山林生活

‐【小屋作り】竪穴式住居をセルフビルドで建てるために‐

【小屋作り】竪穴式住居をセルフビルドで建てるために

[更新日]

子供のころに静岡にある登呂遺跡に行きました。
現在は歴史なんて全く興味が無いのですが、子供のころの当方は歴史好きでした。
恐らくテストの点がよく褒められたのでしょう。

褒めて伸びるタイプの人間です。

今回、再度登呂遺跡に訪れました。
前述の通り歴史は好きですが興味がありません。興味があったのは竪穴式住居の方です。

セルフビルドで小屋を建てる。
小屋を自作してそこに住む。

漠然と山林を購入する前は思っていました。

自分自身で家を建てる。これこそが至高で究極。
自分で家を建て、自分で食料を調達し、すべて一人で行う。
これこそが山林生活の神髄!

家なんて柱建ててベニヤ板で囲えばつくれるんでしょ?素人でも作れるっしょ。
こんな浅い知識だったわけです。当然小屋なんて作れるはずもなく、既存の小屋をどうにかこうにかしているわけです。

でも、やっぱり小屋作りをしてみたい。自力でやるからこそそこに夢があるのではないか?という気持ちが高ぶりまして。

とはいうものの小屋作りの技術はなく、それをカバーする機材も無いわけで。お金もない知識もないとなると何もできません。でも、同じようにお金も知識もなかった旧時代の人も家を建てていたわけで。

建てられないなら掘ればいいじゃない。

行きついた答えはこれでした。竪穴式住居という言葉。正直なところ竪穴って呼べるほど掘ってねえし。掘ってるっていっても1メートルですから、今当方がしている畑仕事と何ら変わりがないわけです。弥生人にできて当方にできないわけがありません。普通の家は無理でも竪穴式だったら余裕っぽい。

2000年の時を超え、今ここに弥生の魂を!

ということで登呂遺跡に行ってきましたー。

別にこれが目的ではなく先日静岡に立ち寄った時に近くに登呂遺跡があったので覗いただけです。
子供のころの記憶って結構曖昧ですね。もっとアミューズメントパーク的な感じだったと思うのですが、今回見た感じでは畑があって小屋があるだけ。非常に地味なもんです。2000年前のものが出土しているので世界的にもっと脚光を浴びてもよいのですが、所詮は住居跡ってだけですからね。

せっかくなので小屋の内部を見ていきましょう。
現在立っている小屋は当時のもの、なわけなく、当時のものを忠実に再現したもののようです。かやぶき屋根、杉の木、竹などを巧みに使ってますね。

美しいですね。こんなものを2000年前に作れたっていうのがすごいです。2000年経っても当方はこの技術が無いのに...。

寒い時は2stオイルを燃やしてるんですね。弥生時代からあったんですねー。忠実な再現です。
また留め具には鉄が使われているではありませんか。
弥生時代からこんな針金のようなものをつくる製鉄技術があったんですねー。

小屋の留め具に鉄を使うなんて現代人が考えることをまさか弥生人がしていたなんて、まるで現代の人が造ったみたいです。当時の日本の技術の高さを伺えました。忠実な再現ですね。

針金の留め具かー。

竪穴式住居というものは小学校の歴史の授業で習っていたので知ってはいたのですが、具体的な構造は理解していませんでした。
縦に穴掘るって昔の人はあたまおかしかったんだろうな。普通に考えて穴は横だろ。だって縦に穴掘ったら水貯まるんじゃないか?とか思っていたのですが、どうやら雨量が多いと水浸しになることもあるようです。でも多少の雨であれば大丈夫なようです。

円形状に縦に1メートルほど掘り下げる。
掘った土を土留めとして盛土。周りを埋める。
盛土の外側に溝を掘り水路を作る。

このようにすることで建物内に水が入らないようにしているわけです。

室内は四本の柱を立て、後は茅葺で屋根を作っていく。
壁の高さは1メートル。室内の壁には羽目板で囲む。
こんな感じで作ることができます。

恐らく掘っ立て小屋ってやつで、土を掘って柱を立てただけ。そのため耐久性も低いのでしょう。雨で崩れればまた作り直す。簡単に壊れるが手軽に作れる。弥生人もこんな感じでスクラップ&ビルドを繰り返していたのでしょう。

なんとなくこれだけ聞くと簡単に作れる気がしてきました。

実際に作るとなると消防法とかいろいろな法律をクリアしなければなりませんが、これであれば当方にも作れそうな予感がします。
当方の山林はガケが多いのですが、平地箇所が二つあります。一つは現在畑があって建物がある場所。もう一つはガゲを登ったところにあります。
ガケを登った場所は手付かずにままになっているので、そちらに竪穴式住居をこしらえてみたらどうだろうという考えが生まれました。

セルフビルドで小屋を建てている人は結構いますが、竪穴式住居作る人っている少ないですよね。
恐らく現実的な住まいではないのでしょう。実際に登呂遺跡にある竪穴式住居をみてもだいぶ風通しいい感じでしたからね。室内は虫だらけになりそうです。
たから常に火を焚いて虫よけとしていたのでしょう。

竪穴式住居を現代風にアレンジしてみるっていうのもありですよね。でも密閉すれば湿度の問題とかもあるんで、結局は2000年前に習って作るしかないんでしょうかね。
登呂遺跡にあった建物の広さは40平米ほど。そこまで広い必要は無いので、まずは一度仮設テントみたいな感じのものを作ってみましょうかね。

弥生人にできて現代人である当方にできないわけがない!技術不足は全力お金でカバー!
また一つやるべきことが増えました。

最後までお読みいただきありがとうございます。

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