NFTアートで稼げ!商業書家への道
これまでブログのロゴはふみゴシックで書いてその上にフリーの烏のシルエットを載せてました。
2016年からずっとこのロゴだったのですが、この度一新しました。変えた理由は山林を手放したってのも一つですが、今後「山林生活」を世にはばたかせるためには、著作権に縛られない形を取りたかったからです。
ふみゴシックは購入して使用しています。そのため使用権は認められています。ただ使用できる範囲は決まっておりウェブフォントとして利用するのは問題ありませんがポストカードやカレンダー、書籍などで使用するのは不可です。基本的にWebフォントはネット上で利用するためのフォントであり、印刷はNGっていうのが多いんです。もしこの先「山林生活ステッカー」とか「山林生活Tシャツ」を作るとなった場合、それが足枷となるんです。せっかくブランドロゴが定着したのに著作権の問題で使用ができないってのはもったいないです。それであればちゃんとロゴを作ろうと思ったのです。
最近ではクラウドワークスやココナラといった現代版のギルドが存在しており、プロに頼みやすい土壌ができています。そのため金さえ払えばロゴ制作もできるわけです。昔と違って安くできるってのもいいですね。しかしながら間口が広がったってことは素人に毛が生えた程度のゴミが散らかっているのです。とくにロゴ制作はスキルで測れないところがあります。金をかけてクソみたいなロゴを作ってもらうくらいならば、自作をするのが一番なんじゃないでしょうか。
ってわけで自作することになったわけです。しかし自作をするとしても絵心の無い私にロゴなんて作れるわけがありません。ただ私は子供の頃書道を習っていました。子供の頃、字を書くのが大っ嫌いだったんです。書道教室は毎週火曜日にあったのですが、その火曜日が毎週憂鬱でした。でも5年間だましだまし通い続け、一応段持ちにはなれたのです。ちなみに後から入ってきた友人には2年程度で抜かれました。
曲がりなりにも書を嗜み、書の道を歩んだ身。それであれば筆を使ってロゴを書くべきかと。
実家には子供の頃に使った書道用具がありました。筆、硯、墨、文鎮、下敷き。大分古いため使えないものがあります。
墨は古いため新調します。あとは半紙ですが今は100円ショップで手に入るんですね。案外書道って気軽に始められるようです。
早速文字を書き始めるも問題が発生しました。筆は30年以上前のもの。筆に寿命は一年程度、しっかりと手入れをすれば10年ほど持つそうですが、手入れをせずに30年放置されていたわけです。そもそも子供の頃に使っていた安い筆。これは新調しなければなりませんね。
ってことで新宿にやってきました。文具といえば世界堂でしょう。ここであれば大概の美術用品が手に入ります。
毛筆には種類が結構あってナイロン製のものや獣の毛を使ってるもの、獣の種類も馬や狸、羊など種類が色々あります。馬の毛は硬く、羊の毛は柔らかい.書く文字によって筆を変えるのでしょうね。これまでそんなの意識してきませんでした。
今回購入した筆は小筆も含め三本買いました。
墨運堂の飛翔(5号筆)でこちらは馬の毛を使用しています。細かい字を書くのにちょうどよさそうです。
もう一つはあかしやの青柳(7号筆)で、こちらは羊毛を使っているため馬毛よりも柔らかく広がっています。書初めなどに使用するんだそう。今回はロゴ制作なのでそれっぽい感じで書けるこちらの筆がよさそうです。私は清書は苦手ですがそれっぽく書くのには長けているはずです。
ってわけでできたのがこちらのロゴです。半紙に一文字ずつ書き、乾かしてスキャナーで読み取り、フォトショップで黒字だけ取り出し、イラストレーターでベジェ曲線に変換。色を変えました。
安い半紙を使ったので乾くと和紙がぐちゃぐちゃになるのでノイズ消しが苦労しましたが一応ロゴっぽくなったんじゃないでしょうか。これなら私自身が書いたのでこの文字の権利者は私となります。
一文字ずつ書いたので「流れ」がありません。
「山」と「生」は雰囲気が出てるのですが「林」と「活」がいまいちなんですよね。デザイナー的な言い方をすれば「山の中に生える木のイメージが出てないし、文字が生きていない」ってところでしょうか。「林」の字は幹を太くもっと広がるような字にすべきですね。「活」は内側から破裂するような字にしたいです。これに関しては後々修正していきます。
半紙に100枚くらい書いたのですがなかなか良い字にたどり着きませんでした。でも久しぶりに文字を書くとなんかいいですね。昔は書道教室が嫌いでしたが、自由に字を書くってのはいいもんです。一応書の知識はありますが所詮は小学校の頃に習っただけ。そのため書道家にはなれないでしょう。でも、商業書家としてであればどうにかならないでしょうか。日本や中国など書道に精通する国だと太刀打ちできませんが、書道が浸透していない国であればこのきったねー字でもどうにかなりそうな気がします。
外国人向けにすれば私の入る隙はありそうな気がします。適当な文字書いてNFTアートにすればどうにかできそうな予感です。
もしくは駅前で「私の書道」ってボードを首にぶら下げて、声をかけてくる人に文字を提供する。これは新たな商売の芽になるんじゃないでしょうか。
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久しぶりに仕事が一つ増えました。