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京都花街のはんなり文化!木屋町通のある怪しい歓楽街「四条河原町」

京都花街のはんなり文化!木屋町通のある怪しい歓楽街「四条河原町」

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本日は京都に来ております。
こちらは四条通です。四条河原町交差点を中心に京都の東西を走る道。ここが京都市で一番栄えているところです。
ここはデパートや高級ブティックが建ち並ぶエリアで平日でも人通りが多いところですが日が出てから時間が経っていないため人が少ないです。
観光客だらけの京都でもこんな景色がみれます。
早朝に営業している店があれば別ですがこの界隈の店は11時頃からあくのでしょうか。こんな朝早くから出歩く人なんていません。

こちらは四条河原町交差点です。
大丸、高島屋などの商業施設があるため東京でいう銀座と称されることもあれば、若者が多く文化の発信地のようなところなので新宿や渋谷とも言われる四条河原町。この界隈は歓楽街となっています。お店もいっぱいあるので買い物にも便利だし飲食店も多いので京料理も食べられる。
そんなわけで外国人にも人気のエリアです。

現在の京都は日中外国人でごった返しています。感染症により一時は観光客が減りましたが感染症明けと円安の影響で訪日外国人が増加。それにより多くの外国人が京都に来ています。
京都の観光客は一年間で7500万人もいるそうです。そのうち外国人観光客は500万人ほどです。

数値だけ見ると案外外国人って少ないんですね。

オーバーツーリズムだなんだと叫ばれていますが京都に来る外国人観光客は全体の1割以下。ぜんぜん観光公害じゃなさそうな感じがします。文化の違いや見た目で外国人が目立ちますが実際は日本人観光客の方が多いようです。

そもそも京都は修学旅行で学生がくるところ。

だから日本人割合が多くなるのでしょうね。と思ったのですが修学旅行生数は100万人程度。そこまで多くないようです。
じゃあなんでこんなに日本人が多いのか調べたところ、京都に来る観光客の7割が50代以上なんだとか。

これは観光老害。

京都が観光地として人気な理由は独自の歴史や文化に触れられるからでしょう。
和の要素、風情ある街並み。京都らしさを味わうために観光に来るのです。こちらの路地はまさに京都らしい町並み。
鴨川手前にある細路地。こちらは先斗町です。

先斗町は花街です。
京都には代表的な花街が五つあり、祇園甲部、祇園東、宮川町、上七軒、そして先斗町を合わせて京都五花街と呼ばれています。

京都五花街のひとつに数えられる先斗町。
ここは歴史遺産型美観地区に指定されているため古い町並みを楽しむことができます。

日本には全国に花街がありますがどこも衰退してます。東京にも東京六花街がありますが縮小してます。ほかの地域の花街も衰退もしくは消滅しています。でも京都の花街は事業としてなりたっています。料亭やお茶屋さんが軒を連ねる景色が見れるので花街の雰囲気を楽しむのなら京都が一番です。

先斗町が花街に指定されたのは1859年、横浜港が開港した幕末と呼ばれる頃でした。
江戸時代からある花街ではありますが、そこまで古い歴史ってわけではないようです。でも花街となる以前も先斗町はそれに準じた街だったようでここは私娼がいるエリアだったそうです。

江戸時代の京には嶋原遊郭がありました。
江戸の吉原、大坂の新町、京の嶋原。これらは三大遊郭と呼ばれかなり賑わってました。でも京にあったのは嶋原遊郭だけで、しかも遊郭外に出張が禁止されていたそうです。今のようにあっちこっちに風俗があるのではなく当時はちゃんと棲み分けができていたようです。

でも四条河原町から嶋原のある西新屋敷までは3km。歩くと45分くらいかかるんです。ムラムラって来たときの45分は長いですよね。
焦らしプレイはM性感の店だけにしてほしい!
当時の人たちはこのように思ったことでしょう。
そんな可哀そうな人を救うべく京にはあちこちに私娼がいたそうです。

結局今と変わらず棲み分けが出来てねぇ!

祇園には茶屋が軒を連ね、その茶屋に茶立女という給仕が働いてたんだとか。

茶立女はあくまでもお茶を提供する給仕。
でも給仕だって女の子だもん。急に客と恋に落ちることもあったのでしょう。客と恋に落ち、その場で致すってことも。

なんか聞いたことがあるシステム。

京では遊郭が認められたのは嶋原だけだったので多くの私娼窟、いわゆる岡場所があったようです。
先斗町も高瀬川を行き交う客目当てに私娼が集まったのが街のはじまりだったようです。私娼が集まったのは1700年ころ。ここは300年以上続く私娼窟だったのです。
天保の改革で茶屋営業は全面禁止になるも改革が実質失敗すると公娼街へ生まれ変わります。つまり先斗町はお茶屋と呼ばれる私娼窟だったのです。

花街は芸妓が芸事を披露する街。
現代ではそのような形式となっていますが、その当時は遊郭と大して変わらないシステムで芸妓もいれば娼妓もいたのでしょう。「ここは遊郭とは違うどす」感を出していますが実態は私娼窟だったのです。
そのようなサービスがなくなったのは戦後でしょうか。今は普通の花街です。

早い時間帯にはいませんが夕方になると舞妓さんを見ることができます。先斗町にあるのは料亭でしょうか。

でもこんな感じでお茶屋ってかいてあるんです。

舞妓や芸妓と遊ぶことをお茶屋遊びといいますが私娼が由来だったんですね。

労働基準法や児童福祉法。
舞妓ってけっこう法的にグレーですが、そもそも発祥がグレーな業態でした。そりゃそうなるべくしてなってるのでしょう。
文化に触れられる街といわれる京都ですが、その文化、掘り下げると結構闇があるようです。今はそういうエッチな遊びはないはず。

ホントに?

