山林生活

バックパッカーはやっぱりウエストポーチを持つべき

バックパッカーはやっぱりウエストポーチを持つべき

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バックパックに荷物を詰め込み海外へ。
できるだけ荷物を減らしたい。そんなわけで何が必要なのか、何が不要なのかを色々と考えて減らしています。そして空いたスペースには夢つめ込みたい。

といいつつ空いたスペースに水とトイレットペーパーつめ込んでました。

結局荷物減らしてスペース作っても「なんだ。スペースあるじゃん」ってなって不要なものを入れちゃうんです。昨年の旅行ではホテル泊るたびに無料の水をバッグにつめ込み、一時期ペットボトルが5本(2.5L)くらいになっていました。だいたいホテルだと水が二本用意されているんです。一本は使いもう一本は持ち帰る。それを五日間繰り返せば5本の水になるわけです。せっかく荷物軽くしているのに自ら重い荷物を運ぶスタイル。これもそれも貧乏癖のせいです。タダならもらっとけ精神が肩にのしかかっているんです。まずすべきは荷物を減らすのではなく考えを改めるところからなのでしょう。

ミニマリストを目指すためには荷物を減らすのではなく心を豊かにすること。

これなのでしょうね。しかし私はそんなことよりも荷物を減らしたいという衝動に駆られるわけです。ミニマリストを目指すのではなくミニマリスト風を目指しているわけです。「荷物が軽くなったオレスゲー」をしたいだけです。ばかばかしいですが人はこうやって成長するんです。今はその成長の前段階です。そんなわけでさらに手荷物の見直しです。

今回はバックパックではなく“もう一つの手荷物”です。

バックパックには衣類や電化製品などホテル滞在の際に必要なものが入っています。それとは別に小さなバッグを持ち歩いています。そちらには財布やパスポートなどの貴重品が入っています。それだけあれば最悪海外に行ける荷物が入っています。昨年の旅では小さな肩掛けバッグでした。

バッグの中身は以下となります。

■パスポート
■財布
■ノート
■ペン
■手ぬぐい
■ウェットシート
■スマホ

これだけです。
パスポートはホテルの宿泊の際、施設利用や両替、そして国境を越える際に提示します。パスポートが一番の貴重品なので隠しておきたいのですが使用頻度が多いためこのように手持ちのバッグの中に入れています。財布に関しては日本円とドル、そしてクレジットカードが入っています。現地通貨はマネークリップに挟んでポケットの中に入れていました。財布の使用頻度は低いですが貴重品のため常に持ち歩いていました。
ノートとペンはチケットの購入や入出国カードの記入などで頻繁に使います。筆談でも使うのですぐに出せるところへ。手ぬぐいとウェットシートはトイレの際にすぐ出せるように。

使い勝手は良かったのですが、いろいろと重いのです。バッグが革製というのもあるのですが、中に入っている荷物も重いのでそれらを新調することにしました。

まずバッグに関してです。
色々な人の旅行ブログ、バックパッカーのブログを見る限り、手荷物はウエストポーチが一番適しているようです。スリの多い地域ではチャックがあって体に密着しているバッグが望ましく、そして手をふさがないのがベスト。それらを叶えるのがウエストバッグになるようです。ということで買うこととしました。

ウエストバッグなんて買うのは子供の時以来です。子供のころ、憧れました。色々ポケットがついていていろんなものが入れられるわけです。そういう多機能なところって男子の心を揺さぶるわけです。親にお願いして買ってもらいました。当然入れるものなんて何もないのでその辺で拾ったネジとかセミの抜け殻とか、きれいな石とかそういうの入れてただけなんですが。その当時のボクには大切な宝モノ。しかしただのゴミ拾ってバッグに入れているだけでした。ゴミとはいってもその当時は夢がウエストバッグに詰め込まれていたんです。それは大人になっても同じ。
大人になってもやはりそういうの憧れちゃいます。どうでもよいものをカバンに詰め込みたいんです。でもそこまで多機能でなくてよいんです。荷物を入れるのは記した通り少ないわけです。それだけ入ればよい。そんなわけで購入したのがこちらの製品です。

