外壁塗装は油性がいいの?水性がいいの?どっちでもよくね?
山林に来る途中にホームセンターに立ち寄りました。山林までは100kmほどの距離があります。そのため色々なホームセンターがあります。しかし結局同じところのホームセンターに行ってばかりです。大きければ商品も豊富なのでしょうが探すのも一苦労。商品の置いてある場所が把握できていて、小さい店舗の方が使い勝手が良いところもあるんです。
今日ホームセンターに立ち寄った理由はペンキです。
私が土地を買ってから3年以上経ちます。そして買った土地には前の所有者が建てた小屋があるのですが、その小屋を建てたのも私が購入するより10年前のようです(詳しい日付は不明)。トータルすると13年ほど経ちます。もう中学生なんです。
時間が経てば人も家もガタがくるわけです。賃貸で毎月家賃払うのバカらしいから一戸建て買っちゃったとか、山奥に自作小屋建てて住めば家賃払わなくて済むとかそういった話がありますが、エアプです。建物は朽ちていくわけです。当然修繕しなければなりません。たしかに家賃よりは安く済むのでしょう。でも壊れていくので修繕費は必ずかかります。買えばそのまま永久に住めるというわけではないのです。
そして住んでもいないのに修繕しなければならないわけです。
今回は外壁についてです。小屋は木材です。木材を塗装してあるのですが、だいぶ色が落ちてきております。そして雨ざらしのところは若干腐りかけている場所も。塗料には防水や防腐効果があるようです。定期的に外壁は塗っていかなければなりません。そのためペンキを買いにホームセンターにやってきました。
ペンキについては全く無知です。わかっていることは油性と水性がある。油性は耐久度があり水性は耐久度が低い。油性は取り扱いが面倒だが水性は取り扱いしやすい。
おそらく外壁を塗るのであれば油性が良いのでしょう。耐久度は水性よりも高いです。一度塗れば当分塗らなくて済むみたいです。でも取り扱いがめんどくさそうです。おそらく現在塗ってあるのも水性ペンキだと思うんです。ということでペンキは水性にしました。
めんどくさいから水性にした?そうではありません。選んだ理由はエコです。どうやら油性よりも水性の方が環境に優しいんだそう。
エコロジストである私はそういうの気にしちゃうんです。そういうのってどういうのか?環境とかですよ。自然とか大切にしなきゃだめでしょ。
自然を大切にしたい。未来の人たちのために。だから水性塗料を選びました。
水性塗料の方が安かったからとかそういった理由ではないです。たしかに安かったのですがそうではなく環境とかそういう理由で選んだのです。
そして色に関してですが、そこまで奇抜な色が用意されていませんでした。前衛的な小屋に仕上げたい。現在の小屋暮らしや山暮らしというジャンルにメスを入れたい。
木のぬくもりが感じるような色合い、自然と調和する色。
そういうの求めていません。イメージ的には「山奥にできた歌舞伎町」そんなイメージです。赤、黄色、ピンク、ゴールド。そういう激しめの色を使っていきたいですね。
そんな中選んだ塗料は緑色でした。
全然前衛的でもない。むしろ保守的。
以前塗ってあった色とおそらく同じ色を選びました。何色にも分けて塗ることも考えたんですが、ペンキの値段が結構するんです。今回足りるだろうということで2缶購入しましたがこれで5000円します。これで足りるかどうかも微妙です。足りたとしても一度塗りだけなのでちゃんと仕上げるとなると倍の値段がします。
たかだか5000円や10000円ですが、この小屋にその金額をかけるというのがバカバカしいというか。でもやらなければどんどんひどくなっていってしまいます。そうなる前に対処するのが望ましいのでしょう。
若干小屋の色が緑だとわかりますがだいぶ地の色が出てきてしまっています。
こちらは日が当たりづらい場所です。コケが生えています。そして少し腐りだしているところもあります。まずは小屋を塗る前に綺麗にしなければなりませんね。ということで作業開始します。
手元にはホースがあります。クルクル回して伸ばすやつです。このホースを買った理由は正に外壁のためでした。土地の中の水場は畑の中にしかありません。パイプを延ばせば延長できるのですが、結局やらずのまま水仕事は畑でやることにしました。ここから水を引っ張り壁を掃除するためにはホースが必要だったので以前購入して合ったのです。やっと今回使うこととなりました。
とりあえず水をかけていきます。ジェッター的なヤツがあればよいのですがそんな機能はありません。唯一ノズルにシャワー機能があるので優しく壁に水をかけていきます。タワシ的なものがあればよいのですが、そんなもの買ってきませんでした。そのため優しく手洗いです。しかしコケとか落ちない部分は鎌の背で削っていきます。
ガリガリやると前に塗った塗料が剥がれていきます。ほぼ緑の部分がなくなって茶色になってしまいました。そしてホースだとやっぱり水圧が弱いためあまり綺麗に落とせませんでした。ではジェッター用意するかというとそんなことにお金はかけたくない。
多少蜘蛛の巣が張ってあってもそれは山林生活の証。その上からペンキを塗ってもいいじゃないか。そこだけ綺麗に塗れなくたっていいじゃないか。とくに今回はキレイに塗るのが目的ではありません。あくまでも防水、防腐のために塗るわけです。色が抜けたとかそういうのは気にしなくてよいんです。気にせずガッツリ塗っていきましょう。でも塗るのは壁が渇いてからそのため明日となりました。