やっぱり旅行は好きなところに行くべきだ
昨年、中国から陸路でインドの隣の国のミャンマーまで行きました。天竺を目指す旅。天竺に行けば悟りをひらけるのではないか?という考えのもと北京から陸路で東南アジアを抜けインドを目指すたびに。しかしインドにはたどり着けませんでした。道中はいろいろな出会いもなく、様々な困難を乗り越えることもなく、悠々自適でもない無難な旅ができました。
それもこれも予定より期間が短かったから。
最初は三か月かけて旅に出ると言っていたのに三週間程度で帰ってきたわけです。これなら陸路でどうのこうのするのではなくどこかに滞在した方がよかったんじゃないだろうか?と思いまして。
行くのであれば気温の高いところ。ハワイやグアムなどもいいですがやっぱり東南アジアが一番です。昨年はベトナム、ラオス、カンボジア、タイ、ミャンマーに行きました。物価の安いベトナムもよかったです。まだ未開感があるラオスやミャンマーもよかったです。でも短期滞在だったためそこまで詳しくわかりません。わからないのを知るために滞在すべきですが、そういうのすらめんどくさい。できればのんびりしたいんです。
ということで目指したのはバンコクです。
本来この流れだと普通インドを選ぶべきでしょう。昨年インドに行けなかったわけです。今であれば手持ちのビザで渡航できます。飛行機でインドへ、そして鉄道でビハール州に行ってありがたい経典をもらえば天竺の旅も達成できるのでしょう。しかし、インドという選択はありませんでした。
選ばなかったのは単純に安全安心を手に入れたいから。インドってちょっと不安じゃないですか。それに比べるとタイは安全な感じです。そしてタイではなくタイのバンコク。バンコクから外に出る気はありません。生温い東南アジアの旅が大好きなんです。
タイの首都バンコク。古くはインドと並ぶバックパッカーの聖地となっておりました。しかし現在は発展し、普通のキレイな街へと変わっております。
刺激的な街、あまり人が寄り付かないような国に行ってそれをブログで発信することがブロガーとしての使命なのでしょうが、そんなのはその手のブロガーの人がやっていればよいわけで、私は生温い海外旅行を発信します。約三週間ほどバンコクに滞在します。
滞在中、何もしません。特に何もせずバンコクで過ごします。
そもそも私は飽きっぽい性格です。熱しやすく冷めやすいんです。山林を購入した時も、購入する直前は「骨を埋める」と豪語していましたが、今ではその気持ちも薄れ、だれか買ってくれねーかな?という気持ちが強いです。車中泊も当初は軽バンをカスタムして車中泊仕様にするのが至高と言っていたのに今では「キャンピングカーが欲しい」という気持ちになっております。このように飽きっぽいんです。
でも旅はどうでしょう。そもそも旅は昔からずっと続けています。好きとか嫌いとかそういうのではなく空気みたいな存在なんです。これだったら長く続けられるんです。いっそのことずっと旅を続けられます。しかし旅をするにはタネ銭が必要です。貧乏旅行もよいのですが、この年になるとエアコンの効いていない部屋で寝るなんてできません。おいしいご飯も食べたいし、暖かい布団で寝たいんです。それをするためには金が必要。
金をかせぐためには日本で頑張らなければなりません。日本で一定期間頑張って金をかせぎ、そして長期の旅行に出る。季節労働者のような生活もありますが、これは若いからできること。年を取れば雇ってくれるところもすくなくなります。できれば季節労働者ではない形で旅をしたい。
そうなると旅をしながら稼ぐ形を目指すしかありません。
このブログはその礎となるものです。ここで毎月一定の収入があればそれだけで海外旅行にいけるわけです。
しかしすべてはGoogle先生頼み。
先生がダメといえば翌月は無一文となり強制送還となります。つまりブログのアフィリエイトだけで喰っていくのは無理があるんです。ブログのほかにあと二つ、あと二つ稼ぐツールが欲しいんです。
それを探しにバンコクにきました。
というのは半分嘘でANAのマイルの有効期限が迫っていたのでそれを消費するためにきたわけです。インドも考えたんです。あと中東も選択肢にありました。しかし中東は今の季節寒いらしく、イランとイラクがちょっと色々あるみたいなんで今回は避けました。インドは理由はありませんがまた今度ということになり、そうなると安全なバンコクがいいんじゃないかと思ったわけです。
今回はANAです。羽田空港出発です。ANAのため日本人のキャビンアテンダントの方たちが搭乗しているため安心です。でも最近は言葉が通じなくてもどうにかできるようになりました。ここ最近海外に行く機会が多くなり飛行機にもだいぶ乗り慣れました。以前はCAさんに迷惑かけてばかりでしたが現在は何もしない乗客となりました。今回のフライトもとくに何もせずにビール飲んで機内食を食べてのんびり過ごします。
日本の飛行機なので出てくるビールはアサヒスーパードライ。タイ航空であればシンハービールがでてくるのでしょうね。バンコク滞在中はシンハービールが主となるのでここで日本のビールが出るのはありがたいですね。
食事はカレーっぽいやつです。
搭乗時間は6時間程度。新幹線でいえば東京から広島くらいの時間です。正直ビールが無くてもいいし食事が出なくても構わないです。酒をやめると言いつつこんな感じでタダで飲めるってなると手を出しちゃうわけですからね。これを考えるとLCCで十分なんですよね。今回はマイルがあったから選んだわけですが、ちょっと我慢すればよいだけだから今後はLCCも使いたいと思います。
6時間ほどでバンコクに到着です。寒いのが苦手なのでこの蒸し暑い気候はサイコーです。東南アジアは昔と違ってだいぶきれいになりました。バンコクでのんびり過ごすって別に東京で過ごすのと何もかわりません。ちょっと飯が安いくらいでそのほかは全く同じなんです。でも1月にこの暑い気候の中で過ごすのことが最高の贅沢ではないでしょうか。贅沢をしつつ収入も確保できるのであれば、そんな生活をしてみたいです。
これで私も上級国民の仲間入りです。
移動手段はリムジン(バス)、ホテル暮らし(安宿)で毎日違うシェフ(屋台の店主)が料理をふるまってくれるんです。
今回の旅は身銭を削る形ですが、将来は稼ぎつつ生活をするジプシー生活を目指したいと思います。