マムートのウエストバッグです。サイズは2Lとなっていましたがメインの部分には500mlのペットボトルが入るくらいの大きさしかありません。最低限の荷物を入れるだけなので別に2Lのサイズは不要です。

この製品の良いところ、それはバッグの裏にあります。ここに隠しポケットがあるんです。隠しポケットというほど隠れてはないのですが体に密着しているため盗まれる可能性は低くなります。パスポートを入れるのにちょうどよいサイズなんです。パスポートは移動する旅だと出し入れが頻繁にあるので一番出しやすいところに置いときたい。でも盗難されるとそれは面倒。バッグ全部を持ってかれるようなことがあれば仕方ないですが、こうやって少しでも隠れていれば盗まれる心配がありません。服の下に隠すセキュリティポーチっぽいやつも考えたのですが、頻繁に取り出すわけです。隠れている意味がなく、そして取り出すのが面倒なんです。このバッグのようにアクセスしやすくセキュリティも多少高いってところがよいポイントです。

前面のポケットの中にも貴重品入れがあります。背面にパスポート、前面のポケットの中の貴重品入れに財布を入れとけます。財布はジッパーの中に。そして手前のところに手ぬぐいやメモ帳、筆記用具、スマホを入れておけばよいでしょう。ついでに以前購入した小さいポケッタブルバッグも中に入れときます。

最前面にはベルクロポケットがついています。ちょうど横長のウェットシートが入るサイズです。特に入れるものがなかったのでウェットシートをいれただけです。マジックテープのバリバリなんで貴重品入れといてもよいかもしれません。

そしてこの製品の一番の推しは脇の小さなポケットです。両サイド脇にスゲー小さなポケットがあります。小さすぎて何も入れられません。でもこの小さなポケットには夢がつめ込めるんです。といっても本当に小さいので小銭とUSB充電ケーブルくらいしか入りません。大人な人であればコンドームとか入れとくのでしょう(メッシュで外から丸見えですが)。小さすぎて使い勝手が悪いですがこの小さなスペースがあるのってなんだかうれしいですよね。イヤホンとか耳栓とかそういった小物を入れて置けるってのもよいのかもしれません。バッグの重さは軽いので以前よりも軽くなりました。

そして中身も改めます。

まず財布ですが普段使っている財布ではなく旅行用に新調しました。こちらは無印良品で売っているトラベル財布です。値段は1000円以下で買えるやつです。アウトドア製品であればもっと薄いやつがあるのですが、値段的にこちらを選びました。

日本円とドル紙幣、それとクレジットカードを入れておく感じでしょうかね。お金に関しては一か所にせずにいくつかに分けています。前回の旅では5か所に分かれていました。そこまで用心する必要はないと思いますが、細かく分けておいた方がよいでしょう。強盗にあったら抵抗せずにお金を出すというのが基本のようです。全財産を出しちゃうとその後の動きが制限されます。そのため強盗に遭っても残せる形を取るため分けて所持してます。これって海外旅行の基本になっていて、当然強盗側もそれを知っているでしょう。一つ目を差し出してなお要求してきた場合に二つ目も出す。これで強盗は引き下がります。5か所に分けていれば40%の損失で済むわけです。そして持ってかれる可能性があるならば安い財布の方がよいでしょう。強盗に遭うのが前提ってのもおかしな話ですが。

以前よりも薄くなりました。これまでは小銭入れが無くてコインは裸のまま持っていました。ウエストバッグの小物入れと併用して使えば小銭も収納しやすくなりました。

ついでのノートも新調しました。これまで持っていたノートと比べると薄くて小さいためバッグに入れてもかさばりません。こちらも無印良品です。パスポートの色と一緒で赤と紺がありました。同じ赤だと間違えるおそれがあるため紺色のやつを購入しました。

無印良品はトラベルグッズが結構充実しているようです、この前購入したS字フックも無印でしたからね。そして無印良品ってミニマリストが使ってそうな雰囲気があるじゃないですか。これからは無印要チェックですね。

手荷物はこれまで意識していませんでしたがずっと持ち歩く荷物なのです。そのためできるだけ軽い方がよいでしょう。バックパックにウエストポーチ。これで私もバックパッカーの仲間入りということでよいでしょうか。というわけでそろそろ海外に行きたいと思います。

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