山林生活

【バスできた】桑名宿にて名物ハマグリを食べる

【バスできた】桑名宿にて名物ハマグリを食べる

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ついに禁断の移動手段であるバスを利用しました。しかしこのバスは桑名まで行かないようです。

テレビの旅行番組で見て知っていますが、県を越えるバスは少ないんだそう。恐らく大人の事情があるのでしょう。大人の事情によって近隣に住む人たちが迷惑しているんですが、これは決まりごとのようです。そのためこのバスでは今日の目的地である桑名まで移動できません。

とりあえず終点で降ります。ここから桑名に行けるバス停を探したところ一つありましたのでそちらの方に向かいます。もう徒歩は避けたいのでバス旅に変更です。

深夜しかない。
恐らく終電後に走る深夜バスなのでしょう。もしくは路線廃止にならないように大人の事情で一本走らせているだけなのかもしれません。この時間までは待てませんので仕方なく徒歩で桑名を目指します。
ここからだと桑名までは10kmくらいでしょうか。
というより最初から名古屋でバスに乗ればよかったのです。恐らく桑名行のバスもあったのでしょう。中途半端に「やっぱ徒歩だろ」みたいな考えをしたため、こんなことになってしまったのです。使えるものは使っていく。それが現代版の東海道五十三次なんじゃないでしょうか。

この尾張大橋の先が三重県となります。足痛いけど頑張って歩きました。

三重県に入ります。東京、神奈川、静岡、愛知ときて、やっと三重に入りました。残りは滋賀県だけです。

三重県に入ったところになばなの里があるようです。どうやらそちらから桑名行のバスが出ているようです。また桑名市に入ったので路線バスもあるのでしょう。

しかしバスのタイミングが合いませんでした。次にバスが来るのは大分先なので仕方なく歩くことに。

あと残り5kmです。これくらいであれば頑張れるはず。最悪タクシーという手段もあるし。

コンビニで水分補給します。水道水とか飲んでられる状態ではありません。出来る限り冷やす。冷却パックが売ってないので腹の中から強制冷却です。セブンイレブンのパイナップルアイスが最近のお気に入りです。この気温だとすぐに溶け出すので一気に食べちゃいます。

この橋を渡ればもうすぐ桑名です。ちなみになばなの里と桑名駅のシャトルバスに抜かれました。でも行くのは桑名駅ではなく桑名宿です。桑名宿は駅から少し離れているようです。そのため駅から歩くよりもこのまま徒歩で行った方が近いのでしょう。

近いのでしょうと言いつつ橋を渡ってから一時間もかかってしまいました。暑くて木陰があれば休むことを繰り返していました。やっと七里の渡しの桑名側に到着しました。

28kmは遠かったですねー(バス使ったけど)。何だかんだで5時間近くかかってしまいました。もう13時です。今日は中途半端な朝ごはんしか食べていません。そのためお腹がすきました。
桑名の名物といえばハマグリです。そのためハマグリ料理を食べたいです。桑名は昔来たことがあり、ハマグリを食べました。酒蒸しみたいなのを食べたと思います。今回はちょっと違うやつにしてみたいです。

グラタンです。和食ではなく洋食のセットメニューを選んでみました。
どうしてもご当地グルメや郷土料理って和食が強くなってしまいます。でもハマグリを使った洋食も地産地消となります。

クラムチャウダーにハマグリを使っているらしいです。

メインディッシュはハマグリのフライです。牡蠣のフライみたいなやつです。こうやって変化球でハマグリを使うってのもいいですね。近くには料亭もあります。和食料理屋もあります。そして観光客はどうしてもそちらよりになってしまうでしょう。でもこのように全く違う側面から名物を売り出すのっていいですよね。和食ばっかりじゃ飽きますからね。やっぱりたまには洋食が食べたくなります。

でも最後は和食で〆ることに。

ハマグリの佃煮ののったお茶漬け。和食もいいですね。

ほかの店の候補もあったのですがほとんどが休みでした。つまり洋食確定だったようです。

この辺りは桑名宿の入り口だと思うのですが、現在は花街と呼ばれている地域のようです。おそらく昔は私娼も多くいたのでしょう。そして一時期は赤線街だったのかもしれません。でも現在はそのような店はありません。桑名の飲み屋街は駅前にありましたのでそちらも見て回りたいと思います。

ハマグリで有名な桑名。マンホールに描かれている絵がどう見ても鳥山明の描くウンコなんです。

ここが桑名の飲み屋街です。日中なので殺伐としていますが、夜にはきれいなネオン街となるのでしょう。コロナウイルスの影響がなければ各宿場町のスナックを回りたかったのです。場末のスナックに行き、ママの鉄板ネタを聞いて回る旅をしたかったのです。しかしそれは感染リスクが高すぎます。クラスターの元凶になる恐れもあるわけです。そのため夜の街には出かけないようにしています。その分楽しさは半減しますがこれがコロナと共存する世界なんだと思います。ワクチンができればそういった店にも行きやすくなるでしょう。もう少しの辛抱です。

飲み屋だけでなく風俗店っぽいところもあります。桑名はまた別の機会に訪れたいですね。

さて時間はまだ14時です。
ホテルチェックインの時間までは少しあります。このまま歩みを進めるのも一つです。次の宿場町は四日市となります。歩いたら結構な距離ですが、今はバス移動という手段を手に入れました。バスであれば20分くらいで行ける距離だと思います。
ということで桑名から四日市までのバスルートを調べたのですが、それが見当たらないんです。
住宅街を巡回するコミュニティバスはあるようですが、幹線道路を走る路線バスが無いんです。おそらく各家庭が車を持っているためバスが不要という点、そして電車があるんだからバスいらねーだろってことなんでしょう。つまり四日市まで行くバスが無いので徒歩という選択しかありません。

今は足が痛い。そのため桑名で宿泊する。でも明日起きても足が痛いのは変わりません。そして明日になればバスが走るわけでもないのです。どうすればよいのか。はたしてどうしたもんか...。

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