山林開拓~傾斜地の整地を始める~
私の山林には前所有者が建てた小屋のほかに物置小屋とキャンプをするために作ったであろうかまどがあります。
かまどといってもブロックで三方向を固めた程度のものです。
恐らくここで廃材を燃したり、暖をとっていたのでしょう。
しかし先日、恐らくイノシシによって壊されていました。
ただ積み上げていただけなので当たれば壊れてしまいます。
このまま積み上げて再利用をしてもよかったのですがあ、せっかくだからちゃんとしたものを作ろうかと考えました。
イメージとしてはコンクリートかレンガを敷きく感じ。
その上に耐火レンガなどで窯を作る感じ。
そして屋根を作り雨でも使えるようにする感じ。
こんな「感じ」で考えています。
イメージだけはあるもののそれを具現化できないのは技術も知識もお金もないからなんですが、これくらいだったら建物を建てるよりもやりやすいと思いまして...。
とりあえず整地です。
私の山林は少し傾斜しています。
これまであったかまども傾斜地にただレンガが置かれていたという状態でした。
できれば平地にしたい。とりあえず目測で平地を目指しました。
ただ所詮は素人の目測。水平器を使うと明らかに傾いているのが分かる状態です。
ちゃんと水平をとって作るためには「縄張り・水盛り・遣り方」といった作業をしなければならないようなんです。
家を建てるときその周りに木の杭が打ってあるやつです。
縄張りとはその名の通り縄を張ること。建物を建てる場所をどこにするのかを決めるもののようです。
図面を敷くような感じですかね。杭と水糸ってやつを使うみたいなんです。
水盛り、遣り方というのが水平をとるために行われる作業のようで昔は水位で水平を測っていたようですね。
残念ながら私はそんな知識はなく、またその道具もありません。
いつもであれば多少のゆがみは愛嬌といった感じで考えてしまいますが、ここは少しばかり慎重に作ってみたいです。
恐らくこれに関しては愛嬌で済む話でしょう。しかし今後はトイレや風呂などを作っていこうと考えています。
今後は適当に作ると下敷きになる事故に発展する恐れもあります。そのため現段階である程度の技術を身に付けておく必要があります。
一番無害そうなものからとりあえず挑戦してみて技術をつける。それが今回のかまど?窯場づくりとなりました。
とはいうものの技術もなく知識もなく道具もないこの環境です。
そのためまずは道具集めからとなります。