いのです。つまり14時にチェックインして翌日の12時までにはチェックアウトして次の旅先に向かうスタイル。ホテルに滞在しているのは20時間くらいでしょうか。そのためそのホテルで薬を飲むのは一回だけ、歯ブラシを使うのも朝晩の二回だけ、髭は剃らない日もあります。つまり吊り下げておくほど出し入れをしないのです。
実際に一泊しかしないときは吊り下げて使わずにカバンから出し入れをしていました。このように私の旅スタイルにはあまり適していないのです。
それだったら、これより軽いやつがよいですよね!
ってわけでこちらになりました。まさかのジップロックです。
私が最初に衛生用品を入れたバッグもまさにジップロックでした。
旅の初心者はジップロックを使い、ある程度旅になれるとトイレタリーバッグを使うようになり、最終的にジップロックに戻る。いろいろな製品を試した結果、結局はここに戻ってくるようです。
こちらの製品はマチありのタイプでスライダーチャックとなっています。ドラッグストアで取り扱いがなかったのでネット注文しました。
重さは5.5gと超軽量。
余裕で中に入ります。一室なので荷物がグチャグチャになりますが、透明なので中身が見えるのはいいですね。トラベルポーチは70gなので64.5g軽量化ができました。
ただこれ、吊るせないんです。短期滞在であれば吊るせなくてよいのですが毎回一泊だけってわけではありません。先日バンコクに行った際も一週間同じホテルに滞在しました。できれば吊るせるようにしたいですよね!
ってわけでホームセンターでこちらを買ってきました。ハトメです。
ハトメをジップロックに取り付ければ完成。
こんな感じでS字フックを使えば吊るせます。
重さは5.7g。S字フックは4g。
モンベルのトラベルパックは70gなので60g軽量化できました。二つに分けても50g軽量です。
トラベルパックのように強度はないですが、価格も安いので旅行毎に交換すればよいだけです。また美しくはないですが美しさよりも機能性と利便性を考えるとこれが一番良いです。もう減らすものがないですね。もっと軽くしたいんですが...。