山林生活

【目指せ!写真家】Adobe Stockで写真を売る生活

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昨年の緊急事態宣言が出ていたころ、勢いでミラーレスカメラを購入しました。
10万円の給付金も出たし、前々から欲しかったんです。購入したのはSONYのα7IIというカメラ。

ミラーレスカメラはSONYが良いらしいのでそれに倣って買うことにしました。
上位モデルのα7RIIと悩んだのですが、カメラを買うのは初めてだし、そもそも写真に興味を持てるかどうかが未知数だったため安いα7IIにしたわけです。

【目指せ!写真家】Adobe Stockで写真を売る生活
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昨年の緊急事態宣言が出ていたころ、勢いでミラーレスカメラを購入しました。 10万円の給付金も出たし、前々から欲

これがあればいろいろなところに行って撮影できるし、当サイトの画像も質が上がる!という考えがあったのですが、なかなか想像通りには進みませんでした。

「いくら良いカメラを持ってても利用する人の技術やセンスがゼロであれば意味がない。」

まさにこの通り。Rだろうが無印だろうが機器が高性能だとしても利用者の性能が低ければよい写真は撮れません。残念ながらカメラの何たるかを勉強したこともなく、これまで触ってきたカメラは携帯に付随するカメラか使い捨てカメラ、あとはビデオカメラくらい。きれいな写真を残すという考えではなく、あとで見返すために写していただけでした。そのため技術はゼロ。それに付け加えてセンスもないんだから良いものが撮れるはずがありません。では今からカメラ技術を学ぶかというと、それもメンドクサイ。

そしてカメラが重いというのが難点でした。
一眼レフよりもミラーレスの方が軽いようですがそれでも重い。またカメラで重要なのはレンズのようですが、複数レンズを持ち歩くとかなり重くなります。
これまで旅行に行くときはできる限り荷物を減らしてきました。日常でも財布を持たず、スマホ一台だけで生活するようになっています。そのような中で最低限でも1kg以上重くなるカメラ装備を持ち歩くのが嫌だったのです。

カメラを購入して半年ほどで「コレ、イラネ」という結論に至りました。カメラは箱の中にしまい、眼の入らないところに置いてあります。
でも、この度新たな道を拓くことになりました。

昨年末、成長戦略の主体である「30本の矢計画」というのを打ち出しました。

【目指せ!写真家】Adobe Stockで写真を売る生活
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昨年の緊急事態宣言が出ていたころ、勢いでミラーレスカメラを購入しました。 10万円の給付金も出たし、前々から欲

元々は3つの仕事を掛け持ちして生計を立てようと考えていたのですが、1つあたりの稼ぎが少ないため仕事の種類を10倍の30種類にすれば良いのではないか!と結論に至りました。先日4本目の仕事「古物商」を見つけました(見つけただけで何もしてません)。そして今回も新たな仕事を発掘したわけです。

オレは日本一のフォトグラファーを目指す!

手元にカメラがある。エントリーモデルとはいえ結構な値段のするカメラ。一応それなりの性能があるわけです。このカメラを使えば、収入確保が出来るんじゃないかと思ったわけです。
当然素人が明日からプロになれるわけがないです。写真家は技術や才能だけでなく芸術家同様に人とのつながりが必要なのでしょう。仮に才能があったとしてもつながりが無ければ埋もれてしまうだけです。
別にスゲー写真家を目指すわけではありません。またそれ一本で暮らすわけでもありません。15000円。一カ月15000円稼げれば良いわけです。
つまり撮った写真を誰かに買ってもらえばいい。そう、写真素材として売れる形です。

これまでホームページを作ったり、パンフレットを作ったり、そういった仕事にも従事してきました。その際に写真素材が必要となります。街並みや風景だけでなく人物素材など、そういった素材は自分で撮るのではなく売っているものを購入していました。

昔はウェブ用の素材集CD-ROMを買っていました。1000種類ぐらいの写真が入っていて5000円とか10000円とかそれくらいの値段です。大半がゴミ素材、使えるのは1割以下ですがその写真が必要なため電機量販店で買っていたんです。

これ、写真素材なんですが、使いどころあります??

このような写真をお金払って買っていたんです。でも最近はネットで一枚単位で売られるようになりました。そして企業ではなく個人が販売しているところもあるのです。
個人が撮影したものをECショッピングモールで販売しているんです。これだったら私も売れるんじゃないか!?というわけで登録してみました。

個人で撮影した写真素材販売サイト、ストックフォトサイトは複数あります。日本国内でも多くあります。ここで考えました。

こちらは素人。プロもいる中でまともに戦えるはずがない。

カメラに数回しか触ったことが無い人間が日常的にカメラを利用してる人に勝てるはずがありません。そのためカメラ技術ではなく別の売り方を考えなければなりません。そんなわけで日本国内限定のサイトではなく海外を視野に入れたところを選びました。

