【ベトナムから陸路】アジアの秘境。カンボジア初上陸。
カンボジア入国しました。
新たな街に行く楽しみっていいですよねー。と思ったのですが、この先に街があるのか不安になるお出迎えです。道路が土です。明らかにベトナムとの差があります。
一昔前の東南アジア感があります。砂が浮いているとかではなく土の道路です。わだちがありバスが横揺れます。国境だからある程度整備されているものだと思ったのですが、そうではありませんでした。国力の差というのを感じます。
牛とか普通に横切ってるし。それが日常という感じです。でもなんか懐かしいです。むかーし初めて行った東南アジアがこんなところでした。下手したらもっと文明からかけ離れていました。ウルルン滞在記みたいな状態でしたからね。それに比べると発展しているのでしょう。
ただまだ先進地域とは呼べない環境。そうなると衛生管理も悪いのでしょう。街に出てもこの様子だとお腹壊す確率が上がりそうです。やっぱり東南アジアの秘境とまで言われているだけあります。
カンボジアに入りトイレ休憩がありました。こちらではホットスナック的なものが売っています。今回も何も飲まず食わずできております。でもカンボジアに入ったということでちょっと腹を満たそうと思います。
ホットスナックの屋台からすげーいい匂いしてますが買わずにもってきたオレオを食べます。最近のお気に入りとなっております。お腹がすいたらスニッカーズはガチで腹減ったときの非常食用と考えています。カバンの中には一本だけ入れてあります。スニッカーズは歯の裏にくっついたりするので気軽に食べられないんです。
今回の様に小腹が空いたというときはこれくらいがちょうどよいんです。そのためカバンにはスニッカーズとオレオが入っています。
今年の三月にラオスに行きました。その際にメコン川を見ました。
こちらメコン川かと思ったらその手前の湖でした。
こちらメコン川かと思ったらその手前の支流でした。どおりで小さいと思いました。
こちらがメコン川です。やはり規模が大きいですね。まだ河口までは先ですがラオスのビエンチャンでみたメコン川からだいぶ下流の方になります。このあたりも川魚とかがおいしいのでしょうね。
メコン川には大きな橋が架かっております。このような橋は結構日本が橋梁しているケースが多いです。発展途上国に恩を売るためってやつなのでしょうかね。鉄道や橋梁は日本が得意としているのでしょうか。
やっぱり日本がかかわっていました。
でもこういうののおかげで日本国籍というだけで優遇されているところはあるんだと思います。親日国が多いのもバラマキのおかげなんでしょうね。
首都プノンペンにつくのは夜の18時過ぎ。七時間のバス旅です。隣席も空いておりそこまで苦ではありませんでした。
あたりは大分暗くなってきました。少しずつ景色も変わり街っぽい雰囲気も。入国当初は電波をつかんでもとぎれとぎれでしたが、街に入ってからは4G電波をつかむようになって安定しました。
電波は安定しているもののそもそもの通信速度が遅いです。340バイトです。ISDNにちょっと毛が生えたくらいの通信速度といったところでしょうか。かなり厳しい環境です。まだカンボジアではこの辺りのインフラが整って無いようです。
そんなわけでホテルはちょっとだけ高いところを。ちょっとだけ高いといっても日本円で3400円です。カンボジアにはゲストハウスが多くあり、そのゲストハウスも個室があります。グレードによって金額も変わるようですが中には1000円以下で泊まれるところもあるようです。中国の北京ではそもそも格安のホテルというのがありませんでした。とくに中国は宿泊者を登記しなければならない法律があり気軽に部屋を貸したりできないシステムなんだそうです。そんなわけなので格安のホテルというのが少ないようです。ベトナムに入ってからはゲストハウスやホステルが増えました、そして格安で泊まれるところも。でもちょっとだけお金を出せば良いホテルに泊まれるようになるんです。2000円のゲストハウス。ベッドはちゃんとしているが水シャワーしか出ない、プラス1000円出せばお湯が使えてアメニティも充実している。若いころはできる限り安い方を選んでいましたが、年取ってくると1000円で余裕が持てるのであればそちらの方が望ましいと思いそっちを選んでしまいます。そのため3400円のホテルを選びました。
今回も現地についてからホテル選びとなりました。バス停がちょっとだけ外れた場所につきました。着いてすぐ、タクシーやトゥクトゥクの運転手から猛烈なアピールを受けますが、そもそも行先が決まっていないのでまずは宿探しです。これまでもそうですが宿探しはブッキングドットコムを利用しています。
正直、ここのサイトは信用できません。
ホテル予約していった先は工事現場だったり、ホテル側からキャンセルの通知が来ているのに後になって予約完了という連絡が来たり。それに対して連絡をするも返事はなし。クソ過ぎて使い物になりません。しかしそれ以外のアプリをダウンロードして再度操作を覚えるというのも面倒なので継続して利用していますが、もうここは利用したくないという気持ちが強いです。実際に同じような被害に遭っている人が多くいるのにそれらが一切改善されていないというのも問題なのでしょう。ホテル数は多いので探すのには重宝するのですが、ちょっと問題ありです。できれば日本のじゃらんとか楽天トラベルとかが世界のいろんなところでも利用できるようになると嬉しいんですが採算が取れないのでしょうかね。
そんなクソみたいなアプリですが、それを利用してホテル予約をします。
バス停から徒歩10分もかからないようなので歩いていきます。どうやらプノンペンでもGRABは使用できるようです。明日はうまく利用したいと思います。
ホテルに到着しました。案の定アプリで表示されたの住所地にはホテルが存在しませんでした。結局Googleで検索をして場所を特定。位置がずれていましたが表示された場所の隣の建物だったため大丈夫でした。ホテル代34ドルとデポジットで30ドル払い宿泊します。
よくあるビジネスホテルのちょっと大きな部屋といったところでしょうかね。二人で旅行するのであれば一人頭17ドルなのでかなり安く済ませられます。基本的に海外は一人の金額ではなく一室の金額ですからね。
お風呂はシャワーですが、普通のシャワーではなく滝行シャワーです。これがあんまり好きではないんです。まぁまだ水圧がちゃんとしているから使えるんですがしょぼいやつだとイライラするだけですよね。
本日は日が暮れてプノンペンにつきました。とはいってもまだ19時前なのであたりはにぎやかです。そしてカンボジアの首都プノンペンです。そんな場所なので人も多くいます。
カンボジアも他の東南アジア同様に外食が盛んなんでしょう。屋台なども多く出ております。しかしまだついて間もなく何が何だかわかりません。そのため今日はスーパーのごはんでどうにかしたいと思います。
別にビビって無いんだからね!
