コルカタのバックパッカー街!怪しいSPAが多い「サダルストリート」
こちらはインドのケンタッキーフライドチキンです。タイやミャンマーにあるケンタッキーではライスがあるのが基本です。
チキンとコメの相性は絶対に良い。
味が濃い目のフライドチキンとライスが合わないはずがないんです。
日本の主食はお米です。でも日本のケンタッキーにはコメがないのです。唐揚げ弁当、チキン南蛮が普通に食されてるのにケンタッキーと一緒にコメを食べないんです。日本のケンタッキーにもライスを置いてほしいものです。
インドにはコメじゃなくてビリヤニがあります。
当たり前のようにスパイスを使った料理がある。いいですね。
こちらはチキンビリヤニです。チキンとのコンボで280円くらい。定食屋よりは少し高めです。
ケンタッキーがあった場所はエスペラネード駅のそば、ハンイユーンプレイスってところ。繁華街となっており人が多くいる地域です。
本日はエスプラネード界隈でのんびり過ごします。このあたりがコルカタの街の中心で私もこの付近に宿泊しています。
地下鉄も走っているしバスも多く通る。
大通り沿いなのでタクシーすぐに呼べる。
あと宿も安くて食事にも困りません。
観光の拠点には最適な場所です。
こちらはサダルストリートという安宿街です。
バックパッカー街「サダルストリート」。
コルカタに来ている日本人は大体この付近に泊まるのではないでしょうか。ここはバックパッカーの聖地でバンコクのカオサンのような場所です。
インド博物館から突き当りの消防署まで400m。その短い通りの間に安宿や飲食店、旅行代理店、両替所などがあるエリアです。旅行者に最適な街なのでしょう。
バックパッカー街であれば有益な情報が手に入るからコルカタに来る旅人はみなここに集まる。
私もバックパッカーの端くれです。やはりここには立ち寄るべきでしょう。このようにここは旅人の集まる地域です。
でも昔の旅と今の旅の形は変わり今はバックパッカー街を必要としなくなってます。
かつてのバックパッカー街は旅人の情報収集地でした。
インターネットのない時代は情報は人づてで有益な情報は容易に得れませんでした。旅行本も情報手段の一つですが情報は古い。最新の情報は現地で得るしかないのです。しかし現地で入手するのも簡単ではない。でもバックパッカー街なら情報が得れるのです。
旅という同じ目的を持った人が集まり先人たちの知恵を得ることができる街。ネットのない時代のネットワークがバックパッカー街にはあったのでしょう。
バックパッカー街ならホテルが安く泊まれる。
両替も良いレートのところがある。
おいしい料理屋の情報が入手できる。
航空券などが手軽に手に入る。
そのため旅行者はここに集まりました。ここであれば最新の情報が入手できるため旅行者はバックパッカー街に集まったのでしょう。とくにアジア旅行の醍醐味はバックパッカー街に行くことです。情報だけでなく様々な地域の人と話すことができ新たな価値観が生まれる。
バックパッカー街はそんなところだったのでしょう。でも今は状況が変わりました。
人に聞く必要はなくスマホで調べられる。
言語が分からなくても翻訳でどうにかなる。
ホテルも比較サイトを通じて安く泊まれる。
両替はせずにカードでキャッシングができる。
レビューサイトで飲食店の評価が見れる。
チケットもネット経由で取得できる。
インターネットとスマホの普及によりネットで調べれば情報が容易に入手できるためバックパッカー街に泊まる必要がなくなりました。
私自身も両替は初日の空港でしただけで以降はキャッシングにしています。レートは決まってるので不安はありません。
ホテルもネットで予約しています。支払いはネット決済なのでトラブルもありません。
ネットで調べればレストランの評価が見れます。
チケット関係もネットで予約するので問題ない。
そのためバックパッカー街に泊まる意義がないのです。
でも宿代が安いのは魅力的です。
ゲストハウスは安いところだと1000円以下。一般的なドミトリーで2000円前後。普通のホテルは3000円から。
安く済ませるのならばゲストハウスですがその多くが共同部屋です。同じ部屋に二段ベッドが複数あり、知らない外国人と共同生活をする形です。多文化に触れられる、国際交流ができる。ゲストハウスにはそういったメリットがあります。
でも私は陰の者。
陰キャの私がそんなとこに泊まったら恋愛リアリティーショーが始まっちゃうじゃないですか!
