ジャパニーズラープと黒糖焼酎「里の曙」で作る黒糖モヒート
暖かくなってきました。暖かいとラオスの食事を思い出します。
ラオスで食べたもので印象的だったのがラープでした。ほぼ毎日のようにラープを食べていました。というより変なものに挑むことなく、美味しかったからただそれを食べ続けていたというだけです。
ラープとは肉野菜サラダのようなもので、ひき肉に香草系の葉っぱを混ぜたヤツです。肉も牛、豚、鳥など種類様々魚のラープというのおもありました。ラオスの国民食?的なヤツなのでしょう。
ラオスに行く前に、ラープという存在を知り、材料などから想像で作ってみました。実際のラープにはミントが入っていましたがこれはこれで美味しかったです。
ラープといえど店により味付けは違います。外国人向けにアレンジされていたラオキッチンのラープは美味しかったです。辛いやつはかなり辛く、食べるのが大変でしたが。
そして日本に帰ってきてラープが恋しくなりました。タイ料理屋とかはあるのですが、ラオス料理店ていうのはあまりないようです。そしてビアラオを扱っている店も少ない。唯一タイ北部のイサーン料理店があり、そこで食べるのですが、現地で食べたラープとは少し違います。そのため自分で作ることとしました。
材料は、ひき肉、紫玉ねぎ、ミント、バジル、パクチーです。米を炒ったヤツを入れるのがデフォのようですが面倒なんで使いませんでした。作り方は単純でみじん切りにしたニンニクとしょうが汁、一味、ナンプラーで豚ひき肉を炒め、火が通ったら火を止めて野菜類を投入。混ぜた後にライム半分を絞る。
それっぽいやつが出来上がりました。
ちょっと違う感じですが、ナンプラー使っているためなんとなくアジア料理っぽい感じに仕上がっています。これに味をしめたのか、少し変化させてみました。
肉を使わずに油揚げ、香草は大葉、セリ、ミョウガ。これらを同じように使います。魚醤の代わりに麺つゆを。そして最後はライムで味付け。一味の代わりに七味を投入。
ラープジャパニーズバージョンの完成です。
食べられなくはないけれどもラープではありませんでした。
やっぱりアジアはいいですね。安い金額で美味しい料理があるわけです。日本食もいいですが、アジア料理は私にあっております。
自分で作るのもいいのですが、クオリティが低く、そして食材を買ってこなければなりません。ミントとか雑草にもかかわらずスーパーで買うと高いんです。パクチーも雑草だしバジルも大葉も雑草です。これらを山林で育てられるとよいんですがね。パクチーは育ちました。でもバジルが思うように育たない。ミントは植えた記憶があるのですが全く芽が出ませんでした。雑草のくせに全然育たないんです。
問題はライムでしょう。これに関しては山林で育てるのは難しいです。レモンとは違ってライムは値段が高いんですよね。しかしラープとかに必要な材料難で買いました。
今手元にライムが余っております。これでお酒を造りたいと思います。
ライムといえばジンライムですが、今日はミントもあるのでモヒートっぽいやつを作ろうと思います。
作り方は簡単です。ミントの葉っぱを大量にグラスに入れて、スプーンか箸で潰す。そこにお酒とシュガーシロップとライム果汁を
入れます。あとは炭酸で満たすだけ。
ミントは多く入れた方がよいでしょう。ライムは半分切ったヤツの果汁を使います。シロップは多めで15ml~20ml。ポーションタイプのシロップがあればちょうどよさそうです。お酒はラムですが、ラムがなく手元には黒糖焼酎があったのでそれを使用しました。
ラムも黒糖焼酎も材料は同じサトウキビです。製法の違いはあれど同じサトウキビですのでこれで問題ありません。
黒糖モヒートといった感じでしょうか。
そもそもモヒートに使われるミントもイエルバブエナというキューバミントというものなんで違うわけです。今回使用したスペアミントよりも香りは弱めらしいです。
味わいは普通のモヒートと何ら変わりありません。今回使用した焼酎は黒糖焼酎の里の曙というやつで比較的コンビニやスーパーでも売っている焼酎です。ミントの香りが強いので正直黒糖焼酎だろうがウォッカだろうがなんだっていいんだと思います。バーボンを使えばミントジュレップみたいなものになりますしね。
今回はミントがあったのでモヒートを作りましたが、個人的にはモヒートよりもカイピリーニャの方が好きなんで今度はそちらを作ろうかと思います。山林に行った時も作れなくはないのですが、氷がないと南国系のカクテルは美味しくないんですよね。
レモンとかライムとか使い道がない感じがしますが、このように料理に使ったりお酒にも使えます。今度山に籠るときは柑橘系の果物も持っていくのもありですね。お酒の飲み方もレモンかライムがあるだけでかなり変わるでしょう。
でも包丁持っていないんですよね。車に積んでおくと職質されたときにめんどくさそうなんで刃物は持ち歩かないようにしています。その流れで山林でも包丁は使わず。料理をする際は調理ハサミを使ってましたが、やっぱり包丁を常備しておいた方がよいですね。せっかく包丁買うならちゃんとしたやつが欲しいです。玉鋼の包丁とか。たぶん錆びて使い物にならなくしてしまいそうですが。