養生は甘え。何も敷かずにペンキ塗り開始!
ペンキ塗りを始めたいと思います。これまで放置してちょっと壁材が腐りだしていました。それを防止するために色を塗ることとしました。色は無難に前回と同じであろう緑色を用意。
1.6L缶の2缶購入しました。塗れる面積は24~32平米とのこと。
建物の広さは8畳ほど。一片4mくらいでしょうか。高さは3m。そうなると一片の面積は12平米となります。四方向合わせると48平米。ちょっと塗料が足りません。でも私の小屋は前後に両開きのドアがあり、側面には窓があります。その部分は塗りません。多分足りるんじゃないでしょうか。とくに測っていないのでわかりません。そもそも4m×3mってのも合っているかどうかも不明。そのためトータル48平米という数字も怪しいんです。
でもたぶん大丈夫なはず。
いつもこんな感じで目測して誤ってを繰り返しています。まぁ足りなければ買ってくればよいのです。
今回はこちらの刷毛を用意しました。これでぬりぬりしていきます。そして一応壁を塗るのであれば塗料飛散防止のため養生をすべきだと思いました。でも思ったんです。養生って必要なのだろうか?ということに。違う場所に色がつくのを避けるために養生を被せて塗料が飛ばないようにするわけですが、別についたっていいんじゃないかと思ったのです。それも味の一つではないでしょうか。
飛び跳ねたペンキとかあるのはよくない。この考え方、日本人の悪いクセ。律儀に養生張ってペンキ塗るよりも、自然体のままでいいじゃないか。その方が自然じゃないか。
そもそも飛ばさなきゃいいんです。飛ばさなければ別に養生がなくたって大丈夫なんです。垂らさなきゃいいんです。養生は単に甘えです。
「養生敷いてあるから垂らしても大丈夫」
「別にペンキこぼしても問題ない。だって養生あるんだから」
こんな感じで生ぬるい中ペンキを塗っている人たちがいるんです。こんなんじゃいつまで経っても垂らしちゃうし汚しちゃうんですよ。こういうものに頼っていてはだめなんです。退路を断つ。養生が無くてもペンキを垂らさず塗れる大人にならなきゃならんのです。養生するやつは甘えだ。
養生しとけばよかった。実はマスキングテープは買ってきたんです。そして水溶性だったら新聞紙とかで充分だろうと思いそれも用意しました。新聞紙であれば燃やして処理できるので便利だと思っていたのですが、それを用意するのすらめんどくさくなっていました。その結果、小屋の周りが緑になる問題へと発展しました。まぁでもいいんです。もともとコケ生えていて緑色しているんで。状況は何も変わりません。
どうでしょう。結構綺麗に塗れたと思いません?はじめてペンキを塗りました。これまでバイクを塗装したことがありますが、その時はスプレー缶でした。中学生くらいのころに美術の授業か何かで塗る作業はありましたが、小さな箱とかその程度です。このように小屋を塗るのは人生で初めてです。そしてほとんどの人が小屋に色を塗らずに死んでいくのでしょう。そういった意味では良い経験をしたんじゃないでしょうか。
塗り方とか全く知らないんですが、単純に木目に沿って上下に刷毛を動かす。昔みたベストキッドって映画に出てくるワックスをかける!ワックスを取る!の次に壁にペンキ塗ってたやつをイメージしてやりました。
「アップ、ダウンね。ダニエルさん」
最初の頃はよかったんですが、ずっと塗っていると腕が痛くなってきました。簡単そうな作業ですが地味に負担があります。そして刷毛が使い続けていると重くなってくるんです。おそらくペンキで毛が固まるためなのでしょう。そのせいでペンキを刷毛が保持してくれず思うように塗れません。
予定では一日で全て塗るつもりだったのですが、ペンキが足りなくなってしまいました。刷毛をもう一本買っておけば足りたと思いますが、後半刷毛がボロボロになってしまい、ペンキを大量消費することになってしまいました。
小屋を全部塗るのには3缶あれば足りるっぽいです。
正面玄関と一部がまだ濡れていませんが、雨ざらしになる部分に関しては今回濡れました。理想は二度塗りをしたいです。あと刷毛が太いヤツ一本しかなかったので塗りそこなっているところもあるのでその辺も次回やりたいところ。
ちょっとムラになっている部分がありますが、以前よりもきれいな小屋となりました。ムラは二度塗りすれば多少良くなるそうですが、ペンキ代もったいないというのと別に美しさは求めていません。これで防腐効果があるのならばここまでで十分です。
そのため二度塗りは後回しで。それよりも正面を塗らなきゃならなりません。それと小屋のテラスの床も塗る。それらを考えるのあと2缶あれば足りるのでしょうかね。今から買いに行くのも面倒ということで、この続きはまた小屋に来たときにでも。
この小屋はベニヤ板の外側に野地板がはってあるようです。だいぶ薄い壁ということが今回のペンキ塗りで知ることができました。そして一部壊れている個所も見つけました。以前そこから蟻が侵入していたのですが、今回の塗装で侵入経路が分かりました。いままで外側をマジマジ見たことがなかったのですが、今回のペンキ塗りで全体を見ることができました。これはよかったです。そしてペンキ塗りはやはりこの冬の時期がよいでしょう。夏場は虫が多いです。そして渇くのが早いです。素人作業なのでのんびりゆっくりやりたいんです。乾燥が早いと急いでやらなきゃなりません。冬場の方が乾燥するのが遅いらしいんです。それと雨があまり降らない時期にやった方がよいですよね。春までには仕上げたいです。