山林生活

「久米島の久米仙」の一番おいしい飲み方は前割り!

「久米島の久米仙」の一番おいしい飲み方は前割り!

[更新日]
[著作者]

仕事で少し離れた場所に来ているため車中泊をしています。
しかし手ごろな道の駅がなく、パーキングで車中泊です。有料ですがお金を払っている分何か言われることもありません。エンジンかけっぱだと近隣の人に迷惑がかかりますが、車中泊時は基本的にエンジン停めますからね。
トイレは近くのコンビニでどうにかなりますし、

あとは、焼酎を煽るだけ~

です。

周りを気にせずに寝れるっていうのは車中泊で結構重要です。人が多いと周りもうるさくなります。皆が皆優良ドライバーというわけではありません。人が増えればその分その手の輩も増えてしまいます。そうなると落ち着いて寝れません。かといって人が全くいなければそれもそれで不安があります。その点有料駐車場であれば誰かが来るわけでもなく、そこに寝泊まりするような人はいません。結果的に静かに寝れるわけです。特に地方だと駐車料金が終日500円とか安い金額で停められます。また駐車場も広いところもあります。

車の中にいるのに金払って駐車するっていうのもおかしな話ですが、車の中にいるからこそ良い環境を手に入れるためにお金を払うわけです。

駐車場に入れられるのであればお酒も飲めますしね。

本日は焼酎といきましょうか。今日飲むのは泡盛です。

久米島の久米仙です。

やっぱ焼酎といえば沖縄の泡盛でしょ!(沖縄行ったことないけど)

今回この泡盛を選んだ理由、それは「安かったから」です。
600mlで790円(税別)。度数は30度と少し高め。
焼酎の中でも泡盛は比較的値段が安いです。お財布にも優しい。この手の酒がコンビニで手に入るのはうれしいもんです。
安い理由は利用している原材料が海外から輸入しているタイ米だからなのでしょうか。泡盛って安い金額で飲めますよね。当然甲類焼酎のほうが安いのですが、泡盛は乙類焼酎、本格焼酎ってやつです。

味はしっかりどっしり。
香りもしっかりどっしり。

飲みづらい、臭い。こんな感じで言われることがあります。確かに泡盛はクセが強いです。そのまま生で飲むのは苦手な人には辛いかもしれません。古酒であればまろやかになりますが、普通酒は少し角があります。そのため飲み方を変える必要があるでしょう。

今回、泡盛のおススメの飲み方をご提案していきたいと思います。
クセが強いんだったらさらにクセの強い割物で。恐らく一番飲みやすいのがコーラなんでしょう。コーラとかその辺の味の強い炭酸系で割れば、泡盛の主張を抑えてくれます。しかしそれであれば泡盛ではなく甲類焼酎でいいわけです。せっかくの泡盛です。せっかくの久米仙。味を最大限に生かしつつ、そして飲みやすい方法があるんです。

それが水割りです。

ただの水割りではありません。前割りというものです。
前割とは言葉通り、前に割ることです。事前に焼酎の水割りを作っておくというわけです。
アルコール分子が水を取り込み刺激がなくなるとかなんとか。原理などは全く知りませんが、前割りをしておくと焼酎がまろやかになるわけです。

本来の前割りは数日前とかに仕込んでおき、冷蔵庫で保存するわけですが、私はそんな悠長な時間待ってられません。
数日ほど馴染ませた方がよいのですが、我慢強い私が待てる時間は30分~1時間程度が限界です。でもそれだけでも味の変化が期待できます。

一般的な前割りは甕の中で仕込むのでしょう。しかし甕なんてあるわけないので、私は直接ペットボトルに注ぎます。
割合は焼酎と水は半々くらい。つまりアルコール度数は15度くらいになります。

1.ペットボトルの水を半分ほど減らします。
2.減らした水でまず水割りを作ります。
3.半分減ったペットボトルに直接久米仙を注ぎます。
4.ふたを閉めて軽く振ります。そして放置。
5.その間先ほど作った水割りを飲みます。500ml(焼酎250ml、水250ml)なのでコップ二杯分くらいあると思います。
6.二杯飲み終わるころに前割り焼酎が完成。

先の水割りと比べると角が取れて香り豊かになります。甘みも強く感じるようになります。
泡盛と水の割合に関してはもう少し水多めでもよいかもしれません。6:4とか7:3くらいで水多めが個人的にはよいと思います。これに関してはお好みで。

キャンプとかに持っていくんだったら前日やもう少し前の日にペットボトルに仕込んでおけば持ち運びも便利だし、さらに美味しい泡盛が飲めることができるでしょう。ペットボトルであれば直接口付けて飲むことだって出来るわけですしね。

この飲み方を知ったのは、泡盛のワンカップを飲んだ時でした。

泡盛はクセが強くて飲みづらいと思っていたのですが、泡盛ワンカップはそれが無いんですよね。とげがなく飲みやすいんです。また冷蔵庫に冷やして飲むためすぐに冷たい泡盛が飲めました。沖縄料理屋さんで泡盛ワンカップを知ってからは、泡盛の飲み方はこれが一番だと思っています。ただ水で割るだけなんだけど、ここまで味の違いがあるのは驚きでした。これは泡盛じゃなくても焼酎全般、蒸留酒全般に言えることなんだと思います。トゲがある酒には前割りが一番です。

そんな飲みやすい泡盛だから、ついつい深酒を。

気が付けば扇風機を下敷きにしていて壊してしまいました。羽が一か所折れてしまい、動かすとヤバイ音してます。
新しい扇風機を買わなければなりません。
飲み過ぎにはご注意を。

関連記事

【フグのひれ酒】今宵の山林生活は日本酒で一献【らいすわいん】
【フグのひれ酒】今宵の山林生活は日本酒で一献【らいすわいん】

山を下りて買いものにきています。 一酸化炭素警報機が無いかホームセンターに行きましたがガス検知器や煙検知器はあるのですが一...

 
【男を磨く梅がある】コンビニ酒「男梅サワーの素」で作る男梅サワー
【男を磨く梅がある】コンビニ酒「男梅サワーの素」で作る男梅サワー

ビジネスホテルで食事を取るとなると、行先はコンビニが主。近場にスーパーがあるとよい、酒屋があるとなおよいです。食事だけで考え...

 
シーバスリーガル「ミズナラ スペシャルエディション」を飲んでみて
シーバスリーガル「ミズナラ スペシャルエディション」を飲んでみて

私の最近のお気に入りはブラックニッカのディープブレンドというブルーラベルのヤツです。 ブラックなのかブルーなのかわかり...

 
米どころベトナムでつくった清酒「越の一(えつのはじめ)」
米どころベトナムでつくった清酒「越の一(えつのはじめ)」

ベトナムの酒税は安く、ビールは100円以下で買うことができます。また地元の焼酎やウォッカ、ワインも値段が安く買えるんです。し...

 
ベトナム式米焼酎「ルオウ・ネプ(Rượu nếp)」
ベトナム式米焼酎「ルオウ・ネプ(Rượu nếp)」

ベトナムはビールが安いのでどうしてもそちらを飲みがちとなってしまいますが、せっかく海外にいるわけです。地元の酒、飲みたいじゃ...

 

Profile

Author:

山林生活

山林生活を目指す。
でも都市型生活、旅行を中心にブログを書いてます。⇒プロフィール

お気に入りRSS