【インド旅行はどうなの?】インド行って価値観変ってみた件
バックパッカーの聖地「インド」
インドに行くと価値観変わる。
インドはこれまで行った国とは違う。
インドはまた行きたい国。
旅行好きの人から良く聞く言葉です。
でもそんな風に言われたら行かないわけにはいきません。散々期待値を上げられたんです。ってわけでインドを目指しちゃったんです。
インド行って価値観変ったってやつ。
私もしてみたい!

そんな気持ちでインドに行きました。
結論からお伝えすると ある意味価値観は変わりました。でもインドはそこまでハマりませんでした。
私はこれまで東南アジアを主に旅をしてきました。東アジアと東南アジアで行ってない国は韓国、モンゴル、東ティモール、ブルネイです。それと北朝鮮もまだ行ってませんでした。まだというか北朝鮮は行けるかどうかも怪しい国。北朝鮮は、いつか挑戦してみます。
結構アジアを巡っています。
でもアジア圏から出てないんです。そうなると次に行くべき旅行先はヨーロッパか?アメリカか?それともアフリカか?
アフリカは凄い気になります!
でも飛行機代を考えるとちょっと厳しいため色々考えインドに行くことにしました。
結局アジア。
でもこれは人類にとって小さな一歩だが、私にとっては偉大な一歩。
同じアジアだけど南アジアに行くんです。
飛行機代は6万円。乗継便の方が少し安いですが空港までの移動費や乗換の待ち時間を考え羽田から出てるデリー行きの直行便にしました。あとで知ったんですが南アフリカまでは片道7万円で行けるそうです。
インド行くのと大差なかった!

9時間のフライト。
窓から見えるのがヒマラヤ山脈なんだとか。
山林生活ってチャンネル名だけど山にはそこまで興味持てなかったな。やっぱ山は寒いし危ないですからね。山よりも歓楽街にいる方が楽しいです。歓楽街は別の危険がありそう。
インドは20日間ほど滞在しました。デリーに数日滞在しその後アグラとバラナシへ。最終的にコルカタから帰る形となりました。インドは物価が日本より安く食事や宿代は切り詰めればかなり節約できます。移動も公共交通機関は安いです。そのため今でも格安旅行ができる国です。そういった意味では魅力的な国ですが空気が悪すぎなんです。
中国の北京、フィリピンマニラ、それにベトナムとバンコク。けっこう空気の悪い都市は巡ってきましたがデリーの空気は一番悪すぎます。
日本は光化学スモッグ量が一定の基準に達すると光化学スモッグ警報が発令されます。AQI数値を基準とした場合150を超えたら警報が発令されるんだとか。インドだと150は空気がキレイな方なんです。滞在時150を下回ったことがありませんでした。
AQI数値の上限は500なんですが300前後がデフォ。600以上の日も連日あり 999になったことも。外を歩くと息しづらいし 部屋の中も息しづらい。マスクは半日で黒ずんでくるしマスクしているのに鼻の中は真っ黒。
デリーの空気汚染のレベルは一日50本くらいのタバコを吸うのと同じなんだとか。
かつてはそれくらい吸ってた時期がありましたが紙巻きたばこをやめてから10年。耐性が無いからか気管支炎になりました。それだけ空気が悪かったのです。
インドが嫌になった理由の一番はコレです。
それとうんこ落ちてる量が多すぎるのもしんどかった。私の訪れていた地域の問題もあったのでしょうがうんこを避けて通ることが困難なんです。一日外に出ていると確実にうんこ踏む。そしてうんこ踏んだままホテルに戻るんです。部屋の中でも靴を脱がない。そうなると部屋はウンコだらけになります。途上国なので衛生的ではないのは知ってましたがこの路上にいっぱいウンコ転がってるの。これもインドが好きになれない部分です。
私はフィリピンやタイのスラムにも行きましたがうんこはそこまでなかった(あるにはある)。野犬がいるのでフンが道端にあるんです。
でも人のソレは少なかった(あるにはある)。
トイレが少ないのが理由ってことですがそれだけじゃない気がするんです。

