【断捨離】中古ゲーム機を買取業者のところへ【ミニマリスト】
小屋はまだ完成しておらず、必要な材料、機材があり荷物はどんどん増えるばかりです。出来れば荷物は最低限にしたい。普段の生活はできる限りものを減らすよう努力しています。服も着ていないものは破棄、書類関係もPDFで保存できるものはスキャンして破棄、自宅にある荷物をどんどん減らしています。このように断捨離に目覚めたのは数年前の友人の死がきっかけです。
80歳や90歳となればいつ死んでもおかしくない年齢です。その年になれば天寿を全うしたと言えるでしょう。でも若くてもなんだかんだで死ぬことはあるのです。中年となれば生活習慣病や癌によって亡くなる方も、または事故や天災によって予期せぬ死もあるでしょう。人は案外丈夫に出来ていますが、ちょっとしたことで死んでしまうのです。
急にコロッと死んだとき、遺品が残ります。死んだ後のことまで考える必要もないのでしょうが、遺品整理って結構大変なんです。件の友人の死の時に遺品整理を手伝いましたが、かなり時間がかかりました。死んだ後はスムーズに天国か地獄に行きたいじゃないですか。それとあまり人には見せられないものもあるのでそういった嗜好品は残したくない。老い支度、つまり終活のために手持ちの荷物は減らしていきたいんです。というわけで不要と思われるものはどんどん捨てていきます。
実家に眠っていたゲームソフト及びゲーム機です。昔はゲームばかりやっていました。
今でもゲームに触ればゲームばかりの生活となってしまいます。生活に支障をきたすためゲームができない環境にしています。このゲームソフトは過去の遺物です。
ファミコン、スーパーファミコン、ディスクシステム、プレステ、メガドライブといった据え置き機からゲームボーイ、ゲームギア、ワンダースワン、ニンテンドーDSなどの携帯機。ずっと使わずに放置していました。
プレステのソフトは以前売ったため手元にありません。ファミコンのソフトはゴミで捨てました。こちらもゴミで捨てようと思ったのですが、どうやら価値がありそうな予感がしたのです。
プレステやスーファミ、ファミコンは古い機種だとしても販売台数が多く中古市場にも多く出回ります。そのため価値は低いでしょう。でもゲームギアとかワンダースワン、メガドライブはそこまで人気機種ではありませんでした。こういうのマニア受けしそうじゃないですか??
ネットで見たところゲームギアの本体の買取価格は8000円くらいなんです。ワンダースワンは3000円くらい。メガドライブはソニックザヘッジホッグ付きで6000円ほど。これだけで17000円になるんです。
そしてメガドライブのソフト。
こいつらが結構いい値段の買取価格なんです。このローリングサンダーは買い取り額5000円ほど。
ザ・スーパー忍は初版のため5000円くらい。再販版だと2万円で売れるそうです。
三国志3は15000円で買い取りしてるんだとか。流石はコーエーです。人気があります。
そもそもコーエーのソフトは定価も高いですからね。でも28年前に売っていたソフトなのに定価で買い取ってくれるわけです。
全ての値段を一応ネットで確認。値段が分からないソフトもありましたが、メガドライブは比較的値がついていました。
買い取り額が2000円とか3000円とかそういったものが複数あります。ざっくり見積もって10万円くらいになるんじゃないでしょうか。実家に置いといてもタンスの肥やしにしかなりません。万が一明日交通事故で死んだ場合、このソフトの処理を親族に任せなければなりません。ゴミとして捨てることも考えたんですが、ゴミも売れば宝になるんです。
自分にとっては1円の価値もない代物ですが、人によっては喉から手が出るほど欲しいという方もいるでしょう。
であれば売っちゃいましょう。
というわけでたどり着いたのは中野です。秋葉原まで行く元気もなかったのと新宿に所用があり、新宿の近場でそれっぽいところと言えばこちらです。荷物が多いのとコロナがあったので車で中野に来ました。近場のコインパーキングに停めて早速査定します。
量が多いため少し時間がかかるとのこと。ざっくり見たところだいぶ年季が経っていて、汚れや傷が目立つためモノによっては査定できないものもあるそう。
確かに使用感があります。ケース無し、説明書無しのソフトも。またモノによってはソフトに名前が書いてあるものまでありました。もともとはゴミで捨てるつもりだったものです。値段がつけられないものに関しては破棄する形でお願いしました。
なんせ30年も放置されていたわけです。しかも手入れなど一切せずに段ボールに入れっぱなしで。当然劣化するでしょう。また当時は子供で雑に扱っていたのでしょう。そもそもほとんどが中古ソフト屋で購入したものばかり。箱もボロボロだしソフトも傷だらけなんでしょう。その辺は査定に響くのでしょうね。さすがに10万円は厳しそうですね。頑張っても1割の1万円くらいになればいいでしょうね。
査定に一時間かかるとのこと。そのため近くで食事を済ませます。
駐車場代が30分400円なので1時間半で1200円くらい。中野までの往復が45kmくらい。ガソリン代が420円くらい。
そしてラーメンが730円。合わせて2350円。1万円で売れれば今日の仕事は7650円。中野までの往復の運転、それに荷物の運び、あとは前日の荷物整理を考えると上出来な日当じゃないでしょうか。
しかも1万円は大分安く見積もっています。そこからプラスアルファがあればさらに日当が増えます。これは今日の夕飯は豪勢に特盛頼んで玉子もつけちゃう感じですね!
一時間後、いくらになるか期待を胸にお店に行きます。5万くらいだと嬉しいですね。高額取引となれば中野に来た甲斐があります。
こちらのゲーム機、申し訳ないですが値段がつけられません。
まぁそうでしょう。スーパーファミコンとかだいぶ年季入ってるし汚いし、箱もボロボロです。買い取っても売れるとも思えないですからね。ゴミとして捨ててもらって構いません。
それでゴミじゃないのはどれになるのでしょう??
全部ゴミではないんですが、全部こちらでは買取ができないです。
理由はぼろいから。ソフトの箱も年季が入っており、紙箱はボロボロです。そして中に入っているソフトもカセットの擦り傷が目立つようです。レトロゲームはコレクターの人たち向けのモノ。美品であればコレクションの価値はあるが、劣化が酷いものは買い手もつかないんだそう。売れない商品なので買えない商品。つまり全てゴミってことです。担当の方からは三国志3とか美品であれば15000円で買い取るんですけどねーと言われました。
「ウチでは買い取れないけど、他のところであれば買い取ってくれるかもしれない」と助言をいただき、持ち帰りを勧められましたが、全て処分してもらうことにしました。多分メルカリとかそういったところで売れば多少は売れるのでしょう。しかし持ち帰って写真撮ってネットにアップするのが面倒だし、それで売れなければゴミを持ち帰るだけです。それであればこのまま処分してもらうことにしました。つまり0円ということです。
買い取れません。と言いつつ実はそのあと店で販売するなんてのは中古屋の常套手段。
でもさすがにそんなアコギなことはしないでしょう。実際査定担当の人はモノの状態などしっかりと説明してくれましたし。ちゃんと処分してくれるのでしょう。
わざわざ中野までゴミ捨てに行っただけとなりました。しかも2350円かけて。1円の価値もないどころかマイナス資産となりました。ゴミを捨てるのもただじゃないし労力もかかります。全てまんだらけが請け負ってくれるんだからそれだけでもよかったです。
持っておけばいずれ価値が出るかもしれない?と持っていても劣化が酷ければそれはゴミです。とっとと捨てましょう。
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