でもこれがはんなりってやつなんですね!はんなりの使い方を間違ってる。

こちらは先斗町の一つ西側隣りの筋、木屋町通です。二条通から七条通まで高瀬川に沿ってある路地。四条通のあたりは飲み屋街となっています。

居酒屋、スナック、バー、それにキャバクラ的な店もあります。チェーン店ではなく個人商店があるエリア。雰囲気のよさそうなお店がけっこうあります。

高瀬川を使い木材を運ぶ木材商がいる地域なので木屋町と呼ばれた町でしたが、次第に旅人向けの店が軒を連ねるようになり1700年頃に今のような飲み屋街になりました。坂本龍馬もこの界隈の店をしてたそうなのでここに来れば幕末の志士と同じことができるはずです。この街も歴史があるんですね。

こちらは飲食店ではたぶんないニュープレイスポット。おそらくサロン的な店でしょうか。閉店していますがこちらは俗店です。
そう木屋町通のこの界隈、江戸時代の茶屋の歴史を受け継ぐ店があるんです。

痴漢系ファッションヘルスという特殊な店。
これ、AVで見たことあるシチュエーション。時間停まったりするやつ。
明らかに犯罪系ファッションヘルスですが、ここで行われているのは合法です。倫理観に難あり。
でもこの店は性犯罪の抑止力になってるのです。

痴漢の年間検挙率は約2300件程度。一日6件ほどあるのでしょうか。
少ないですがこれ、検挙数です。実態はもっと痴漢があるのでしょう。

痴漢は犯罪ですが痴漢系は犯罪じゃない。この店を使えば問題ないのです。

この店のおかげで痴漢が減っているのか。
それともこの店のせいで痴漢が増えているのか。
そのへんは定かではありませんが実際に昭和の頃と比べると性犯罪は減ってます。どちらにせよこの店の中であれば捕まりません。

ぜんぜん京都っぽくないけどこれが京都なんです。ほら、けん玉成功で値引きしてます。
まるでお茶屋遊び。京都っぽさをここで出してる。

風俗過疎地の京にあるビルごと風俗店。ぜんぜんカフェっぽくない挿絵。しかも未成年者お断り。

明らかに普通のカフェじゃない。

まだ日が明けてからさほど時間が経ってませんがすでに営業中です。まさに日の出営業。

朝早くから四条に来るやつ風俗利用者だった。

日の出営業といえば特殊浴場の十八番ですが京都にはソレが一軒もないんです。かつては嶋原に一軒あったようですがそれも閉店。京都にはソープがないんです。

【滋賀の桃源郷】共存せよ!おごと温泉と雄琴ソープの今
【滋賀の桃源郷】共存せよ!おごと温泉と雄琴ソープの今

琵琶湖大橋をわたり琵琶湖の西側に向かいます。 県面積の6分の1を占める琵琶湖は南北に長く反対側に回るに

山を越えればそこは雄琴。

京都人「ソープどすか?お上品すぎて京には似合わんわ。近江さんでしたらよう似合いはりますの?」
って感じで滋賀にソープ街を譲ったのでしょう。
そもそも京都には私娼窟があったのでソープは必要なかったのです。でも私娼窟はなくなり京都は風俗過疎地となりました。このように京都にはソープはないのです。でも川崎には京都という名のソープがある(本場にないのに京都を名乗る川崎ソープ)。

こちらは外国人向けの風俗情報サイト。
英語表記もされており外国人も手軽に利用できます。かつては外国人NGが基本だった性風俗店。今はむしろ外国人向けの店が多いのでしょう。特に京都は訪日外国人が多いですからね。
京都の文化を知る、お茶屋遊びの原形を知りたいなら風俗店に行くべきでしょう。これこそがまさに京都のはんなり文化です。

こちらは木屋町通の南側です。こちら側にも飲食店と混ざって風俗店があります。京都は風俗街が少なく市内だとここくらいです。かつては五条にちょんの間街がありましたが摘発により壊滅しました。またJR線沿いには風俗街ができるものですが京都にはそれもありません。やはり花街が影響しているからでしょうか。

京都以外の花街の中には戦後赤線街となり、売春防止法性交後はソープ街になったところがあります。でも京都は戦後赤線街になったあと、再度花街に戻りました。

下世話な風俗街がない代わりに上品な花街がある。だから風俗店は必要ない。

もしかしたら京都の花街は売春防止法施行後も昔ながらのサービスをしていたのかもしれません。そのため風俗街を必要としなかった。
ただでさえ一見しか行けない閉鎖的な環境です。そういったサービスがあっても不思議じゃありません。

でもそれはもう昔の話。
今は健全な花街になりました。

日本の古き良き文化を味わえる花街。お茶屋遊びができる街なのです。

お茶屋遊びを楽しめるかはその人の素質によります。節度、礼儀、所作、社交性、柔軟性、人間性。相応の人間じゃなきゃ楽しめないのでしょう。私はまだその域には達していないようです。

いつか行けるようになる日が来るのかな?
舞妓さんとお茶屋遊びができるかな?

お茶屋遊びができるようになるよう精進します。

ちなみにグーグルマップで風俗を検索するとお茶屋さんがヒットします。

舞妓さんとお茶屋遊びの意味。

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