もう一つインドの嫌な部分は人が多いことです。どこにいってもインド人だらけなんです。人口は日本の12倍ですが国土の広さは9倍です。単純に人口密度はインドの方が高いんです。しかも多くが都市部に住んでいるんです。そのため人が多すぎるんです。どこに行っても人混みだらけ。それがスゲー疲れるんです。

バラナシに行ったときはマジで苦痛でした。ずっとお祭り状態で人混みだらけ。人が多すぎて身動きが取れない状態だったのです。本当はバラナシに数日滞在するつもりでした。どこに行くにもこの人混みに行かなきゃならない。もう、インドいいかなって思った瞬間でした。
別にインドは悪くないしインド人もいい人ばかりです。なんかインド人って親しい感じで接してくるし基本的に優しい人ばかり。詐欺師や頭のおかしい人もいたけどそんなのは日本でもいます。
また飯が安い。
そして安いだけじゃなく美味いのもポイントです。

香辛料たっぷり料理ばかりなので苦手な人もいるかもしれませんがどれも美味しく食べられるものばかり。

少ないおかずで炭水化物を食べる感じは日本食に通ずるものがあり親近感が持てました。
ホテル代も安めなのでそこも好印象です。でも空気が汚いウンコだらけで人混みだらけ。これが受け入れられなかった。
大気汚染に関しては政府も頭を抱えているようで一応対策はしているようです。かつては中国北京の大気汚染が酷かったですが北京はだいぶマシになりました。インドも将来的には空気がキレイになるはずです。
人の多さは、立ち寄り先を変えればよいのでしょう。観光地では無いところに行けばたぶん問題ない。

あとはうんこでしょうか。
タイバンコクでは2010年頃まで。都市部には野犬がいましが 現在は見かけないです。動物は対処できるはずです。
ってことはあとは人糞だけです。その人糞を街から消すのがけっこうな難易度です。もうこれはインド人の倫理観に委ねるしかありません。

うんちちゃんとトイレでできてエライエライ。
これができるようになればうんこ問題は解決です。ぜんぜん解決できそうな感じがしない!

さて価値観が変わったことに関してです。
私は今回のインド旅行で価値観が大きく変わりました。環境問題とか地球温暖化とかそういうの考えるようになっちゃったんです。
そのように考えた理由はインドのトイレです。

