山林生活

小屋は囲炉裏よりもストーブ。ストーブでもつ鍋!

小屋は囲炉裏よりもストーブ。ストーブでもつ鍋!

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今年初の山林生活です。
寒いのが苦手な私にとっては、この1月と2月は辛い時期です。でもこの時期は虫がでないのと、外の作業をしていても汗をかきません。夏場に比べれば作業はしやすい環境なのでしょう。

でもこんな感じで雪?霜は残ったままです。

寒いこの時期をどのように乗り越えていくか。
昨年、ある程度小屋の改修がすすみ、小屋で寝泊まりできるようになりました。木の床の上に薄い寝袋を敷いて寝ているためゴツゴツしていて快適ではありませんが、車の中で寝るよりは安定していてちゃんと寝れます。しかし車同様に外気の影響をもろに受けます。夏は暑く、冬は寒いんです。
夏の暑さは山林ってこともあり夜は涼しく寝れます。でも冬の寒さは尋常じゃないです。房総半島なのでそこまで気温は下がりませんが、それでも寒い。そんなわけで暖をとるために囲炉裏で炭を燃やすのですが、これが厄介なんです。

部屋を暖めるために窓を閉めて炭を燃やすと、一時間後には一酸化炭素濃度が高くなって警報機が鳴ります。

どうやら炭は一酸化炭素が出やすいらしいんです。そんなわけで窓を閉めることが出来ず、窓を開けたまま炭を燃します。囲炉裏のそばは暖かいのですが、窓は全開なので部屋は暖かくなりません。外にいるのと一緒。これでは寒くて寝られないんです。

そして寒さと同様に問題なのが匂いです。

着ているもの全てが燻されて炭の匂いに。寝袋も臭くなります。さらにはタブレットも煙い臭いがついてしまいました。
煙い服のまま車に乗るため車も臭くなります。

この煙臭いのが、たまに行くキャンプであればそれも楽しさの一つなのでしょう。でもここで暮らすとなれば、出来れば臭くない方がよいです。そんな悩みを解消するため、こちらを買いました。

石油ストーブです。これ、買ってきました。
石油ストーブの良し悪しとかわからなかったんで、展示品限りの安いやつを購入しました。

醤油ちゅるちゅるを使うのは久しぶりです。
石油ストーブを使うのも久しぶり。最近の賃貸マンションやアパートは石油ストーブが禁止のところばかりですからね。そんなわけで灯油を買うのも久しぶりです。
灯油って18Lで1000円くらいだったと思うんですが、現在2000円近い金額になってます。ガソリン同様にかなり値上がりしてます。でも高いといっても炭に比べると灯油の方が安くて経済的です。

18Lのポリタンクを買いたかったのですが売っていなかったので10Lのやつを購入しました。ちなみに4日間使用しましたが灯油は足りました。一日200円くらいってところでしょうか。

窓を閉め切って使用していましたが、一酸化炭素警報機は作動しません。窓を閉め切っているといっても天窓は空いてますからね。気密性はそんなに高くないので、これならば夜寝ているときに使用しても問題なさそうです。

そして石油ストーブの醍醐味といえば調理が出来ることです。ストーブの上に置いとくだけで焼けるんです。炭火で焼くのもいいけど、こっちの方が楽チンです。

あと、米よりも餅の方が楽ってことが分かりました。お米の場合、水加減や火加減を気にしなければなりません。また米を炊いた容器を洗うのも結構手間です。でも餅の場合はストーブの上にのっけるだけで完成します。最近のお餅は個別包装になっています。常温保存もでき、保存期間も一年以上持ちます。封をあけた一年前の米を喰うよりも、餅の方が新鮮に食べられるんです。米炊く前に浸水とかそういった作業が不要。ストーブの上に置くだけでいいんだからこれの方がいいですよね。

満足感もあるし、こんな感じでスープと一緒に食べるのも合います。ご飯に醤油だけ垂らして食べるのは貧乏くさいですが、餅に醤油をかけるだけで一つの料理になります。また主食だけでなくおやつにもなります。餡子を買ってくればお汁粉やぜんざいにできます。そんなことしなくても砂糖ぶっかけるだけでスイーツになるんです。

そしてやっぱり、石油ストーブの調理といえば、鍋でしょう。

調理をするのが面倒なんで、ボイルされた豚モツとキャベツ(ネギは使いませんでした)でもつ鍋を作ります。

水を入れた食べの中にモツをぶち込んで、キャベツは手でちぎって入れる。鍋の素と味噌を入れて蓋をして煮込むだけ。

すき焼きとか焼肉とかやっていたけど、やっぱり寒い時期は鍋に限ります。適当にちぎって鍋にぶち込むだけで作れるのは楽でいいですね。肉を別の部位に変えれば違う鍋にできます。

モツの量は半分で良かったな。反対にキャベツの量をもっと増やしたいですね
一応電気は通っているので冷蔵庫を買えば食材は保管できます。でも冷蔵庫を買うのはちょっと違うんですよね。
この時期であれば日影に置いとくだけで保冷できますので自然の力を上手く使っていくのがよいのでしょう。

電気ストーブを買ったことで山林滞在がかなりストレスがなくなりました。寒くなく寝れるのは小屋暮らしを快適に過ごす上で重要なことのようです。

それと、電気ストーブを購入した時に梱包に使われていたプチプチなんですが、これ、かなり暖かいです。床がゴツゴツしないんで寝心地もよいんです。地味ですがこれがあるのとないのとでは全然違います。

つまり、これはあれですね。小屋の中心にある囲炉裏。不要ってわけですね。次回は囲炉裏に蓋をする作業に移ろうと思います。

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