コリアンタウンとは言わせない。大久保の多国籍街。
本日は大久保に来ております。
大久保といえばコリアンタウンのイメージが強くあると思います。
実際に職安通りより北側の百人町から大久保までは焼き肉屋、韓国料理屋なども多くあります。でも最近少しずつ変化しているようです。
今回巡るところは大久保駅の方になります。
大久保駅のほかに新大久保という駅もあります。栄えている方は新大久保の方でしょう。新大久保は山手線が停車。大久保は中央総武線が停車します。両駅は歩いて300mほどしかありませんが、新大久保駅が中心地となり、大久保駅は端っこといった感じでしょうかね。
こちら、大久保駅の南口となります。隣の駅は世界一利用者数が多いターミナル駅新宿です。その隣の駅なんですが、どっかの田舎の駅なんじゃないかってくらい寂れています。大久保駅から新宿駅って歩ける距離ですから利用者も少ないのでしょう。そして大久保駅のメインは北口です。こっちが南側にもかかわらず日陰の場所になっています。
でもこちらのほう、結構いろんな店があるんです。
大久保駅南口から新宿方面に向かう細路地です。アジアンレストランなど色々な店が並んでおります。恐らく通りの名前があるのだと思いますが、私はカレー通りと勝手に呼んでいます。
以前は盛岡じゃじゃ麺屋さんだった場所ですが現在は「SPICY CURRY 魯珈」というカレー屋さんになっています。小さい店舗ですが平日は大行列となる人気店です。店主が情熱大陸とかいろんなテレビに出ているみたいです。
私は並ぶのが嫌だったのでお弁当を注文していました。行列ができるのも理解できます。いつもマトンカレーしか食べていませんでしたが、恐らくほかのやつも美味しいのでしょう。弁当で食べれていたのは近くに住んでいた特権ですよね。あの行列に並ぶのはしんどいのでもう食べることは叶わないんでしょう。
でもまた食べたいという気持ちが強いです。
そしてもう一軒のカレー屋です。牛すじカレー。
魯珈とはまた雰囲気が違いますが、こちらのトッピングのみそ豚が美味いんです。
カウンターしかないですがこちらの方が店は広く回転がかなり速いのでそこまで並ぶことはありません。でも昼時は人がいますね。
この二軒だけですが通称カレー通りと呼んでいます。
カレー屋が多いのはこの近くにスパイス店が多くあるからなのでしょう。「SPICY CURRY 魯珈」もこの場所を選んだ理由はスパイスが手に入りやすいからという話をしていました。
他にもいろいろな店があります。駅前ということで飲み屋も結構あるんですよね。ほとんどは行ったことのないところばかりですが。
そしてマッサージだらけなんです。
果たしてここのマッサージはどんな感じのマッサージなんでしょうかね。
大久保駅南口の東側。山手線の内側です。
どちらかというとこちらが大久保といった感じのところです。住所では百人町というところです。
大久保という地名は元々このあたりが窪地だったからついた名前のようです。昔は農村だったようです。戦時中に焼け野原となり、朝鮮戦争が始まるころ、このあたりは在日米軍用の慰安所が開設。その後は連れ込み宿が増え、さらにはロッテ工場が最寄りにでき、韓国人街へと変わっていったようです。
現在はラブホテルもあり、外国人向けのホテルへと変わって行っております。
このあたりに以前は私娼がいたのですが、日中はいないようですね。それに関してはまた今度調べたいと思います。
百人町・大久保のあたりはこんな感じで常に変化しております。
そして現在はコリアンタウンというよりもアジアンタウン、オリエンタルタウンといった感じになっております。
韓国中国料理店だけでなく、タイ、インド、ネパール料理など。最近ではハラールを扱う店もどんどん増えてきています。
ノーアルコール、ノースモーキング、ノーポーク。
このノーポークの看板はこの辺で見るようになりました。実際にムスリムの人たちも多く住んでいてコミュニティもできているようです。そのためこの手の飲食店やスーパーというのは需要があるんだと思います。
個人的に行きたい店である「ハルコロ」です。アイヌ料理を提供してくれるお店。
都内だとここくらいでしょうかね。時間帯が合わずまだ行けておりませんが、近いうちに行きたいと思います。
ヒンナヒンナしたいです。
アイヌに関して浅い知識しかないんでハルコロにいって知識を深めたいです。
大久保駅北口に回ってくるとだいぶ激しめの看板のある店が増えてきます。
日本人、どんだけマッサージ好きなんでしょうかね。大久保あたりは結構この手の店が多くあります。ベッドがあって、人がいれば成り立つ商売ですからね。
この手の店は出来ては潰れの繰り返しをしています。
中には違法風俗店や違法就労など問題を抱えているのでしょう。実際に摘発なども多くあるようです。
明らかに普通のマッサージじゃありません感が強いんですが。。。
一体どんなアガシが出てくるのでしょうか。
もうコリアンタウンとは呼ばせない感じになりつつありますよね。とくにベトナムとネパールがかなり進出しています。今後はミャンマーなんかも増えてくるのではないでしょうか。
コリアンタウンは新大久保側、大久保は多国籍街といった感じでしょうかね。
現在は韓国ではなく東南アジアや中東の店が多くあります。
住んでいる人も韓国以外の外国人が増え、それによりスーパーで売っている商品も変わってきております。スパイスが手に入りやすいというのもそういった環境に変わってきてるからなのでしょう。
神社とミスマッチな光景もここじゃなきゃ見れない光景です。
大久保駅は軽く見て周っただけでは全然語り切れないところがあります。以前はただのコリアンタウンってだけだったんですけどね。ここに来ればいろんな国を味わうことができるようになりました。
今回は軽く舐めた程度。
今度はもう少し根深いところを見て回りたいと思います。
こんなところに絵画売ってる店もあるんですね。
綺麗な女性がパンフレットを持って配っています。
「アートのある生活空間を提供いたします」
そういうのいいんじゃないでしょうか。
絵画は人の心を豊かにしてくれるものです。
お姉さんに「見ていきませんか?」って言われたらついていくしかないでしょう。
そして二階にあがっちゃうんでしょうね。分割だったら安いって言ってるし。
秋葉原で見た時も思ったけどやっぱラッセンすごいんですね!