山林生活

【大津宿】滋賀の9割は琵琶湖。琵琶湖名物食べてみた

【大津宿】滋賀の9割は琵琶湖。琵琶湖名物食べてみた

[更新日]
[著作者]

おごと温泉に泊まりたかったのですが、当日予約で一人客を受け入れてくれる旅館がありませんでした。
予定では雄琴温泉に宿泊、翌朝レンタカーで大津まで移動。そして徒歩で京都に向かう形でしたがそれができませんでしたので宿場町である大津宿に移動しました。
不要となったのでレンタカーはここで返しました。

レンタカーを返したということは京都までは車で行きません。だって東海道五十三次ですよ。最後くらい徒歩で行くべきだと思うんです(出発はチャリでしたが)。まぁ大津→京都であればいろいろな移動手段もあります。最悪タクシーという方法もあるわけですし。そんなわけでレンタカーを返しました。

本日宿泊のホテルです。これまで通りビジネスホテルです。朝食はなしプランとなりました。

目の前には滋賀県の85%を覆う琵琶湖が広がっております。天候がよくなくレイクビューはかなり悪いです。

今日は四日市から宿場町を10か所。そして東海道とは関係のないおごと温泉も回りました。最後の宿場町です。ちょっと外に出て歩きたいと思います。

最後の宿場町で京都までの距離は10kmほど。京都との間には峠道があります。そこまできつい道ではありませんが昔は関所があったのでしょう。大津で一泊して翌日京に向かうのでしょうね。大津とその手前の草津は旅籠が多くあったのでしょう。そして雄琴のあの手の店のようなところも多かったんだと思います。

ゲリラ豪雨の残りがあり少し雨がぱらついていますが傘をささない程度です。
大津には色々と名物があるようです。ただ18時過ぎとなってしまい店が閉まりそうだったのでとりあえずこちらの店に行きました。滋賀県大津名物三井寺力餅というものです。弁慶にあやかりがあるんだとか。

ほぼ安倍川餅ですが、味はおいしいです。日本酒のツマミになります。

遅い時間のためほとんどシャッターが閉まっています。大津を知るのであれば連日滞在すべきなのでしょう。

そのような中でよさげな飲食店があったので立ち寄りました。この時期は夏休みで店が閉まっていることが多いです。そのため歩き回ってよさそうな店を探すしかありません。ネットで探すよりもそっちの方が手っ取り早いです。

97%が琵琶湖で形成されている滋賀県。水も食べ物も全て琵琶湖の恩恵を受けています。ということで名物も琵琶湖にちなんだものなのでしょう。

とりあえずビールを注文。

つき出しは何かの貝と何らかの水草です。これらも琵琶湖由来のものでしょうか。

ホンモロコの天ぷら。小鯵の天ぷらっぽいやつです。ブルーギルとブラックバスに浸食された琵琶湖。でも環境改善でホンモロコも獲れるようになっているのでしょうか。

やっぱりこれ食べなければダメでしょうね。鮒ずしです。これこそ琵琶湖の恩恵を受けたご当地グルメではないでしょうか。
苦手な人はダメらしいですが、個人的にはこの味は好きです。塩気が強く酸味があります。酒のツマミですね。日本酒によく合う味付けとなっております。鮒ずしはウイスキーと同じように寝かせることで深みも増すようです。古漬けの鮒ずしも食べてみたいですが値段も高いのでしょう。

見た目や臭いを考えれば明らかに腐ってるし食べちゃダメな感じですが、発酵させることで旨味も増し栄養素も高まります。アラスカのキビヤックもそうですが科学が発達していない時代でもそれを肌で感じて作っていたというのはすごいです。これが関東でも普通に手に入ればよいのですが一般受けする食材でもなく管理も大変なのでしょう。そのためここでしか食べられない食材なんじゃないでしょうか。東海道を旅したから食べられた食材なんだと思います。

まぁネット通販しているようですが。

腹も満たしました。ホテルに帰る途中に銭湯を見つけてしまいました。スーパー銭湯よりも普通の銭湯のほうが好きです。銭湯って何だかその土地の雰囲気とかが味わえるんです。どのような人が住んでいるのかは銭湯に行けば味わえるんです。ここにくれば民度とかそういうのが分かるんです。

靴箱は木札のカギがついています。木札が残っているということは人が少ないわけです。

でも靴箱を使わない人も多くいます。民度がわかります。

多分この地域は靴箱に入れなくても靴が盗まれない地域なのでしょう。だからみんな靴箱を使わないんだと思います。
つまり安心してお風呂に入れるということです。

年配の方、子連れの親子。様々な人がいます。裸になれば身分や人種など関係ありません。きれいな鯉金を背中に背負った方も普段は人権が無くても銭湯では平等に扱われます。ヤクザモンでも気兼ねなく入れるのが銭湯です。刺青の数がその街がどんなところなのかを教えてくれます。

銭湯で汗は流せても洗濯は自分でやらなければなりません。ホテルに戻って衣類を洗濯します。
これまで洗濯はボディーソープを使用していました。ビジネスホテルは基本的に液体のボディーソープです。今回初めて固形石鹸でした。海外で洗濯をしていた時、どの国に行っても固形石鹸しかありませんでした。何だか懐かしい感じがしました。

明日、京都入りとなります。大津から徒歩で移動するつもりです。果たして何も問題なくたどり着けるでしょうか。

関連記事

【四日市宿】名物トンテキと夜の四日市
【四日市宿】名物トンテキと夜の四日市

桑名駅前につきました。現在桑名駅はリニューアル工事中です。 そのため駅入り口が封鎖されています。本来の駅改札の...

 
京都入ル。東海道の終着点、三条大橋へ
京都入ル。東海道の終着点、三条大橋へ

朝7時。日本橋からここまでいろいろな手段でどうにかたどり着きました。これより京都に向かいます。6時起き、これまでも時には5時...

 
吉田宿から池鯉鮒宿へ。チャリと徒歩のハイブリッド旅
吉田宿から池鯉鮒宿へ。チャリと徒歩のハイブリッド旅

本日も良い天気です。ずっと晴れています。これより自転車で岡崎を目指したいと思います。自転車で30kmです。朝飯前といった感じ...

 
岡部宿を通り宿泊地の藤枝宿へ
岡部宿を通り宿泊地の藤枝宿へ

旧東海道は生活道路のようなところに設置されていますが、たまに現在の東海道、つまり国道一号線沿いのところもあります。 ...

 
沼津宿から府中宿まで。シェアサイクルで静岡横断
沼津宿から府中宿まで。シェアサイクルで静岡横断

朝5時です。今日は早めの移動です。ホテルでは朝ごはんがついていましたが、朝ごはんの提供は6時以降です。そのため食事をせずに進...

 

Profile

Author:

山林生活

山林生活を目指す。
でも都市型生活、旅行を中心にブログを書いてます。⇒プロフィール

お気に入りRSS