日本だと1億2000万人ですが、世界だと61憶3000万人。60倍の差があるわけです。日本で250円だとしても世界にはばたけば15000円を確保できるってわけです。市場が広ければ奇特な人も多くなるでしょう。
それと国内限定にしなかったのは撮影場所が主に日本国内になるからです。旅行に行ければ旅先で撮影できますが、今のこの状態だと海外に行けません。そうなると東京や関東がメイン、日本国内で撮影したものとなります。日本人に対して日本の風景を売るより、外国にいる日本大好き外国人の方が買う可能性が高まると思ったわけです。そのため外国人も利用しているAdobeStockを利用することにしました。

Adobeにはこれまで何十万という金を落としています。必要ないのに「これ持ってたらプロの仲間入り」になれるのでillustratorを買ったりしていました。Adobeさんには色々な意味でお世話になっています。こちらを選んだ理由はAdobeのアカウントがあればそれを紐づけするだけで開設が可能だったからです。Adobeには名前だけでなく住所も知られている間柄です。写真を売るということは収益を得るわけです。登録するのに一定の審査があるようですが、アカウントをすでに持っていたのですぐに登録ができました。

登録名にニックネームがつけられるので「山林生活」と命名。苗字は「山林」、名前は「生活」。おもにAdobeからは「山林」と呼ばれています。

またアカウントを作った際に気が早いですが税書類の提出もしておきます。

Adobeはアメリカの会社のため支払う報酬にはアメリカの税28%が源泉徴収で引かれます。こちらは日本在住なのでそれを拒否する書類を提出しなければなりません。日本とアメリカでは租税条約を交わしており「W8-BEN」という書類に必要事項を書き込んで提出すれば完了です。

そして売るためには写真をAdobeのサイトにアップロードしなければなりません。もちろんなんでも写真をアップできるわけではありません。例えば著作権侵害の写真は当然だめです。千葉のネズミが写ってればその時点でアウトでしょう。このあたりはAdobeのサイトに書いてあります。また質の悪い画像は採用されないんだそう。
確かに売られている画像は解像度も高くきれいなモノばかりです。でも著作権侵害という点では怪しいものもちらほら。例えば新宿のゴールデン街。撮影主は外国人ですが、あそこは私道で撮影禁止、撮影をするためには許可が必要で当然撮ったものを売りに出すなんてことはダメなはずですが、堂々と「ゴールデン街」で売られていました。審査をするといってもAIで弾いたりするだけでそこまで詳しく精査しないのでしょう。

というわけでこちらの写真をまずは様子見で出してみました。歌舞伎町の裏路地です。
こういうの外国人好きそうじゃないですか。こういうヤツをどんどんアップロードしていけば15000円も余裕で稼げるはずです!

不採用。全然認識が甘かった。

色々調べたところ、照度やホワイトバランス、あとはピントやボケ味などが不完全なモノに関しては採用されないんだそう。ネットでは比較的緩く、審査もスムーズって書いてありました。確かに審査は3日程度でしたが全然緩くありませんでした。

気を改めこちらの写真を審査。
如何にも日本の飲み屋街って感じ。漢字にカタカナが乱立し、ごちゃごちゃしてる感じ。雑多な街の雰囲気が出ています。

でもこちらも不採用。原因は知的財産権の侵害。

基本的に看板や文字には知的財産権が含まれるおそれがあるとのこと。ストックフォトは商用利用に使われます。ウェブサイトだけでなくパンフレットとか商品パッケージにも使用されるわけです。そのため文字や看板は全部アウトのようです。

こちらも看板が小さいですが知的財産権の侵害に当たります。
AdobeStockでは商用だけでなく非商用での写真販売もできるようです。非商用であれば看板が映っていても審査が通るのでしょう。しかし現段階ではその販売ができません。非商用で売るためには一定の実績をふみ、ランクアップしなければダメなんだとか。つまり今はクソみたいな画像を売っていくしかないです。

こちらの写真は「アドビが求める美しさまたは商業的なアピールが足りない」とのこと。旨そうに見えるんですが...。

何点か審査通りましたが、いらない素材ばかりです。肉とか焼けてねーし。でもこれが足掛かりの第一歩です。踏み出してみなければわかりません。売ろうとしなければ売れません。どうにか買ってもらえるよう願うばかりです。

ストックフォトはAdobe以外にも複数あります。こういったサイトで写真を売っている人は複数のサイトに登録しています。間口を広げるってことですね。まずはAdobeで様子を見て可能性があるようであれば間口を広げていきたいと思います。

このように、写真を売ることになりました。30本のうちの5本目の矢。これであれば海外からもアップロードして売れます。ということは旅行の際はカメラ持ち歩かなければならないというわけですね。結局荷物が増えますが、出先でも稼げるかもしれない方法の一つです。絶景を皆様にお見せできるよう精進したいと思います。

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