山林生活

なか゛いたひ゛か゛ はし゛まる..。

なか゛いたひ゛か゛ はし゛まる..。

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このページが更新されているころ、私は中国のどこかの都市にいるだろう。

行くんだよ。天竺を目指すたびに。

なんとなくの気分で話していた天竺の旅。実は秘密裏(とく秘密にする必要もないしなんだったら秘密にしてない)に進めていたわけです。

【ラオス】何もなくはない!ビエンチャンの観光とグルメ
【ラオス】何もなくはない!ビエンチャンの観光とグルメ

ビエンチャンには「何もないがある」というのが魅力の一つですが、一応観光スポット的なところはあるんです。せっかくラ

今年初め、私は海外に行きたいと話していました。その結果三月にラオスに行きました。滞在期間は一週間ほどでしょうか。ラオスは何もなく自然豊かな環境でした。一週間何もしない。都会の喧騒の中。せっせと働くふりをし続けていた私にとってはラオスはオアシスだったわけです。しかしその程度では潤いませんでした。この渇ききった心を潤すためには別の何かが必要だったのです。それが天竺を目指す旅でした。

そうだ、天竺に行ってありがたい経典をもらいに行こうじゃないか
そうだ、天竺に行ってありがたい経典をもらいに行こうじゃないか

これまでいくつかの国(基本的にアジア)を巡りました。 とはいっても飛行機で現地に行き、ホテルでのんびりして

ラオスから帰ってきて二カ月ほど経ち、やっぱり日本は物足りなく感じていました。

私のような人間は日本は支えきれない。やはり世界に出てビッグになってやる!

そのような気持ちが芽生えたのです。その際に思い出したのが「西遊記」でした。西遊記は皆さんご存知の通り、三蔵法師が孫悟空、猪八戒、沙悟浄を引き連れて中国から天竺に旅をするお話です。道中様々な苦難や危険を乗り越え、天竺でありがたいお経を手に入れるわけです。そんなめでたしめでたしの話です。この話は史実をもとに作られたそうです。当然孫悟空的のような獣は存在しませんでしたが三蔵法師は存在し、インドで修業をしたそうなんです。それが1500年ほど前のお話。

それから1500年。人は月にも着陸しました。地球のサイズは変わりませんが、飛行機などの交通手段が出来、地球の真裏ですら一日で行けるように文明が発展したわけです。1500年前は徒歩と馬。それから考えれば環境は全く違うわけです。

だったらオレでも天竺行けんじゃね??

この浅はかな考えから今の行動を起こすこととなりました。

三蔵法師は西安よりシルクロードを西へ。中東のあたりを通ってインドに南下したようですが、今の情勢でそのルートを目指せば、黒い頭巾をかぶった人たちに囲まれてYouTubeに出演しなければならなくなるでしょう。再生数は約束されますが果ては非国民扱いされるだけになってしまいます。そのため三蔵法師ルートではなく、新たなルートを見つけなければなりません。というか、そもそも西安スタートで考えていません。
日本が出発点となります。本来であればフェリーでプサンに渡り、ソウルを抜けそこから船で大連あたりを目指すのが筋なんでしょう。でもそのあたりに全く興味がありません。陸路で韓国からそのまま中国に行けるのであればそのルートで行きたいです。しかし38度線を越えられないのであれば韓国スタートをしてもすぐに船に乗るだけとなります。
そして降り立った先の大連ですが、ここに関してもそこまで魅力を感じていないのです。

大連のイメージって何でしょうか?

「ワタシ、出身ハ中国ノ大連デス」

日本のチャイナエステで頻繁に聞く言葉です。なんだったら日本にいる中国人は大連出身の人しかいないんじゃないかと思うくらい、大連率が高いです。その話を聞いた頃は北朝鮮も近いことから、実は大連出身ではなく脱北者なんじゃないかと疑ったこともありました。別に大連は歌舞伎町にあるチャイナエステに行けば味わえるわけです。そのため大連スタートというのも考えていません。

そうなると北京がスタートですかね。一応中国の首都ですからね。付近には万里の長城や天安門など観るべきところはあると思います。そのためここをスタートとするのが理想なのでしょう。でも、寒いんです。基本的に海外に行くなら暖かいところじゃないでしょうか。10月、これより日本は寒くなるわけです。皆が冬支度をする中、アロハシャツで人生を謳歌するのが良いわけです。それをわざわざ寒い北京に行くのは尋常ではないんじゃなかろうか。

そうなると北京を外して上海スタートになりますね。上海であれば亜熱帯ですので10月でも十分暖かいのでしょう。このようにどこかの中国の都市をスタートとし、ここから陸路で天竺を目指そうというわけです。上海の次は少々揉めている香港。そして続いてギャンブルの街マカオ。

マカオでは当然旅の資金を貯めることとなります。ここがこの旅の一番の見せ場になることでしょう。
以後はベトナムに入りハノイ、ホーチミンと経由しカンボジアへ。アンコールワットを見てタイ王国に移動。その後はミャンマーに行く形です。当初はバングラデシュを経由してインドに立ち寄る予定でしたが、色々調べた結果、ミャンマーからインドに向かうことに。これらの工程を一カ月か二カ月ほど、つまり年内に終わらせて帰ってこようという考えです。

天竺に行くという目標があるだけでこれといって道中何をするという予定もありません。一応大まかなルートは調べました。それ以外はわかっていませんのでその時々で判断していくこととなります。最初の鬼門は北京か上海の最初に降り立った後の作業です。

ネット回線は整っているか。
通貨の手配は済んでいるか。
初日のホテルは大丈夫なのか。
そもそも入国できたのだろうか。

ただ、このページがアップされているということはそれらの大半はクリアできたと考えてよいでしょう。当ページは出発前に作成しておりますが、予約記事とはせず下書きのままとなっていました。それがアップされたということは中国のどこかで更新ボタンが押せたわけです。つまりこれがアップされたということは天竺の旅がスタートしているということです。

ツイッターに関してはこのサイトよりも早めに情報を配信しますが、薄っぺらい部分だけをツイートするだけです。その薄っぺらい部分のさらに薄っぺらい部分をこのサイトで記事にしたいと思います。

どちらにしても旅のはじまりまでこれまで準備したことのお話をしたいと思います。
果たして私はどこがスタート地点になるのでしょうか。

なか゛いたひ゛か゛ はし゛まる..。

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