来年の収穫に向けて、ニンニク生産再チャレンジ
山林にいます。前回の滞在からそこまで期間をあけてません。
本日の滞在目的は前回の滞在時にできなかったニンニクを植えるのと外壁塗装です。
前回はタイの旅行から帰ってきて山林に行きニンニクを収穫。その後真夏の期間は一切山林には近寄らなかったため山林は雑草だらけとなっていました。
いつもであれば敷地内に車を停めるのですが、車が入るスペースすらなく、その処理に一日費やしてしまったのです。草刈り機を動かそうとするも全然動かしていなかったためエンジンがかからず、手作業で草を刈るも全然進まず。それで疲れ果ててしまい、除草剤をまき雑草処理だけして帰ってきました。
前回滞在時の除草により今回は問題ありませんでした。除草剤の効果もばっちり効いてるようだし、今年はこれで問題ないでしょう。かつては「除草剤身体にヨクナイ、村長言ッテタ」とかほざいていましたが、やっぱりグリホサートです。発がん性物質と言われるだけあって効果抜群です。撒いたところはちゃんと枯れてるんです。ベトナム戦争で使われたやつと同じ成分って聞くとなんかヤバそうですが、まぁ子供を産む機会もなさそうなんでこれからも除草剤は使っていきます。
次に除草対策をするのは春前の3月頃でしょうか。次の除草対策は年間通して草刈り作業が不要になるくらい強力な雑草対策をしたいと思ってます。
さて、ニンニクを植えていきます。
こちらは畑の部分です。前回の滞在は畑はノータッチでした。そのため荒れ放題となっています。畑の8割ほどは除草シートをかぶせてありますが、残りの2割の場所から雑草が伸びて全面に広がっています。また除草シートを突き破って雑草が生えているところも。耕せど耕せどどこかしらから種が飛んでくるんです。以前はカラスノエンドウってやつが大量発生していましたが、今はコセンダングサってやつが大量発生しています。いわゆるひっつき虫と呼ばれるやつです。おそらく広範囲にコイツが育っているのは、主に私が運び屋として種を運んでいたのでしょう。服に着いた種をその辺で払い落としてました。その結果が大量発生につながったようです。来年もこいつらに汚染されそうですね。コセンダングサを壊滅するためには種を宿す前に抜いてくしかないのでしょう。あとは除草剤の力を借りる感じでしょうか。でも畑には除草剤が撒けないので雑草は手で刈る形となります。狭い畑とはいえ結構大変そうです。雑草を刈るのは冬場の枯れた時期に。そして耕して来年三月に何か植えられるようにしたいです。
今回はニンニクだけを植えるので、植えるか所だけ除草します。そのため畳一枚分のところの除草をしていきます。こちらもコセンダングサが元気に育ってます。
半日かかりましたがなんとか除草が済みました。この広さで半日かかるので畑全面の草刈りはかなりヤバそうですね。しかもこの場所は一応昨年もニンニクを植えてます。ニンニクは根が伸びるため土が柔らかくなるので雑草が生えても抜きやすいんだそう。今から他の畑の手入れが憂鬱になります。
どちらにせよ雑草も抜けて畑も耕したのでニンニクが植えられるようになりました。
一般的に前年作物を植えた場所は休耕地にするか別の作物を植えるのがセオリーです。その理由は連作障害があるから。作物を育てるには様々な栄養素が必要ですが、育てる作物の種類によってリンを多めに消費する作物、チッソが好きな作物といった具合に作物ごとに消費する栄養素が変わります。当然同じ作物を植えていれば消費する栄養素が偏るわけです。それにより土に栄養素がなくなり、病気がちとなったり育たなくなるんだとか。それが連作障害ってもの。そのため一度畑を休ませて栄養バランスを整えたり、別の作物を植えてバランスを整えるのが良いんだそう。
でもニンニクは同じ場所に植えても問題ないようです。連作障害の少ない作物なんだとか。そもそもニンニクは肥料を大量に使います。とくに偏りながないのでしょう。そんなわけで昨年収穫し損ねたニンニクが育っていました。
まぁ全く連作障害がないってわけではなさそうなので、この場所にニンニクを植えるのは今季までとします。次回以降は別の場所にニンニク畑を作ります。
翌日、とりあえず手元にあったニンニクを植えました。昨年収穫して干しといたやつです。いわゆるジャンボニンニクと呼ばれる種類のやつを植えました。前回は大量にニンニクを植えたため、植える間隔がかなり狭かったですが、今年は少ない量でちゃんとしたニンニクが育つようにしたいです。如何せん前回は9割死滅してましたからね。今回は旅行に行かず、ちゃんと手入れをします。以後は肥料を定期的に上げ、来年の6月に収穫でしょうか。来年が待ち遠しいです
これは今年の収穫で放置されていたニンニクが育っているやつ。来年の夏前にニンニクパーティーができることを願っています。