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サウナが無料!中原区苅宿にある銭湯「橘湯」

サウナが無料!中原区苅宿にある銭湯「橘湯」

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本日は天候もよくサイクリング日和。そんなわけでレンタサイクルで多摩川沿いを走りました。

ガス橋です。丸子橋と国道一号線の多摩川大橋はよく利用しますがガス橋ってあまり使ったことがないかも。名前の通りガスを供給するための橋だったものが交通量増加に伴い通行できるようにしたんだそう。主要道路に架かる橋ではないので近辺で働く人と近隣住民の生活道路みたいなもんでしょうか。

本日も銭湯です。平間駅近くのサイクルポートにレンタサイクルを返却し、徒歩で銭湯に向かいます。

平間駅には先日第一天神湯に行った際に初めて利用しましたが、このあたりは頻繁に車で往来していました。

新宿に住んでいたころに千葉の山林を買いました。そして山林までの移動手段として軽自動車を購入したのです。しかし都心で駐車場を借りるのが厄介でした。
住んでいた賃貸マンションには駐車場の空きがあったのですが、月額55000円と歌舞伎町のヤクザマンションの一室と大差ない金額でした。駐車場のために年間60万以上。ちなみに購入した軽自動車は中古のサンバーで乗り出し30万円。30万円のものに60万円払いたくないでしょう。そんなわけで駐車場を日吉に借りたのです。
日吉であれば副都心経由の東横線で新宿から一本で行き来できます。車乗るのに電車で20分もかけて行かなきゃだめってのは面倒ではありましたが1万円で借りたため年間50万円安くなったわけです。まぁめんどくさくなりその生活は半年ほどで終了。新宿で2万円の駐車場があったのでそちらに変えたんですが、変えるまでの間この陸橋を行き来していました。

銭湯のある場所はお店が何軒かある程度でごくごく普通の住宅街です。

本日は中原区苅宿の「橘湯」に伺いました。こちらはサウナが無料で入れるとのこと。そしてネット情報だと看板ネコがいるんだそうです。
暖簾をくぐり靴を靴箱へ。カウンターでお金を払います。その際に店員の方から「サウナは18時から営業で今は入れないですが大丈夫ですか?」と聞かれました。どうやらサウナは営業時間外なんだそう。営業開始まで2時間。流石にその時間まで風呂の中にいれません。今日はサウナ無しで入ることになりました。

サウナが18時から営業しているのはコロナ対策の一環でもあるようですが、少々問題があったそうです。
銭湯は公衆衛生のために存在しているため、コロナが蔓延しても営業が続けられています。マスクもしない環境のため感染リスクは高いです。そのためどこの銭湯も黙浴を掲げています。サウナは公衆衛生の範疇外。そのためサウナを中止している銭湯もあるんだとか。あいていたとしても人数制限をしたり、時間制限をしていることも。特にサウナ室は浴場以上に密室です。そのため喋らないというのが原則でお店もマナーではなくルールとして掲げています。
しかしそれを守らない輩というのはいるもんで、今年に入ってからこれまで30軒近く銭湯に行っていますが人数制限を守らない人や普通に会話している人もいるのです。
特に常連の人がその傾向にあります。
そもそもサウナや銭湯というのは交流の場という側面があります。風呂の中では身分や役職といったしがらみがなく、まさに裸の付き合いが出来るところなんで、そのような出会いも公衆浴場の楽しみ方です。しかし今はそれを良しとしない時勢。銭湯が開いているのはあくまでも公衆衛生の側面に限り、アミューズメントやコミュニティーとしての銭湯は営業していないのです。
そのような中でも無神経な輩がサウナの中で騒ぐんです。橘湯では騒ぐだけではなく常連客が一見客に罵声を浴びせたりしたようです。そんなわけで15時から18時までは営業しないようにしたそうです。

今年は黙浴の年です。静かに入って静かに出るを心がけていれば感染のリスクも軽減されます。
橘湯ではサウナをしめて黙浴するように注意喚起をしています。しかしそれだけではどうやら足りないようです。

脱衣所で服を脱ぎ、風呂に入る準備をしていたのですが、すでに浴場の中から大声で話している人の声が聞こえます。外まで聞こえるんだから相当大声で話しているのでしょう。
銭湯はジェットバブルなどがあり水の音がします。そのため声が通りづらいんです。会話をするためには大声を出さなきゃ聞こえないのでしょう。黙浴をするようにとあれだけ張り紙がはってあるのに守らない人がいるんです。ここの銭湯では三人が大声で談笑していました。

このような状況だしサウナもないのでささっと入ります。

橘湯はサウナと水風呂、白湯と薬湯、そして露天風呂があります。薬湯となっていますが黒湯でしょうかね。薬湯の中に電気風呂もあります。
露天風呂も黒湯になっています。ここは人が誰もいなかったため周りを気にせず入れました。露天風呂ですが変わらず室内から大声で話す声が聞こえています。露天風呂は唯一の癒しの場所でした。

本当であればサウナ入りたかったんですけどね。こればかりは仕方ないです。サウナが無料ってことはそれに群がる人たちも多いです。安いホテルだと質の悪い客が集まりますが、高級ホテルではその心配がないのと一緒で銭湯もサウナがタダだとこういった問題を抱えるのでしょう。

せっかくよい銭湯なのに利用する客のせいで台無しです。
そもそもコロナが発生する前から大声で騒ぐのはよくない行動です。周りに迷惑をかけず静かに入るのが銭湯の“マナー”ではなく“ルール”です。

橘湯に行ったためこれで中原区の銭湯も制覇。残りの銭湯は幸区3軒と川崎区2軒の5軒となりました。また川崎駅付近に宿泊してもよさそうですね。

このまま平間駅に戻っても食事処が限られています。そのためルートを変えてこれより元住吉のほうに足を延ばそうと思います。

そういえば看板ネコ、見なかったな...。

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