山林生活

京都入ル。東海道の終着点、三条大橋へ

京都入ル。東海道の終着点、三条大橋へ

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朝7時。日本橋からここまでいろいろな手段でどうにかたどり着きました。これより京都に向かいます。6時起き、これまでも時には5時起きをこともありました。普段午前中はゆっくりしていますがこの旅で朝早く起きるようになりました。朝日とともに起き、日暮れとともに寝る。そして体を動かす生活。東海道を移動する旅は健康的な日々が送れました。でもそんな生活もあとちょっとです。

昨日はゲリラ豪雨などがあり天候が悪かったです。本日も曇りです。そのためそこまで気温が高くなっておりません。でも時間がたてば暑くなるので午前中に行けるところまで行きたいです。

大津宿の本陣跡です。現在は何も残っていません。現在も繁華街があるような場所は整地されているので何も残っていないのでしょう。

線路沿いを歩いていきます。琵琶湖線に乗れば京都までは1駅でしょうか。京阪京津線の場合は9駅くらいあるようです。でも歩いて10kmちょっとです。電車に乗らなくても午前中には余裕でつくでしょう。
しかし足の豆は変わらず残っており水が溜まっています。二日程度では治らないようです。豆以外にも単純に筋肉痛もあります。普段からぜんぜん歩いていないためこの旅はずっと筋肉痛でした。だましだまし歩いていきます。
でもそれも今日が最後です。ここまで頑張ってきました。まぁズルしたと言われてもそれは否めませんが、東海道を頑張って移動したわけです。

電車に乗りたい欲望をグッと我慢。最後ぐらい歩いて京都に入りたいです。

峠越えです。これを越えれば京都に入るはず。二日休んだおかげかそこまで辛くありません。もしすべての工程を徒歩で行くのであれば休むときはしっかり休んだ方がよいようです。

まだ京都ではないようです。
多分これが関所なんでしょう。つまりこれより先は京都になるんだと思います。

でもまだ京都ではない様子。峠は越え、下りとなりました。

出発時に京都まで11kmだと思っていたのにまだ11kmあるようです。でも行先は三条大橋のところ。この青看板はたぶん違う京都の場所を指しているのでしょう。

京都と滋賀の県境を歩いています。東海道は右側なのでまだ京都に入れません。

全然京都に入れねぇじゃねーかと思っていたのですが、気が付けば京都市に入っていました。色々とありましたがやっと最後の目的地である京都に入りました。

京都に入っても飛び出し坊やは健在です。あと少しです。

山科駅を過ぎた後、もう一山超えないといけないようです。生活道路のようなところを登っていきます。

でもこれも東海道なんです。旧東海道と名乗るのであればもう少し分かりやすくしておいて欲しいですね。ここに来るまでに何度も見失っていました。でもそれもあとちょっとです。
山を越え、街並みが広がってきました。京都っぽいお店もちらほら見かけるようになります。

大津を出発してから2時間30分。ついに東海道の終わりの地点である三条大橋にたどり着きました。

約500kmの道のりです。東海道を旅する人は徒歩ですが、今回は徒歩だけではなく、自転車、バス、電車、そしてレンタカーを利用してここまでたどり着きました。恐らくこんなハイブリッドな東海道五十三次をしたのは私が初めてなんじゃないでしょうか。そもそも五十三次と言いつつ2つくらい宿場町飛ばしてますし、大半は通り過ぎる際に写真撮っただけですし。全く宿場町関係ない動きをしましたがこんな旅もいいんじゃないでしょうか。

徒歩だけでここまで来たわけではないため、三条大橋にたどり着いても何の感動もありません。今回の旅は箱根峠を徒歩で登ってみたかった。つまりその後は惰性でした。三島から新幹線に乗って京都まで来てもよかったくらいです。
今回旅してわかったことは、歩くのは一日20kmくらいが限度ということくらいでしょうか。徒歩だけで京都まで行くとなれば25日ほどかかっちゃうわけですね。それなら無理はせずに使えるものは使っていく方がよいということになります。

そもそもスマホ見ながら移動しています。昔の人は徒歩で移動したから同じように徒歩で移動しよう!といってもスマホ見てるんです。昔のように京に向かうのであれば草履を履いて川を腰まで浸かりながら渡り、木陰で休みながら進むべきなんです。コンビニを利用している時点で昔とは違うんです。違うのであれば利用できるものは最大限利用すればよいわけです。

三条大橋を渡ったところのスタバに立ち寄りました。道中タリーズ、ドトールは使用しましたがスタバを利用するのは初めてです。海外とはやっぱり違います。安全だからスタバが無くても安心なんです。コンビニもあるし自販機もあるので何の問題もありません。
ホテルに関してもGoToトラベルキャンペーンを使用しなくてもそこまで高いわけではありません。それらを考えると海外よりも低価格で安心して旅ができます。

東海道五十三次(何か所か寄ってない宿場町アリ)はこれにて終了となります。
でもせっかく京都まできました。このまま新幹線で帰るのではなく、こちらに少しばかり滞在したいと思います。東海道五十三次はプロローグに過ぎません。本題はここから。これより京都滞在編が始まります。

具体的に京都で何かをするというわけではありません。
でも何か目的があった方がよいですよね。せっかく歴史ある京都にいるわけです。それであればルーツを探る旅ということにしたいと思います。いろんなルーツを探ることで歴史を感じれるのではないでしょうか。

仕事では京都に何度か訪れていますが、観光目的で来るのは中学生のころに木刀を買って以来なんじゃないでしょうか。コロナのこともありますので制限されるところもありますが、京都に滞在してお金を落したいと思います。

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