インドのトイレ、基本的に紙がないんです。
これに関してはインドに関わらずミャンマーでも紙がありませんでした。タイでも地方に行けば紙はないですし都市部でもトイレットペーパーは水に流せません。
トイレットペーパーで拭かないなんて前時代的。
トイレットペーパーがないのは文化的じゃない。
トイレットペーパーで拭いてこそ先進国。
先進国のトイレには紙があるのは一般的です。
でもインドはトイレには紙がないのが一般的です。
私は滞在時にホテルを転々としましたがトイレットペーパーがあったのは一軒だけでした。
紙がないためお尻は水で洗う。そして、不浄の手をつかう。インドでは水でお尻を洗うのが基本です。
手で拭くなんて汚い!人のすることじゃない!
でもこれ、一番正しい方法なんです。
日本でもウォシュレットがあります。現在の日本のウォシュレット普及率は8割。ほとんどの場所で使えるようになっています。
水で洗うと清潔を保てます。でもお尻は見れないため洗えてるかわかりません。
だからトイレットペーパーで拭きとります。
トイレットペーパーで拭きとる。
拭きとれてるか拭いた紙を確認する。
トイレットペーパーで拭きとる。
拭きとれてるか拭いた紙を確認する。
これ、何回繰り返せばキレイになっているのでしょうか。前々から思ってたんです。
お尻を紙で何度も拭き、拭いた紙を確認をする。ついてない、オーケー。でもついてないとしても 拭き残してないとは限らない。
本当にきれいに拭きとれているのか?
もしかしたら拭きとれてないのではないか?
その不安を抱えながらも答えが見つからないため
どこかしらで妥協して拭くのをやめるのです。
排便後のお尻拭く回数の平均は3回なんだとか。
もっと拭く人もいるようですが肛門を刺激するため3回が理想のようです。
実際にウォシュレットだけで全ては洗えてません。そのためおしりを拭くのですがそれもキレイになっているかは確認ができない。紙で拭くことがはたして文化的で先進的なのか?私はインドに行きそれに疑問を持ったのです。手で拭いた方がキレイになるんじゃないか?
視覚、聴覚、嗅覚、味覚、そして触覚。
人は五感を持っていますがそのなかでも触覚は得られる情報量が違います。人の指は繊細で圧力や柔らかさや温度の違いなど指から様々な情報を得ることができます。
すし職人は手先で魚の鮮度を感知するんだとか。輪島塗の職人は指先で擦って仕上げるそうです。このようにモノづくりには感覚を頼りにします。
用を足すこともモノづくりのひとつ。
それであれば感覚を研ぎ澄ませるべきです。
自分のお尻は見れないため視覚は頼りにならない。トイレの中にいるので嗅覚も頼りにできない。聴覚はあまり関係ないし味覚はスカトロ系の話になっちゃいます。唯一頼りにできるのが 触覚なのです。
その唯一頼りにできる触覚を日本人はトイレットペーパーで遮ってるのです。
君たちはトイレットペーパーを介してうんこが残ってるかどうかを判断できるのか?
できないんです。日本人は誰もできないんです。だからたまにパンツが汚れていることがあるのです。
あっやっぱりあの時拭けてなかったんだな。
こんな経験したことないでしょうか。私はインドに行き理解しました。不浄の手ならお尻をきれいに洗えるんです。
だってそうでしょ!
顔を洗うとき、水をかけて終わりにしますか?
手洗いするとき水をかけるだけですか?
両手で擦り洗いをするでしょう。ウォシュレットをした後に紙で拭くだけってのは手を濡らしてタオルで拭いたのと同じです。そんな洗い方をしていたら幼稚園生だって「おててはちゃんと洗おうね!」って怒られます。
君たちのやっていることは幼稚園生と同じです。
ちゃんとお尻は洗おうね!
もうこれからは紙を使わず手で拭く時代です。手で拭くから紙を必要としない。これって環境に良いんじゃないでしょうか。
そう、不浄の手はエコなのです。
世の中には環境問題や温暖化を訴える人がいます。
石油製品を使わない、カーボンニュートラル、持続可能な社会を目指せ。
このように訴えてる人がいますが 私は思うんです。
不浄の手じゃないやつ 全員環境問題を考えてない。左手が汚れていないやつに環境問題を語る資格はない。
だってお尻は手で拭けば紙はいらないじゃない!
日本人のトイレットペーパーの使用量は一年間で90ロール、約8kgなんだとか。ちなみに一本の木でできる紙の量は1トン。日本人が紙でお尻拭かなければ年間100万トン。つまり100万本の木が守られる計算です。
年間でたった8kgしか減らせません。
でもみんなが不浄の手になれば地球温暖化が改善するかもしれないんです。あなたのちょっとした気持ちさえ変われば地球が救えるかもしれないんです。
お尻を手で拭くのは抵抗感がある。
うんこさわるのは例え自分のでも尊厳が失われる。
手で肛門を触るのはM性感の店だけにしたい。
いろいろと悩むところはあるでしょう。
でもそれは悩むことではありません。
日本人は1憶2千万人。不浄の手の人は今は少ないでしょう。手で拭くってことはマイノリティ。紙で拭くのが当たり前。
でも、世界を見よ、世界を知れ、常識を疑え。
もしあなたがインド人の中にいれば、今のあなたはマイノリティーなんです。
だって14億人が不浄の手なんです。日本人が全員インド人になってもたった1割のマイノリティーなんです。
つまり左手の汚れていないあなたは大海を知らないカエルなんです。
気を揉むことはない。
何も不安になる必要はない。
ただお尻に手を当てるだけです。
指先に神経を集中してください。
そして紙を使わず手で触ってみてください。
そうすれば目で見えてなくともお尻が見えてくるはず。考えることはありません感じれるはずです。
これであなたもインド人の仲間入りです。
私はインド滞在中にインド人になりました。

もうこれは人生観が変わったはず。







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