賭場で熱くなれ!川崎の鉄火場「川崎競輪場」
横浜ではカジノ誘致のIR事業がどうのって話が持ち上がっていますが、カジノと似たような施設は川崎にあるんです。駅前にはパチンコ屋があり、駅前以外のところにもパチンコ屋がある。そして競艇場、競馬場、競輪場も揃っている。川崎は鉄火場なんです(競艇は平和島)。
そんなギャンブラーの街、川崎に以前住んでいたのにパチンコはおろか競馬にも競輪にも触れてきませんでした。目の前に競馬場があるんだったら行くべきだし、競輪場があるんだったら行くべきだったんです。それをせずに過ごしたのはモッタイナイ。っというわけで本日は競馬競輪をしたいと思います。
川崎競輪場と川崎競馬場は歩いて数百メートルの距離。どちらも入り口が東側だけっぽいので実際歩くと10~15分くらいかかりそうですがそこまで離れていません。競馬をやって競輪をやるってこともできそうです。
でも、新型コロナウイルスの影響により地方競馬は休業中とのこと。つまり川崎競馬場に行っても何もやっていません。そんなわけで競輪場に来ました。
競輪って日中だけやっていると思っていたんですがナイターもあるんだそう。というより川崎はナイターからスタートなんだと。
競輪は車券を友人に買ってもらったことはありますが、直接競輪場に行くのははじめて。自分で買ったこともないのでどんな塩梅なのかも不明です。
15年ほど前は普通にノミ屋が路上にいました。今は一切無くなってしまっています。それもそのはずです。カジノ誘致をしようとしているところが違法賭博の取り締まりをしていないとなれば誘致の話も頓挫するでしょう。それが理由なのかはわかりませんが、表向きはノミ屋が壊滅したっぽいです。とはいっても探せば普通にあるのでしょうね。
場内に入るには100円かかります。改札で直接100円を入れると入場できます。タダで配っている出走表をもらい賭ける人を決めます。
出走者は8人。その中から着順を選びます。競馬と違い単勝はなく、枠式と車式、単式と複式で3連単・2連単、3連複・2連複、2枠単・2枠複、それとワイドという買い方があります。要は1着と2着と3着を当てる方式と1~3着に入る3車をあてる方式があるってことです。ワイドは1~3着内の2車を当てる形。
高配当を狙うのであれば3連単で確率は1/504になります。でもここは無難なところで2車複で買いたいと思います。1~2着に入る車を当てればよいだけで着順は関係ありません。ネットの予想記事をみたところ、1番3番が有力なんだそう。
というわけで1番と3番を絡めたボックス買いをしてみました。購入はマークシート式で競馬と同じです。ボックス買いのやり方が分からなかったので普通に3つ購入しました。
第一レースの車券は購入したので出走まで飯を食います。腹が減っては戦は出来ぬってね。
ぜんぜん腹満たす気ゼロなメニュー。
やっぱり賭場で食べるもんはこうでなくっちゃいけませんよね。もつ煮です。今日が晴れでよかったです。野外でもつ煮をアテに生ビールを飲むなんて最高の日曜日ではないでしょうか。でも飲み食いしている人って少ないんですよね。皆さんレースの勝敗を見るためにテレビ画面にかじりついています。現在浜松の方でレースが開催されているようでそれをみんな見てるんです。
そうです。ここにいる人たちは勝負師なんです。いわば仕事中。のんびりもつ煮でビールを飲んでる場合じゃないのでしょう。
出走10分前くらいになったのでレース場が見えるスタンドへ。そろそろレース始まりそうなんですが、やっぱりお客さんは少ないです。
レースが始まります。観客は全然増えず。
競輪は2000mを走って順位を決めるそうです。この川崎競輪場は1周400mなので5周回らなければなりません。
まず最初はペースカーが先導していきます。それで3周。
残り2周になったところでペースカーがいなくなり、本気走りをするようです。よくわからない状態で見ていました。
まさかの勝利。2-3は2560円。ギャンブルはこのビギナーズラックがあるからいいですよね。競馬だと頭数が多くてよくわからなくなっちゃいますが、競輪だと出走車が少ないのでいいですね。
一応重賞だったようですが全然スタンドにお客さんはおらず。選手のファンだと思われる女性客はいましたが勝負師は見当たりませんでした。
どうやら皆さんは一階の車券売り場のところにいたようです。ここであれば直ぐに買えるし、次のレースのための往復も不要。画面見てればいいだけですからね。
まさかの25600円勝ち。次のレースも同じように買って同じように当てれば20万円プラスになります。そして3レース目で180万円。4レース目で1500万円。こんな感じでいつもであれば倍プッシュのゼロサムゲームになるんですがここはグッと我慢。この一回戦で終了しました。今回のホテル代が22000円なんですよ。今日の競輪でペイできるんで今日のところは勘弁してやろうかと。
ギャンブルのやり過ぎは危険ですからね。あと死ぬまでに行っとくべきところは競艇とオートレースです。別にカジノが無くてもこんな感じで賭場はあっちこっちあるんです。
今日は駅地下にある定食屋へ。普通の銀鮭定食ですが明太子のおかわり自由という痛風泣かせの店です。
めんたいこ一腹に含まれる卵の数は大きさにもよりますが20~30万粒なんだとか。つまり20万匹の命を一度に食べるわけです。
無慈悲とはまさにこのこと。足の親指が痛くなるのは命の叫び。20万匹の痛みを親指で受け止めているわけです。
それをおかわりしちゃう。40万匹の命が...。後日痛風発作が出るの確定ですね。
ホテル戻ったらビール飲も。