エブリイ自作換気扇完成【ガムテープ最強伝説~そして伝説へ】
マジックテープでは剥がれてしまうので意味がない。それでは別の方法を考えるしかありません。
そもそもマジックテープが悪いのではなく「100円ショップのマジックテープ」がダメなんじゃないか?とも思います。所詮は100円ショップの商品です。そもそも自作換気扇を車に取り付けるために作られたマジックテープではないのでしょう。カーショップとかに売っているやつであれば車内温度にも応じたものが売っていたのかもしれません。
しかし私はそのときそんなことを考えず、「マジックテープが悪い。だから別のものを代用するしかない」という答えに行きついていました。
今回、マジックテープ以外でスタイリッシュに自作換気扇を取り付けていこうと思います。
まず手始めに隙間を埋めるテープを取り付けます。プラダンの換気扇を取り付けると窓との間に隙間ができます。5mm程度の隙間ですが、ここから虫とか入ってくるかもしれません。そのためその隙間を埋めていきます。こちらは100円ショップに売っていた隙間テープです。別にこれじゃなくてもいいんですが、100円だし、一番無難そうなので取り付けてみました。すこしサイズが大きいですが潰れるので取り付けられます。
そして今回登場するのは「何度でも使える両面テープ」というやつを購入。それを取り付けました。両面テープは一度貼り付けて剥がすと使えなくなりますが、こちらは繰り返し使用できるみたいです。これであれば邪魔な時外したりもできます。
そもそも一度取り付けたらそこまで外すことはありません。サンバーの時も結局ずっと取り付けたままでした。とくに運転に支障もないので。だからそこまで簡単に剥がせなくてもよいんです。
この両面テープであればちょうどよいんじゃないでしょうか。恐らく繰り返し使うと粘着力が弱くなるんだと思いますが、何度も剥がすわけでは無いのでこの自作換気扇を取り付けるのにはちょうどよいやつなんだと思います。
という感じで両面テープを張り付けたのですが。。。
くっつかない。全然くっつきません。
この両面テープ、片方は粘着力がありもう片方が多少弱めの粘着力なんです。つまりプラダン側は強めの粘着力があるのですが、車体に取り付ける側は粘着力が弱い。そして取り付ける箇所がゴムの場所だと全くくっついてくれないんです。どうやらこのテープは鉄の部分やガラス部分であればいい感じで張り付くようですが、ゴムだとまったくダメみたいです。
つまり、ゴミとなりました。
しかし両面テープをうまく使うためにプラダン換気扇を一から作り直す気はありません。そのため別の方法を考えるしかないわけです。これまで色々試しましたが全て失敗となっております。窓枠にはめ込むことも考えましたが私の技術力では実現できませんでした。私が出来ることとすれば今回の両面テープやマジックテープのように粘着力を用いて取り付ける形しかないわけです。
ということは、やっぱアレですよね。
やっぱこれですよね。ガムテープ。だれでも簡単に取り付けることができます。そして取り外しも楽チン。さらには再度取り付けるのも楽チンです。今回は光沢のないツヤ消し布粘着テープなので見た目もスタイリッシュ。ガムテープ使ってないような感じに仕上がりました。
やっぱガムテープは最強です。
隙間の部分もこれであれば綺麗に埋めることができます。
これでエブリイの自作換気扇は出来上がりました。あとは電源を用意するだけです。
この換気扇のためにちょっとだけ大きなモバイルバッテリーを購入しました。しかもそのバッテリーはソーラー発電が出来るという優れものです。ちょっと大きなバッテリーにした理由は稼働時間のことを考えてです。
購入したのは24000mAhのソーラーモバイルバッテリー。夜回したままでも朝まで充分持つ計算でした。計算では24時間以上動く予定だったのですが...。
6時間ほどで停止しまして。
計算は間違っていないと思うんですけどね。電動ファンは電圧が5V、電流が0.3Aで1.5wです。それが二台あるわけですから3w必要。
3w×24h=72whで必要な容量は72wh÷5V=14400mAh。購入したのは24000mAhなんで充分なはずなんです。一応フル充電したのですが6時間しか使えませんでした。
バッテリーの容量が正しいのであれば電動ファンの電力は一台10wになります。正直そんな電力は必要ないと思うんです。つまりバッテリーの容量が正しくないと考えるべきなのでしょう。
メイドイン中華。ここでもやっぱり被害に遭いましたね。電動ファンも恐らくチャイナ製品なんだと思います。値段も安いし大容量だしさらにはソーラー発電もできるということで購入したのですが、全然ソーラー発電していないし、今回規定量の電力が無いということもわかりました。やはりバッテリー類はちゃんとしたところで購入しなければなりませんね。
そうなると換気扇を動かすためにはモバイル電源から供給することとなります。しかし換気扇のUSBコードは短いです。そのため長いUSBコードを使って延長します。
以前、ソーラーパネルを取り付ける時に購入したコードです。これで延長していきます。延長するだけだとコードが邪魔になります。
そのためこちらの穴を使います。前々からイレクターパイプの穴って使えそうだなぁって思っていたんです。コードであれば中を通すことができます。
これであれば普段邪魔にならないし換気扇以外にも使用できます。長めのUSBコードってあると便利です。とくに車内だと電源の場所が決まっています。そしてUSBで充電するアイテムも結構多いです。その際にこんな感じで長いUSBコードがあると充電しやすくなります。
エブリイもサンバーと同じようにガムテープで自作換気扇を取り付けることとなってしまいましたが、まぁいいんじゃないでしょうか。今後もガムテープ最強伝説は続いていきます。