ゲストハウスこそがバックパッカーの醍醐味。
旅行者同士の交流こそ至高。
週末は宿泊者同士でパーティーしようぜ。
こういうウェイ系のノリ、苦手なんです。もちろん交流を良しとしない人もいます。そういう人も安宿を利用するでしょう。
でも交流しようぜ!って言ってる人たちって声が大きいじゃないですか!そんなわけでゲストハウスの方針がそっち寄りに偏りがちなんです。
ただでさえ毎日インド人に話しかけられてるのにこれ以上知らない人と関わりたくない。
だからゲストハウスには泊まりません。
ちなみにサダルストリートにある最安値の宿はエアコンなしで水シャワー。
質の悪そうなテラスハウス。
この界隈が安宿があるエリアでしょうか。私はこれまで色々なバックパッカー街に行きわかってしまったのです。
安宿のあるエリアSPAあり。
バックパッカーは歩くため足が痛くなる。
バックパッカーは荷物を持ってるため肩がこる。
安宿街にSPAがあるのは理に叶っているのです。
でも、これらのSPA、体を休めるためのものじゃなさそうです。私はこれまで色々なバックパッカー街に行きわかってしまったのです。
ここにあるSPA。
マハラジャコースがあるってことを。
私娼窟に行き私娼を買う。
これ、人道的な問題がありますよね。
金で女を買うなんて人間のすることではない。
鬼畜生の類い。
人の皮をかぶった悪魔。
私娼窟を出入りすれば後ろ指を指されるのです。
周りから白い目で見られるのです。
でも人は 抗えない欲求ってものがあるんです。周りから白い目で見られずに風俗を利用できないか?
それが、SPAなのです。
SPAはあくまでもマッサージ店。
マッサージをしてただけ。
SPAから出てきても「あーこの人はマッサージしてたんだな」って周りの人は思うでしょう。
表向きは普通のSPAだから誰にも責められない。アダルトビデオショップと同じシステムなんです。
アダルトビデオショップって入り口のところに普通のビデオが置いてあるんです。誰がどう見ても普通のビデオショップ。だからアダルトビデオショップから出てきたところを見られても普通のビデオを買いに来た人と思われている。
いやあれは誰がどう見てもアダルトビデオショップ。ソフトオンデマンドって店が普通のはずがない。なんのカモフラージュもされてない。
SPAを利用する人、8割9割マハラジャコースを選んでるはず。
サダルストリートの奥も安宿街となっています。ただちょっと街並みが変わります。
マルキアスSTとミルザ・ガリブ通りの交差点。ホテルに混ざってハラル料理店が多くあります。このあたりはムスリムエリアのようでバングラデシュ人が多くいる地域なんだとか。
街ナカにはベンガル料理店ってのがあります。
ベンガル料理ってバングラデシュ料理っぽいですがコルカタは西ベンガル州にあります。
ベンガルの名前の由来はオーストロアジア語の太陽神を意味する「ボンガ」が由来なんだとか(諸説あり)。紀元前1100年頃にヴァンガ王国ができ、その名が今でも残っているそうです。インド分割の際に国境で分断されましたがベンガル地方はコルカタやバングラデシュの辺り。ベンガル料理はこの辺の料理ってことでしょうか。つまりコルカタのご当地グルメ。
せっかくコルカタにいるんです。
ベンガル料理を食べるべきです。
コルカタはガンジス河の河口そばだし海も近い。そのため魚料理がこの辺は多いようです。
でも魚って気分じゃないんですよね。
やっぱ肉なんですよ肉、そしてマトン肉。マトン肉が羊なのかヤギなのかはわかりませんがマトンのビリヤニが食べたい。
ってわけでこちらのお店に立ち寄りました。リボンストリート沿いにあるムグライ料理店。
ムグライ料理ってことはムガール帝国料理。つまり北インド料理ってことでしょうか。
ご当地グルメを堪能する気ゼロ。
こちらの店、南インド料理も出してるようです。
よくある定食屋だった。
頼んだのはこちらです。こちらはコルカタビリヤニってやつでしょうか。これ、ベンガル料理でよいのかな?
ジャガイモが丸々一個入っています。肉はマトンです。
ビリヤニはムスリムの代表的料理。
ハイデラバードが有名だと思ってましたがコルカタのビリヤニも有名なんだとか。
っていうか味付けが各地で違うんですね。
コルカタのは炊き込みご飯感が強め。そして地域関係なく量多い件。
スパイスで食べるのではなく出汁で食べる感じ。日本人が好きな味わいです。
こうやってインドのいろんな料理を食べる。そういうインド旅行も楽しいもんです。いろんな南インド料理、食べちゃいましょう。
ってわけで翌日はこちらを食べました。
ビリヤニです。
同じもんしか食ってねぇ!