【収穫祭】秋の収穫、さつまいもとトウガラシの成果は?
せっかく山林に来たのにあいにくの雨です。これが秋の長雨ってやつなのでしょうか。降ったりやんだりを繰り返し、そこまで大雨になることはないのですが、ずっと湿っぽい感じです。
本日山林に来たのは二毛作を目指すため。
作物は春に植えて秋に収穫という考えがあり、冬場は何もしない形でした。しかし実際は秋に植えて春に収穫する作物もあるわけです。その作物はニンニクという一番使い勝手の良いヤツです。冬場であれば雑草も生えづらいです。収穫に期待ができます。そのため山林に行く途中にホームセンターに立ち寄りました。
ちょうどよい時期のためニンニクが売ってあります。暖地の場合は10月ころに植えるのがちょうどよいみたいです。まだ9月なので少しだけ早い感じ。ニンニクは熱に弱く、地熱が高いと球根が腐っちゃうみたいなんです。土が冷え切った際に植えるのがよいそうで、だから青森とか北国がニンニクの生産に適しているのでしょう。
ニンニクのほかにも秋植えのジャガイモがあったのでそちらも購入しました。
ジャガイモってなんだか簡単に育ちそうな感じがしますよね。稲などが育たたないやせた土地でも何とか育つ作物的な。それだから購入してみました。
さて、植えるとしてもまずは現在生えている作物をどうにかしなければなりません。前回植えたカブは収穫しました。あとはバジル、唐辛子、枝豆、オクラ、サツマイモが残っています。サツマイモに関しては植えた直後に鳥獣被害に遭い、その後は鳥獣ネットを被せて放置してました。畑は雑草に囲まれ、サツマイモが生えているかどうかも定かではありませんでした。本当に何もしていない放置農法で育てたわけです。
放置農法。如何にもナチュラリストな方々が好みそうな言葉です。しかし放置といっても植える前に耕しているわけですからね。実際のところ放置ではありません。「結果、放置になった」だけです。放置農法は作物に負担を与えるだけです。作物の権利を侵害しているわけです。可哀そうだと思いませんか?そんなところで育った作物がよいわけがありません。
こちらがそのサツマイモです。
サイズ感が小さい!
100円ライターと同程度のサイズです。これを半年かけ育ててきたわけです。まぁ原因はなんとなくわかっています。でも一応サツマイモ育つってわけです。
上記のやつは一部の小さいものです。
実際はこれくらいの大きさのものが育ちました。細いですよねー。
来年もサツマイモ植えたいと思っています。サツマイモは蔓を定期的に返さないと節から新たな根が出てきてしまうようです。そこに栄養が取られてしまいサツマイモのサイズが大きくならないんだそうな。
誰だ、手間がかからないって言ったやつ。
結局サツマイモも定期的に手入れをしなければならないというわけです。でも収穫ができたというのは一歩前進といってよいのではないでしょうか。少なくとも昨年のサトイモよりかは前進している感じがします、昨年のサトイモは親芋を土の中に入れて保存していただけでしたからね。
今回はゼロからイチが生まれています。そして誰が見てもサツマイモってわかる感じのものが収穫できているわけです。今回で勝手がなんとなくわかりました。来年はかなり期待できそうな感じです。当然来年もサツマイモを植えてみます。蒸かして食べてみましたが、甘みもあってサツマイモの味がしっかりしました。
こちら、枝豆です。防虫ネットのまま育てました。育ちはよくだいぶ窮屈な中にいたわけです。前回枝豆を育てた際は全て鳥に食べられてしまいました。食べられないようにネットの中に入れて育てたのです。ネットに入れたままこちらも放置農法です。
その結果が枯れる事態に。一部は大丈夫でしたが半分以上は枯れてしまいました。恐らくネットに当たってその部分が枯れ、そして根元まで調子が悪くなってしまったのでしょう。枝豆の今後の課題としては防虫ネットの規模を大きくするってところでしょうかね。
一応収穫出来た枝豆もありました。豆がないヤツもあり、ほとんど捨てました。唯一残ったのがこれだけです。今後は肥料のことなども考慮して行う必要がありますね。それと、収穫時期が遅かったのか茹でて食べましたが固かったです。枝豆というよりは若干大豆になりかけている感じでしょうか。
あとは唐辛子です。
これはちゃんと育ちましたね。そして唐辛子っぽい感じになってくれました。
しかし相変わらずカメムシの被害が酷いです。カメムシは食用に適さないということが分かった今、こいつらは何の利用価値もありません。来年はカメムシの撲滅を目指したいです。そのため農薬バンバン使っていきましょう。
しかしこのカメムシ、唐辛子を植えたから来たわけではなく、以前からこの山林でよく見かけていました。小屋の中にも死骸が転がっていることもありました。どうやらスギやヒノキなどを餌として生きているらしいです。このあたりはスギやヒノキが多くあります。つまり農薬でどうにかしたところで他の場所から飛来してくるってわけです。
今後もこいつらとの戦いは続くようです。
唐辛子をちゃんと干します。これができれば来年まで唐辛子は困らないで済みそうな量ですね。でも少し食べてみたのですが、そこまで辛くないんです。根本の方は辛いのですが、先っぽの方は苦みがあるだけ。ちゃんと乾かしてみてどうなるかですが、場合によっては半分以上捨てることになりそうです。
バジルはまだ伸びそうだし、適当に切り取って放置すればよいとして、作物は収穫したものの畑は雑草だらけです。そのため草むしりです。本来畑の中ってこんなに雑草だらけになるはずがないのですが、一カ月放置すると畑なのかどうかわからないくらい草が生えまくってしまいます。その除草をしていたら一日が経ってしまいました。そのためジャガイモとニンニクは明日植えることといたします。