補修材で壁の穴を埋めて虫が入らないようにする
山林に住むと言いつつも小屋は酷い状態です。
今の状態では住めるような状況ではないので小屋の修復作業を行っています。
ますは寸法を測ります。
私はどんぶり勘定なのでこの手の作業が苦手です。
一ミリ短ければ隙間が一ミリ開くわけですからちゃんと測らないといけません。
かといって一ミリ長ければ、反対に入らなくなってしまいます。
このようにちょっとのズレが全てを台無しにしてしまうから嫌なんです。
しかしそんな言い訳は通じません。最終的には自分に降りかかる問題ですので粛々と測ります。
小屋の問題点は隙間です。かなり大きな隙間が空いています。
不動産を購入した時、小屋は鍵がかかっていたため中を見れませんでした。
そのため購入時はどのような状況なのかわかりませんでした。
内見せずに買ったわけですが、そもそも小屋は付属品です。買ったのは「土地」だから中を見ることなく購入したのです。
中は見れませんでしたが、外から見たところ意外としっかりした建物だと思ってたのですが、小屋の中に入ってみると隙間だらけでした。
そもそも日本家屋は隙間が多いみたいです。湿気の多い日本です。隙間風があると湿気がこもらないのだとか。
しかし、隙間があれば風だけでなくいろんなものが通り過ぎていきます。
たとえば、虫です。
私、虫が苦手なんです。子供の頃はカブトムシやクワガタを山に取りに行ったり、セミを手づかみで捕まえたりしていました。
でも大人になってから虫が苦手になりました。日常生活で遭遇する虫は蠅、蚊、ゴキブリくらいですからね。それしか見なくなればそりゃ嫌いになりますわ。
カブトムシとかは触れなくないですが、出来れば触りたくない。コオロギは触れない存在になってしまいました。
でもここでは虫がいっぱいいるんです。
山林生活をする上で「虫は無視できない存在」です。しかし、寝泊まりする空間は虫を遮断したいです。
湿度云々なんて言ってられません。虫を排除しなければならないのです。そうなると隙間を埋めていくしかないでしょう。
そのため隙間に補修材を入れていきました。
補修材も何やら種類があります。
シリコンパテ、木工パテ...。
ホームセンターに行ってとりあえずそれっぽい補修材を購入しました。
まずは室内の補修。
写真を見ればわかる通り、室内から外の景色が見えるような状態です。
これでは虫の巣になってしまいます。実際室内には蜘蛛、蟻、ゲジゲジ、謎の虫が徘徊しています。
今のところゴキブリは見ていませんが、そいつが出てくるようでしたら完璧に密閉したつくりにします。
「朝蜘蛛は親の仇でも殺すな」
コイツを生かしておけというのでしょうか。
蜘蛛は益虫で他の虫を駆逐するとは言われますが、さすがにこのサイズの蜘蛛を野放しにしておくのは不安です。
とりあえず補修が終わるまではそっとしておきますが、全てが終わった時には出ていってもらいます。それまでに仲良くなれるかな?
補修を始めたわけですが、思いのほかなおすところが多かったようです。そのため志半ばで補修材がなくなってしまいました。
買いに行くといってもホームセンターまで30kmの道のり。往復60kmになります。
信号はありませんが山道のため往復するだけで一時間半ほどかかってしまいます。
やっぱり山林を購入するのであればホームセンターの近くがよいと痛感しました。
とりあえず作業はここまでにして続きは次回となりました。
とりあえず埋められる部分は埋めたんですが、はたしてこれで虫が入ってこなくなるんでしょうか。
日常生活をしていても、なぜか部屋の中にコバエがいたり蚊がいたりします。
とくに窓を開けてもないのにどこから入ってくるかわからないんです。
ここの小屋はどこから入ってきてもおかしくない状態です。
隙間は埋めますが、ドアの部分に隙間があるので防ぎようがないんです。
この補修作業。正直なところあまり意味がありません。
でも気持ちの問題ってのがあるんで。とりあえず穴という穴を埋めていきます。