山林生活

高品質ダークラム「ロンサカパセンテナリオ23」

高品質ダークラム「ロンサカパセンテナリオ23」

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いくらでも飲める身体なら問題ないけど、年を取ると代謝も落ち肝機能は低下。それにより酒量も減ってしまいます。そのため一生に飲める酒の量が決まっているのです。そんなわけで安い酒は飲まずに高い酒だけを飲もうと心に決めたのですが、先日ついつい安酒を手に取ってしまいました。

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ウイスキー、ラム、ジン、ウォッカ、テキーラ。あとは焼酎。 蒸留酒を飲むってなると大体この辺りでしょうか。日本だ

実際はちょっとしか飲めずに残してしまったんですが、やはり安い酒にはそれなりの理由があります。こちらの白酒はリカーショップで購入しました。リカーショップに行ったのは白酒を買いに行ったのではありません。ほかのお酒を買ったついでに白酒を買いました。

私がリカーショップに行くときは蒸留酒を買うため。どうしても最寄りのスーパーに売っている蒸留酒は品数が限られてしまいます。ウイスキーはブレンデッドくらいしかなくモルトがあったとしてもフィディック、ボウモア、マッカランあたりでしょうか。ウォッカも種類が限定されています。最近ではジンが増えているのですがどうも食指が動かない。数多ある酒の中でそれらが置いてあるってことはそれなりに美味しいお酒なのですが、やっぱり違うの飲みたくなるんです。本日手に取ったのはラム酒です。

スーパーやコンビニに置いてあるラム酒というとバカルディが有名でしょうか。次いでマイヤーズラム、亜種はキャプテンモルガン。ホワイトラム、ダークラム、スパイスドラムといった感じで一応ジャンルは揃っています。

【ラム酒】バカルディのスペリオールを使ったカイピリーニャ
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天竺に行ってありがたいお経をもらう旅を思いつき、スタート地点となる北京のことを調べてみました。 冬の気温は

バカルディのスペリオールは工業ラム(インダストリアルラム)と言われる砂糖を搾り取った搾りかす、廃糖蜜を原料として作られています。癖がなく割物にしやすい。いわゆる焼酎のようなもので近いのが黒糖焼酎でしょうか。比較的安価で買えます。でもラム酒を飲んでる感はないんです。やはりラム酒といえば樽の色がついた茶色いラム、ダークラムやミディアムラムと呼ばれるほうでしょう。

本日はこちら、ロンサカパセンテナリオ23を買いました。

ロンサカパの製造国はグァテマラです。
輸入元はディアジオジャパン。2年ほど前にディアジオが直接販売をするようになったようです。

こちらには「ヴァージンシュガーケーンハニー」と書かれてあります。バカルディは廃糖蜜を使用していますが、ロンサカパはサトウキビの一番搾りを使用した農業ラム(アグリコールラム)に分類されます。原材料が高くなるためその分値段も高いです。

箱の内側がおしゃれです。

私がロンサカパと出会ったのは20年前でしょうか。都内のバーで出会いました。そのころはバー巡りがマイブームとなっており、都内にある所謂「街場のバー」に訪れていたのです。そのころはまだラム酒がどんなものなのか知りませんでした。当然砂糖が原料ってこと、カリブとかあのあたりで製造されている酒くらいの知識はありましたが、インダストリアルラムとかアグリコールラムといった種別は知らず、「ラムと言ったら茶色い酒で海賊が飲むやつ」程度にしか思っていませんでした。

なんとなく荒々しい味で、罰ゲームで飲むテキーラのような味。そんな漠然としたイメージだったので避けていました。そんな折、バーテンダーに進められて飲んだのがロンサカパでした。

現在のボトルがこちら。二回ほどボトルデザインが変わっています。
ボトルの下部にヤシの葉で編みこまれた織物が巻かれてあります。こちらはペタテというグァテマラの伝統工芸品です。以前のボトルはボトル全てがペタテで覆われていました。手編みで作られているそうなので効率を考えてこの形となったのでしょう。

ロンサカパのロンはスペイン語でラムのこと。サカパはグァテマラの街の名前です。センテナリオは100周年って意味で街が100周年の1976年に作られたお酒のようです。

つまり「サカパのラム100周年」ってこと。
サントリーの山崎だって大阪の山崎で作られてるからその名前だし、ニッカの余市だって余市町で作られているから街の名前がついています。

さて、飲みます。
色が綺麗です。熟成年数は6~23年。ソレラシステムという継ぎ足しの秘伝のタレのような製法で作られているため濃厚で複雑な味です。ラム酒のスパイスっぽい辛い部分がありつつも蜜のような甘さがあります。封切と日数が経ち空気に触れた状態とでは大きく味が異なり、時間が経つと辛みが和らぎ甘みがさらに強くなります。私は封切より日数が経った方が好みです。ラムのコニャックと言われるだけあり上品で華やか。ナイトキャップにはもってこいの酒です。

そう、このトロッとした甘み。この上品な甘みがいいですね。

ロンサカパの飲み方は何も足さない何も引かないストレートが一番です。この飲み方が濃厚な味を堪能できます。これでモヒートを作るって人もいますが、それだと濃厚さが失われます。もしカクテルのベースに利用するのであれば生クリームを使用したカクテル、クレオパトラやパナマあたりが適しています。ココナッツミルクを使うピニャコラーダにも合うかもしれません。このようにクリーム系を使用した濃厚な味わいにするとロンサカパが引き立つのではないでしょうか。

私は作るの面倒なので“生”で飲みます。

やはりそれなりの値段がするお酒は美味しいですね。ボトルで5000円。750mlなので25杯分。一杯当たり200円です。
ちなみに一緒に買った白酒は一杯当たり44円。約5倍の値段しますが、それでも高い酒選んじゃいますね。

どんなに安い酒場でも1杯800円くらい。バーで飲んだら1200円前後くらい。
自宅で200円で飲めるなら、宅飲みになっちゃいますよね。

今宵もこれを飲んで就寝します。

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