生活習慣病罹患者にとって、博多の朝食は生き地獄
私はバイキング形式のお店が苦手です。理由は取りに行くのが面倒だから。そして取らなきゃダメという貧乏根性が働いてしまうからです。
食べ放題でもそうなんですが「元を取らなければ!」という強迫観念が働くわけです。当然元を取るなんて簡単なことではないのです。でも食べ放題なのであれば“放題”しなければ損と考えてしまいます。
結果的に食べ過ぎで気持ち悪くなり、損をするわけです。
そのため食べ放題の店やバイキング形式の店には基本的に行かないようにしています。しかしビジネスホテルの朝食は基本はバイキング形式です。そのため毎回貧乏根性をむき出しにしてしまうわけなんです。ただビジネスホテルの朝食はホテルによって大きく違います。ショボいところもあります。本当にひどいところだとパンとジャムとコーヒーだけなんてところも。そういうところは基本的に朝食が無料でついてくるところです。
バイキング形式の店には行かない。そのためホテルの朝食も朝食付きプランを選ばずに素泊まりプランを選びます。
そもそも朝食が提供されるのは朝6時~9時の間です。下手したら寝ている時間ってこともあるわけです。そのため基本的には素泊まりなんです。ただ朝食付きプランしか選べないことや、そもそも朝食が無料でついてくるホテルもあるわけで、そういうところに行くと朝から調子こいちゃうんです。
パンかご飯かの選択
私は断然ご飯です。理由はそれに合わせたおかずが多いから。
パンの場合、バターにジャム。そしてスクランブルエッグにベーコン、ソーセージ。一般的なところはこんな感じでしょう。バターとジャム以外、全てご飯でカバーできるわけです。そして大体のホテルが納豆、これを常備しています。納豆に味噌汁があればそれだけで十分です。
シリアルとか食ったことないですね。海外旅行の朝食でも米でした。おかゆとかあると食べちゃうんです。そして食べ過ぎて気持ち悪くなるんです。
おかずは少ない量をちょっとずつ
これは基本ですね。とくに私は年を取るごとに小食となっております。
好きなモノだからといって取り過ぎれば後々後悔します。年齢のことを考えれば適量を取り、それで足りなければ再度取りに行けばよいだけです。
だって、バイキング形式なんですから。
何度おかわりしたっていいんです。
それなら食い意地張らずに少ない量でいろんなものを食べた方がよいでしょう。
このおかずについて、地方に行くとその土地のものが出ることがあります。
今回は福岡です。そのため味噌汁の代わりにもつ鍋、そして博多明太子。こういうの地方に来た感覚が味わえるからいいですよね。個人的に朝食バイキングで一番良かったのは秋田でした。いぶりがっこ、きりたんぽ、しょっつる汁。基本的に味が濃いものが多く、私の口に合っていたのでしょう。ここ福岡もよい感じです。
出来る限り野菜を取り入れる
これまで私はバイキングの基本は肉でした。
ソーセージ、ベーコンが主。野菜は不要。そんな感じでしたが、もう身体がそれではダメなようです。野菜もしっかり取らなければならないわけです。そもそも私は野菜が嫌いなわけでは無いので、野菜多めでも特に不満はありません。むしろこれまでなぜ野菜を避けてきたのかがわかりません。まぁでも肉の方がおいしいんですが。
サラダも取りつつ根菜も食べる。これでバランスの良い朝食を目指します。
こんな感じで自分なりに条件を決めてバイキングを楽しんでいます。
以前であれば「食べなければっ!食べなければっ!!」という感じでとりあえず胃に詰め込むことがバイキングの正しい食べ方という状態でしたが、今は多少落ち着いています。とはいっても食べられるのであれば腹いっぱい食べたいということで、
ご飯は大盛りになっちゃうんですが。
明らかにバランスが悪い。
とくに明太子を好きなだけ取っていいというのは痛風の私にとっては生き地獄のようなものです。
指の痛みを耐えるか、それとも食べれない悲しみを耐えるか。
私は前者を選びます。そしてモツも同じように成人病の天敵です。
福岡の食事は命を削りながら食べなければならないわけです。
朝からこの量を食べると夜まで食事いらずです。
かなりの量ですからね。本来であればご飯も少なめが望ましいのでしょう。朝から牛モツを食べる、そして魚卵も食べる。成人病まっしぐらになるわけです。
福岡の人ってこんなの毎日食べてるんでしょうかね。これが毎食だと私はすでにこの世に居なそうです。でもやっぱりおいしいです。
しかし、この朝食のせい一日台無しとなりました。
量は問題ありません。味も美味しくいただけました。問題は飲み物です。
牛乳を飲めば高確率で下します。
分かっていても牛乳があるとつい手を出してしまうんです。
お腹壊すのわかっているから買って飲もうとはしません。また飲食店で牛乳があってもそれを選ぶこともないです。でも、こんな感じで牛乳も飲めますって置いてあるとやっぱり手に取っちゃうじゃないですか。ファミレスのドリンクバーには牛乳がないんです。でもホテルの朝食には高確率で牛乳があるんです。恐らくこの牛乳はシリアル用の牛乳なんでしょう。でも飲んでもいいわけですよね。
その結果、夜まで下痢が続くわけです。
流石に次の日は控えました。
野菜取ろうが何食べようが牛乳があると何の意味もなくなってしまいます。
昔はまだマシだったんですけどね。子供のころから比較的牛乳はお腹を壊す原因になってました。そのため給食で出される牛乳もあまり飲みたくなかったわけです。とはいってもそこまでお腹を壊すわけでもなかったのですが、ある程度の年齢から牛乳を一口飲めば腹を下すことに。タリーズを飲むとお腹の調子が悪くなるのはそのせいなんです。
聞いた話だと無殺菌の牛乳であればダメな人でも飲めるそうです。
千葉にはマザー牧場があるので今度のみに行きたいですね。
牛乳は飲まない方がよい。
これは基本的な部分です。そして痛みを我慢して美味しいものを食べる。
これが福岡の朝食の常識なんでしょう。今後もモツと明太子を食べ続けます。