山林生活

邪道のヘネシーコーク。おススメの午後の紅茶ヘネシー

邪道のヘネシーコーク。おススメの午後の紅茶ヘネシー

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キャンプや車中泊の時、また山林滞在の時に飲むものといえば焼酎です。ビール党ですが、空き缶の処理や冷蔵庫の無い環境等を考えると醸造酒よりも蒸留酒。そして一番安い焼酎になるわけです。さらに安く済ませるのであれば甲類焼酎を選ぶべきですが、そこはちょっと贅沢に乙類焼酎を選んでお酒を楽しみたい。でも、たまには違う酒も飲んでみたくなるものです。

違う蒸留酒となるとウィスキーになるわけですが、それもそれで芸がありません。所詮はコンビニかスーパーで買うわけですから銘柄も決まってきます。また昨今の原酒不足によってウィスキーの値段も高くなってきております。

そうなるとジンやウォッカ、テキーラ、ラムの四大スピリッツとなるんですが、今回はそうではなくブランデーで攻めてみようかと思います。

攻めてみるというより、コンビニ酒で一番と思っているのはブランデー、銘柄はヘネシーです。
コンビニで買えるお酒の種類は限られてます。また各店舗によって品ぞろえも違います。ウィスキーであればニッカや角瓶、焼酎なら黒霧島やいいちこ。これらに関してはどの店にも必ずある商品ですが、ヘネシーが置いてある店もたまにあるんです。ヘネシーが売っていればそれ一択です。ほかには買いません。

200mlのスキットルボトルのヘネシーさえあればその日の晩は幸せになれるのです。

しかし、先日の店では200mlのヘネシーは売っておらずフルボトルとなってしまいました。でも常備しておけばよいわけですので買ってしまいました。
フルボトルでも2000円台。焼酎に比べると少し高いですが度数は40度なのでアルコール度数対価は乙類焼酎とさほど変わりありません。2000円台でコニャックが飲めるわけですからお安いです。

コンビニで売っているのはヘネシーVSというもの。以前はスリースターって呼ばれていたと思いますが名称が変わったようですね。熟成年数は三年とかなり短いですが、それでもしっかりとした味わいがあります。もしかしたら何か添加されているんじゃないか?というくらい甘みがあります。深みはVSOPとかほかの高級コニャック、アルマニャックにはかないませんが、一応あります。

余談ですが、ブランデーの原料は葡萄です。
葡萄を醸造すればワインに、ワインを蒸留すればブランデーになるんです。焼いたワイン(ヴァン・ブリュレ)って意味らしいです。

ヘネシーはこのままストレートで飲んでも遜色ない味ですが、ずっとストレートで飲むのは飽きてしまいます。そのため邪道ではありますが、割物で味に変化をつけます。

邪道のヘネシーコーク

基本的に酒をコーラで割ると酒の味が薄くなります。そのためお酒が苦手な人にとっては飲みやすくなるでしょう。
本来ブランデーは香りを楽しむもの。その楽しさを犠牲にして飲むのがヘネシーコークです。

「酒本来の味が―」とか言われますが、酒ぐらい好きに飲ませろって感じです。

おいしく飲めるんだったらそれでいいんじゃないでしょうか。
私はヘネシーコーク、結構好きなんですよね。今回はヘネシーVSで作りますが、高いブランデーでも美味しく飲めます。もったいないという言葉は受け付けません。

割合はお好みで。普通であれば1対3くらいでしょうか。氷とライムがあるとなおよいですが、そんなものはありませんのでグラスに適当にヘネシーを注ぎ、コーラで満たすだけでよいです。物足りなければ追いヘネシー、濃ければ追いコーラで。

高貴な味わい、午後の紅茶ヘネシー

ブランデーをアイスティで割って飲むと美味しいというのを知ったのは20代のころです。使う紅茶はアールグレイ。普通の紅茶に比べると香りが強いのですが、それがブランデーとマッチします。でもコンビニにはアールグレイはありません。ソフトドリンクでたまにありますが、ちょっと味が違います。そのためコンビニで買えるもので選ぶのであれば午後の紅茶ストレートです。

こちらであればどのコンビニでも売っています。紅茶の香りとヘネシーの香りがマッチしておいしく飲めます。でもちょびっとばかし甘めなんですよね。コーラもそうですが、どちらも砂糖が入ってますからね。そんな場合はジャワティストレートがお勧めです。ジャワティに関しては売っていない率が高いのですが、ヘネシーのジャワティ割りも美味しく飲めます。

どうしてもソーダや水で割ると味が薄くなったりしてしまうのですが、こんな感じでソフトドリンクで割るとヘネシーの良さを引き出せると思います。

ブランデーはストレートで。ブランデーグラスに注ぎ手のぬくもりで温める。

そんなことしてるの石原裕次郎くらいですわ。やっぱ割物サイコーです。

コーヒーとかジンジャエールとか、なんだったら牛乳で割っても美味しく飲めるはずです。ヘネシーはこんな感じで無限大の可能性を秘めているわけです。割るんだったら甲類焼酎でいいじゃないか?という意見もあるかもしれませんが、ヘネシーでしか出せない味ってやつがあるんですよね。

出張でホテルで晩酌をする際、もしコンビニにヘネシーがあれば試してみてください。

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