近くにスーパーがあったのでそちらでビールと飲料水を購入。食材に関してはまたもやカップラーメンです。弁当的なものがあるとよかったのですが、弁当やおにぎりが普通に売っているのは日本くらいなんでしょうね。料理をせずに食べれるものとなるとカップラーメンくらいしかないようです。
仕方がないとあきらめつつ帰る道中にサンドウィッチ屋さんを見つけました。バインミー屋と呼ぶべきでしょうか。パンにはさんだものを出す店です。
持ち帰りもOKだということだったので牛肉と何かをパンにはさんだヤツを購入しました。
店内では猫を飼っているようで、その猫がかわいらしいのです。でも顔を全然向けてくれません。動物は色々な病原菌を持ってる可能性があるから近づくべきではないのでしょうが、こういう子をみるとどうしても遊びたくなってしまいます。しかし動物の扱いになれていないため一切相手してくれません。
バインミーを持ち帰り夕食を取ります。
適度な酸味とパクチーがしっかりと効いていてアジア感があります。そしてここでもやっぱりパンが旨いです。野菜もたっぷり入ってて食べ応えがあります。飯を食うなら米が一番と思っていますがこのパンであれば主食になります。パンは朝ごはんのイメージでしたが夜でもありですね。
今日のご飯はバインミーとカップラーメンという炭水化物メインとなりました。炭水化物に炭水化物をプラスする名采配。もう少し健康的な食事をしたいですね。一応錠剤でビタミンは摂取できていますが、サプリメントだけではカバーできないものもあるのでしょう。ちょっとその辺心がけたいと思います。
そしてプノンペンの夜に乾杯。このビールはそこまでおいしくありませんでした。この二つだとアンコールビアのほうがおいしいです。「GANZ BERG」のほうがアンコールビアよりも安かったので買ったのですが、まぁ安いのにも理由があるわけです。ジャーマンプレミアムビアとなっているんで現地ビールじゃないのかもしれませんね。
不味いビールだと穀物の味が凄いするんです。パンを水に浸した汁飲んでるようなやつです。なんだったらパンを水に浸した汁の方がおいしいと思います。たぶん雑穀類、米とかを入れてるからなのか雑味が酷いんですよね。発酵臭のする汁という感じです。
あとはやっぱりその土地の場所でその土地で出来たビールを飲むのが一番おいしい飲み方なのでしょう。今年の初めにラオスに行ったときにシンハーを飲んだのですが微妙な感じがしました。でもタイで飲んだ時は美味しく感じたのです。タイとラオスはそこまで離れていませんが気候や風土などの影響を受けるのでしょう。日本のビールは日本で飲むからおいしいわけで海外で飲んだらそこまで美味しくないのでしょう。
ここまで毎回ビールを飲んできました。そして出来る限りそこの国で飲めるビールを選んできました、今のところベトナムのビールがダントツです。ダメだったのは中国でしたね。まぁ中国といっても地域によってビールの違いもあるのでしょう。中国は広いため選択を誤ったのかもしれません。今後もこんな感じでいろんなビールを飲みたいと思います。
これより明日の準備をしたいと思います。明日はプノンペンよりアンコールワットのあるシェムリアップに移動したいと思います。今回ホーチミンから国境を越えてカンボジアの首都プノンペンに移動しましたが、明日のシェムリアップまでは今日よりも移動距離が長いようなんです。国境越えが無いためタイムロスは少ないのでしょうが、また昼に出れば夜着ということになります。天竺に行く旅なので基本は移動がメインなんですがちょっとくらい観光もしたいです。そのため明日は夜行バスに乗ってシェムリアップに移動したいと思います。ネットで情報を集めたところ夜行バスの定評が高いところがあったのでそちらを選びました。安いバスもあるようですが設備がしょぼかったりすることも。今回予約したバスはトイレもついてるし電源もあるみたいなんで車中泊をするのに適していそうです。
すでにバスは手配済みです。ネット予約で手配できるのは言葉がしゃべれない人にとっては楽ですね。メールで送られてきたEチケットを見せれば乗れるわけですからね。10年くらい前はまだこういうのがなかったのでホテルのフロントで予約を代行してもらうか、直接バス会社まで行って予約をするか、どちらにしても現地語か英語が話せないとならなかったわけです。今であればネットを観て選択するだけです。わからなければGoogle翻訳を使えばどうにかなりますので海外旅行も楽になりました。
夜行バスは夜の22時過ぎ。それまで時間があります。明日は首都プノンペンの観光をしたいと思います。