山林生活

山林生活今年の抱負は「悟りをひらく」に決定しました

山林生活今年の抱負は「悟りをひらく」に決定しました

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新年あけましておめでとうございます。

本年の抱負は「今年から本気出す」に決定しました。昨年も似たような話をしていたと思います。まだ二割くらい。昨年は二割くらいしか本気出してないんです。オレはまだ本気出してないだけ。そというわけで今年はちゃんと本気で取り組もうと考えています(考えています)。絶対に今年は飛躍の年となるでしょう。

飛躍の年として実際に開始していることがあります。
実は昨年末よりお酒を控えております。控えているというより飲んでいません。山林から戻り友人と飲みに行きました。普段通り飲んで帰ったのですが、ふと思ったのです。

酒ってそこまでうまいものなんだろうか?

たしかにおいしいお酒は存在します。うまいと思った酒もありました。しかしいわゆる居酒屋で提供される酒が驚くほどうまいかというとそうではないのです。まずくはないんです。おいしいと思うこともあるでしょう。でもうまくてまた飲みたいという感じになりません。
所詮は酔うためのもの。そうなんです。酔うために飲んでいるので味なんか別にどうでもよいのです。一杯目はおいしいものを飲んだとしても、二杯目三杯目はアルコールであればなんでもよいのでしょう。甲類焼酎にレモン絞って炭酸で割るだけでよいのでしょう。
これまでそれを飲んできたわけです。
料理に合う酒を飲むという考えもあるのでしょうが、「食べ物をゴージャスにするのは酒に対して失礼」という考えが根底にあります。主役は酒なわけなので、わき役は質素なものがよい。飲み屋に行くとこの考えが働き、大した食事もせずに飲み続けてしまうのです。

人生で一番飲んでいた時期は20代後半、川崎駅近くに住んでいたころの話です。あの頃は色々とあれていた時期です。お酒を飲まない日はないなんて言葉がありますが、あの頃は「お酒を飲んでいない時」はないという状態でした。
朝起きたら昨日残していた焼酎で喉を潤し、駅前の立ち飲み屋でブランチを取ります。周りは競輪競馬客だらけ。その中でサトイモの煮っころがしをアテに酒を飲みます。一度帰宅して昼寝。そして夕方は居酒屋で夜食。日付が変わるころ屋台に立ち寄りホームレスと一緒に飲む。そして帰ったら安い焼酎で晩酌をする。飲んでいる間に気が付けば寝ていて、翌朝前日と同じように余った焼酎で喉を潤す。
こんな日常を過ごしていたのです。毎日酒を飲んでいたのでお金がかかる。そんなわけでいかに安く酔うかをモットーに安酒ばかり飲んでいました。最初はいいちことか二階堂だったのですが、それらは高級酒のうちの一つ。いつからかホワイトリカーや大五郎に。日本酒ではない合成清酒もラインナップに入っていたのです。ホワイトリカーを麦茶と炭酸で割ってビールとしても飲んでいました。ホッピーすら飲まないんです。そんな生活を二年程繰り返していたのです。
その後は多少落ち着きましたが、それでもほぼ毎晩酒を飲んでいました。体調を崩したときや車の移動で飲まない日もまぁありましたがそんなのは指で数える程度。休肝日というのはありませんでした。医者に指摘された後も特に休肝日を入れることなく過ごしていたのですが、ここにきて酒飲まなくてもいいんじゃないか?という気持ちになりました。

酒を飲むと楽しい気分になります。飲み屋の姉ちゃんと話すのも酒があるから話せるのでしょう。でも酒を飲まなければ楽しめない環境なら別に無理して楽しまなくてもよいんじゃないか?そして酒飲めなければ姉ちゃんのいる店が楽しくないなら行かなきゃいいんじゃないか?という考えとなったわけです。

飲む量、飲む回数を減らすのではなく、いっそのこと飲まない選択をしたのです。

しかし社会生活を営んでいる以上、全く飲みませんというのは難しいです。大人の付き合いがあれば飲む機会もあるでしょう。下戸だと知られていれば飲ませないんだと思いますが、これまで大酒飲みだったわけです。肝臓の数値が望ましくないとはいえ断酒するほどでもない。そのような状況で酒を一滴も飲まないなんて豪語すれば、「コイツ、東南アジア行ってどこかに入信したんじゃないか?」と思われるおそれもあるわけです。そのため一切飲まないというわけではありません。付き合いがあれば飲むし、おいしそうな酒であれば付き合い関係なく飲みます。

年末といえば忘年会の時期です。それにもかかわらず酒を飲まない宣言をしてから一滴も飲んでいないということは、そういうことなのです。忘年会が無ければ新年会もないわけです。社会の枠組みから外れているから酒を飲まなくてもどうにかなるというわけです。

男のたしなみというのは「飲む」「打つ」「買う」です。これをしなけりゃ男じゃない。生きる活力であり生きる意味でもあります。
しかし私は20代前半にして博打はやらなくなりました。パチンコも競馬も麻雀も足を洗ったのです。パチンコ屋なんてもう何年も行っておらず、昨年カジノに遊び半分(残りの半分は本気)で行ったくらい。競馬とマージャンは学生時代に引退しました。「打つ」を早々に引退した後は「買う」も体力的な問題でその手の店から足が遠のいております。店の前まではいくものの金払ってどうにかしたいという気持ちにもなれません。そんなわけなので抜刀することもないのでしょう。そして昨年の春にタバコを飲むのを辞め、年末には酒を飲むのもやめたわけです。男の欲望を全て捨てたわけです。生きる意味であったものを全て捨てたわけです。

これって、聖人。ほぼ神みたいなもんじゃないでしょうか?

とはいうものの、ギャンブルは嫌いではなくそしてタバコも葉巻を吸うことがあります。酒もやめたわけではなく、そして気が乗ればそういった店にも立ち寄るのでしょう。「買う」のだって医学の進歩によりどうにかできるわけです。

今のところお酒は飲んでいません。今後もこの考えで行きたいと思います。ただ状況とかで飲むこともあるでしょう。例えば新商品のお酒が出たり、滅多にお目にかかれないお酒を飲める機会があったり、旅先でその日過ごした思い出に乾杯したり。家や山林では基本的には飲まないようにするという感じです。
宅飲みをやめれば肝臓の数値もよくなるんじゃないでしょうか。これで全然数値がよくならないということは、もう肝臓の機能は停止しているか、そのほかの問題で数値が上がっているかです。もし数値が下がらないのであれば盛大に飲みたいと思います。

今年もよろしくお願いいたします。

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