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【川崎宿】コロナで消える川崎の繁華街

【川崎宿】コロナで消える川崎の繁華街

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大森・蒲田と抜け川崎に向かいます。個人的にはこのあたりの街が好きなんです。同じ匂いのする人がいる街という感じでしょうか。東京23区内なのに川崎と似た雰囲気があります。東海道の宿場町にはこの二つの街は含まれておりません。そのため今回はスルーします。今度暇なときに巡りたいと思います。

これより神奈川県に入ります。そういえば六郷のあたりにも面白そうな場所がありました。むかし川崎に住んでいたころ、川崎側の川沿いに住む方とは知り合いとなり川沿いに違法建築されたご自宅に招かれたのですが、川を渡った六郷側の川沿いにもリバーサイドブルーハウスが建ち並んでいました。少し前のことですので以前の台風で知り合った方はおそらく流されてしまったのかもしれません。それでも新しく家はできているようです。

橋の上から撮影したかったのですが車道側にいると川を見ることができませんでした。川崎側よりも六郷土手側の方がアウトドア感があってよさそうなんですよね。山林生活に使えそうな情報がありそうな感じがします。かといって戻って撮影するのも面倒です。大森蒲田と同様に六郷土手もまた別の機会に行こうと思います。

国道15号で川崎に渡り、渡ったところで向かって右方向に向かい旧東海道で川崎市街を抜けていきます。
基本的に昔の東海道は大通りの脇にあるような感じです。そもそも昔は多摩川を渡し船で渡っていたようです。橋を架けても流されちゃったので以降の交通手段は船だけになっていたようです。橋が壊れるくらいの増水が頻繁にある多摩川。そのため渡れない日も多かったんだとか。そんなわけで川崎は宿場町として発展したそうです。江戸から出ていく人ではなく京から江戸に入る人向けの街だったんでしょう。日本橋から10kmちょっとの距離ですからね。わざわざ川崎に泊まる必要はありません。まぁ好きな人はわざわざ船で川崎にわたってオイタをしていたのでしょうが。
旧東海道の左手側はソープ街の堀之内です。現在のオイタの場所です。以前は堀之内はちょんの間を見て回りました。

【何度でも蘇るさ】川崎堀之内のちょんの間の現在
【何度でも蘇るさ】川崎堀之内のちょんの間の現在

慶長5年徳川家康は六郷川(現在の多摩川下流)に六郷大橋を架け以後修復をしていましたが元禄元年7月の大洪水

ここはホームであり生まれ故郷のようなところです。一応既得権益で営業ができているソープランド。しかし建て替えができないためどんどん老朽化しているようです。どうにかこうにか営業継続しているようですが徐々に少なくなっていくのでしょう。某芸能人が「コロナ明ければ若い子が...」ということを言っていましたが、明ける前に店をたたまなければならなくなるところもあるかもしれません。
風俗業は国の補助が一切ありません。企業や個人事業主あてに持続化給付金を支給していますが風俗業は対象外。家賃給付金も風俗は不可ということです。その理由は国民の理解を得れないからというものでした。
たしかに理解してくれる人は少ないでしょう。しかし理解してくれないからというだけで爪弾きとするのはちょっと問題だと思います。

まぁ働いているキャストは個人事業主というケースがほとんどです。そのためキャストは支給対象(しっかり申告しているというのが前提)にはなります。でも申告していない人が多く、給付金をもらえる人は少ないのでしょう。
風俗経営者に関しても正しく納税しているか疑問の多い業種ですが、経営しているため申告はしているはずです。絶対脱税しているというのが前提で話を進めるというのもおかしな話です。また暴力団関係者が多いのも事実なんだと思いますが、そもそも暴力団関係者であれば経営はできないんです。しかし風俗業は脱税していて反社の巣窟という考えが根底にあるのでしょう。実際にそういうところもあるんだと思います。しかし風俗だからという理由だけで一緒くたにするのは差別そのものなんじゃないでしょうか。
でも誰もこの件には触れないみたいです。救う価値のない人たちということなのでしょうか。

国が救わないのであれば市民の力で!コロナ明けはぜひ堀之内へ!

堀之内ゾーンを抜けると砂子通りとなります。こちらも旧東海道。左側は仲見世通りなどの“夜の街”になります。ここもコロナの影響をモロに受けていそうです。接客が伴う飲み屋はかなり厳しい状態なんでしょうね。はやくコロナが明けてほしいです。

川崎に住んでいたことがありましたがまったくこういうの気にしていませんでした。結構いろんなところに文化財があるようです。住んでいても興味が無ければ目にも止まりませんでした。
そもそも現在の川崎の旧東海道沿いは宿場という様子はありません。唯一堀之内と南町に宿場の名残りがある程度。

【893】堀之内よりもディープな川崎南町【リアルアウトレイジ】
【893】堀之内よりもディープな川崎南町【リアルアウトレイジ】

川崎駅にほど近い、堀之内とは反対方向にある川崎南町。以前は遊郭のあった場所で、その後風俗街へと変わりましたが現在

これらが唯一東海道の二つ目の宿場町だったと証明できる証拠でしょうか。
川崎ですらこの程度しか残っていません。そもそも一つ前の品川宿も商店街があるくらいでとくに普通の町でした。品川、川崎とこんな感じで特に何もなく普通です。今後の宿場町も同じような感じになるのでしょうね。次は神奈川宿というところのようです。

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