山林生活

生姜、サツマイモの収穫。そのまま調理してみた

生姜、サツマイモの収穫。そのまま調理してみた

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これより山林に滞在します。
前回はまだ暑かったですがだいぶ涼しくなりました。涼しくなったというより若干寒いです。
ついこの間まで暑い暑いと言いながら冷房を使っていたのに急に寒くなって暖房を使うようになりました。このように日々寒くなっていますがこの時期が一番山林滞在に適しているのです。
夏場は日中も暑いのですが夜も暑いです。
小屋はまだ出来上がっていません。そのため車中泊をするのですが窓を全開にしても暑いんです。結局定期的にエンジンをかけて車内を冷やす作業があります。日中は日中で日差しが強いため作業もしんどい。少し動けば汗まみれなので全く作業が進みません。
でもこれくらいの気温であれば日中は作業がしやすいし夜は薄手の毛布が一枚あれば耐えられる寒さ。この時期の難点は蜂被害ですが今年は敷地内にスズメバチに巣ができなかったので怯えなくて済んでいます。そんなわけで山林に滞在できるのです。

今回滞在する理由はサツマイモとショウガの収穫、それと残りのニンニクを植える作業を終わらせるためです。

ニンニクがよい感じに育っています。これより冬を迎え一度消えますが春にはまたスクスクと育つでしょう。今回は肥料を多めにあげています。作付けの際に肥料を撒きましたが今回追肥をしておきます。

こちらは自家製液肥を撒いたほうの畝です。

【人は皆間接的にウンコ食ってる】液肥を自作してみた
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桃太郎のおばあさんは川に洗濯に、おじいさんは山にしばかりに行きましたとあります。しばかりっていうものを子供のころ

液肥というよりほぼウンコみたいなやつです。液肥は下水みたいな強烈な臭いがしていました。てっきり育たないと思ったのですが植物には栄養になるっぽいです。今回も追い液肥をしたいと思います。
いくつか丸い緑の葉っぱの草が顔を出していますがおそらく去年植えたジャガイモの残りだと思います。とりあえずこれは放置で。

芽欠きもしていきます。抜いた葉っぱを食べましたがちゃんとニンニクの味がします。まだ若芽なので葉っぱは柔らかくネギの代わりに味噌汁に入れてもよさそうです。

今回収穫をする生姜です。生姜は芽が出てなかったので放置していました。肥料も全くあげず、そして雑草も放置したまま。そんなわけで育ちが悪そうです。

量が少なかったので収穫はすぐに終わりました。
案の定小さな生姜です。単純に肥料もやらずに放置していたからなのでしょう。収穫は少ないですが生姜はニンニクと同じで山林では育てやすそうです。獣に食べられるおそれはなく可食部は土の中なので虫の被害も少ないです。機会があれば再度挑戦してみたいですね。

お次はサツマイモです。コンパニオンプランツだった赤紫蘇は葉が枯れてしまいました。花が咲いていたので多分種子を残しているのでしょう。来年は一面紫蘇畑となりそうです。
サツマイモはかなり植えたのに残りがこれだけでになっちゃいました。そしてそこまで育ってないんです。サツマイモの葉っぱとドクダミの葉っぱは似ていてどっちかわからないです。

今回も例年通り失敗っぽいです。メンテナンスフリー、肥料いらずということでサツマイモを植えているんですがどうも育ちが悪いんです。肥料、やっぱりいるんじゃないですかね?そうしないと大きく育たないんじゃないでしょうか。

収穫したもののかなり小さい。イモというか根っこと大差ありません。
捕虜にされたアメリカ人もこれ出されたら「私は木の根を食べさせられた」と訴えてもレベル。

【サツマイモ栽培】今年もメンテナンスフリーで育てていきます【自家栽培】
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ホームセンターでサツマイモの苗を購入しました。だいたい4月末から5月の上旬に売り出されるサツマイモの苗。この時期

50本苗を植えました。そして半年時間をかけました。その成果が一食分のサツマイモが収穫できただけです。こういう品種なんじゃないかと疑ってしまいます。
でも量が少なくても収穫ができたわけです。これで料理をしたいと思います。

料理をするといっても蒸かすだけです。手元にメスティンがありますので水をはって網の上に洗ったサツマイモを並べていきます。

キチキチですが全て入れることができました。これしか収穫できていないというのは悲しいですね。あとは弱火でゆっくり蒸していくだけ。

出来上がりがこちら。

シルバニアファミリーサイズのサツマイモ!

味はそんなに甘くないです。サツマイモは収穫した後保管をしなければ甘みが出てこないんだそうです。保管をしているうちにデンプンが糖に変化するんだとか。収穫して一日程度置いただけではそこまで甘みは出ないようです。
甘くないですが一応サツマイモの味がします。ホクホクしていておいしいです。

次回サツマイモを植えるのであれば肥料をある程度与えたいです。肥料を与えると蔓だけ伸びる蔓ボケ状態になってしまうらしいのですがそもそもこれまで蔓どころか根っこもこんな感じです。

痩せた土地でも育つサツマイモ。
痩せた土地でも育つというだけで、栄養がゼロの土地では育たないんだと思います。
これまでのサツマイモ畑は山を切り崩して耕しただけの畑。栄養素ゼロです。空気中から栄養を吸収するといっても土の中に埋まってる以上は土から栄養を吸収するのでしょう。つまり多少なり肥料が必要ということです。しっかりと栄養を与え、不要な栄養素はコンパニオンプランツの赤紫蘇に吸収させる形なのでしょう。次は肥料も与えちゃんとした芋が収穫できるようにしていこうと思います。

来年の春まではサツマイモを植えた場所は休耕地にします。

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